キャプテンスタッグ パワーインクリーザー01

冬キャンプのような気温が低い環境でガスランタンを使っていると、だんだんと照度が落ちてしまう”ドロップダウン”と呼ばれる現象に悩まされることがしばしばあると思います。

ガスランタンの中で、このドロップダウンに比較的強いのがマイクロレギュレーターを搭載しているSOTOのST-260です。

僕はこのST-260を冬キャンプのテーブルランタンとしてよく使っていますが、特別寒い時には、この寒さに強いST-260をさらに寒さに強くするパワーインクリーザーという道具を同時に使うことがあります。

というわけで今回はこのキャプテンスタッグのパワーインクリーザーについて紹介しますね。

パワーインクリーザー05

スポンサーリンク

ドロップダウン防止に使える”パワーインクリーザー”とはどんな装置?

キャプテンスタッグのパワーインクリーザーの正式名称は”グニスパワーインクリーザー”です。

この道具の正体は一般的にパワーブースターと言われるもので、ランタンの燃焼部分の熱をカセットボンベに伝え温める働きをしてくれます。

ドロップダウン現象は液体のガスが気化する時に熱を奪うため、ガスボンベ自体の温度がどんどん下がり気化が進まなくなってしまうことによって起きるのですが、パワーブースターは燃焼熱の一部を温度の下がったボンベを温めることに使うことによりガスの気化を促進するものです。

これは家庭用のカセットコンロなどにもよく採用されている機構なので、珍しいものではなく昔からある技術です。

昔はOD缶用のパワーブースターが各アウトドアメーカーで売られていた時代もあったのですが、今はプロパンガスなどの気化しやすい気体を混ぜた寒冷地仕様のガスボンベを使うのが一般的になってしまいましたね。きっとパワーブースターは使い方を間違えると危険なため下火になったのだと思います。

パワーインクリーザー02

パワーインクリーザーの主な仕様

それでは、キャプテンスタッグのイグニスパワーインクリーザーの主な仕様をみていきましょう。

  • 製品サイズ:幅100×高さ195×厚さ28mm
  • 重量:255g
  • 材質(品質):セーフティーカバー:66ナイロン(耐熱温度200度)、ヒートプレート:アルミダイカスト、ヒートアーム:銅棒、アームヘッド:真鍮
  • 型番:M-8797
  • 原産国:日本

熱を伝える部材には熱伝導性の良いアルミや銅が使われている様です。形状で注目すべきはパワーインクリーザーのヒートアーム部の形状がクランク状に折れ曲がっている(90度×2か所)ことで、この曲げがあるおかげでいろんな製品に適用することが出来るのです。

僕はこのST-260以外にも、ST-330というSOTOのシングルガスバーナーにこのパワーインクリーザーを取り付けて使うことがありますよ。

ご興味のある方は、こちらの記事もどうぞ。

パワーインクリーザー03

スポンサーリンク

安全設計のパワーインクリーザー

イワタニの炉端大将といえば、今ではキャンプでポピュラーなグリルですが、僕は過去にこのイワタニの炉端大将の初代モデルを使っていました。

この古い炉端大将にはマグネットのついたパワーブースターを手でCB缶にペタッとくっつけて使う設計になっていたのですが、当然のようにこのパワーブースターは使用中に高温になっています。

炉端大将で網焼きをやっていて途中でCB缶のガスが無くなってしまった時、あまり考えずにガス缶を交換しようとこのパワーブースターを素手で取り外そうとして火傷をしてしまったことがあります。これってとても危険な構造だと思いました。

それに比べてパワーインクリーザーの本体はナイロンで覆われているので、間違って触ってしまっても火傷はしないような配慮があって好印象です。(でもヒートアームなどの金属部分にはくれぐれも素手で触らないようにしましょうね。)

ところで、パワーインクリーザーのCB缶への取り付け方は下の写真の様にカチンとはめ込むことによります。方法としてはとても簡単ですね。

パワーインクリーザー04

冬キャンプとST-260とパワーインクリーザー

冬キャンプでST-260を使っていて感じるのは、同じマイクロレギュレーター機能を備えているST-310やST-330のようなガスバーナーに比べドロップダウン現象が出にくいということです。

これはST-260が小型ランタンなので、そもそも時間当たりのガス消費量がバーナーに比べて小さいからということかもしれません。

ただ、ST-260でも3℃を下回るくらいになるとドロップダウンをしているのに気づくことがあります。

そんな時、このパワーインクリーザーを使ってやるとまたドロップダウンしにくくなるのです。

マイクロレギュレーター付きガスランタンにパワーインクリーザーをつけることで、僕の場合は高価な寒冷地仕様のCB缶を使わなくて済んでいるので(キャンプ地の気候にもよると思いますが)、冬でもひんぱんにキャンプをする僕にとっては強い味方です。

 メーカーの異なるSOTOのST-260とキャプテンスタッグのパワーインクリーザーを組み合わせて使っていますので、当然どちらのメーカーも推奨している使い方ではありません。同じ使い方をされる場合は、あくまでも自己責任で使用されるようお願いします。

パワーインクリーザー06

CAPTAIN STAGのイグニスパワーインクリーザーまとめ

以上、ST-260と相性の良いキャプテンスタッグのイグニスパワーインクリーザーのご紹介でした。

冬キャンプをされる方で燃料にCB缶を使われている方なら、取り付けられる器具は限られますが、このパワーインクリーザーを検討されるのも良いかなと思います。

もちろんすでに冬キャンプをやっていて寒冷地仕様のCB缶をたくさん使っている方や、ドロップダウンに悩まれている方ならば特におすすめのキャンプ道具です。

 

パワーインクリーザーとST-260

それでは、今回はこのへんで。

みなさん楽しいキャンプを!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事