寒くなると美味しい蒸し料理がキャンプでも出来る
冬になると、ホカホカの肉まんが食べたくなるパパーマンです。今回はキャンプで使うセイロのお話です。
目次
最近、キャンプに行くとセイロで蒸し料理を楽しむ機会が多いのですが、蒸し料理はセイロと鍋があれば手軽に作れてしまう料理で、とてもキャンプ向きだと思います。
そして蒸しているだけなので野菜や肉のうまみやビタミンが逃げず、食材にギュッと閉じこめられるせいだと思うのですが、とにかく食材の味が引きたって美味しいのですよ。蒸し料理って、こんなに美味しかったのかと作ってみて再発見したしだいです。
そんなわけで、最近ハマっているキャンプでセイロによる蒸し料理をみなさんにもオススメします。
僕の使っているソロキャンプ用のセイロを紹介
はじめに、現在使っているソロキャンプ用のセイロを紹介します。
したの写真のセイロは直径15cmと小型で、ちょうど肉まんを一つ蒸すのにぴったりなサイズです。セイロのサイズはいろいろとありますが、ソロキャンプならこのサイズがおすすめですよ。
パール金属 和の里 中華せいろ 15cm H-5712の主な仕様
- サイズ: (約)外径150×高さ95mm
- 重量: (約)170g
- 材質: 天然木・天然竹
パール金属 和の里 中華せいろ 15cm H-5712の細部を観察する
包装を開けると、こんな感じです。素材は天然の木と竹で出来ていて、木のいい香りがします。(たぶんこれは杉かな)
人によっては、このにおいが気になる方もいるかもしれませんが、使っているとにおいはだんだん消えていきますので、ご安心を。
においが気になる方は、はじめに使う前に「から蒸し」をするといくらか改善されます。から蒸しは食材をいれずに15分くらい蒸した後、水かぬるま湯で洗い日陰で干してやります。
フタをあけたところ。値段のわりに作りはとてもしっかりしていて、長く使えそうな感じがします。
ふたの裏側にも補強が入っています。取っ手は竹で編まれているのですが、裏側の補強に固定されているので丈夫そうですね。
セイロに合わせる鍋を決めよう
これからセイロを買おうと考えると、なんだかワクワクしませんか。
でもその前に、お湯を沸騰させる鍋をどうするか考えましょう。
現在お持ちの鍋やコッヘルを使用するなら、サイズを測っておきましょう。セイロは鍋より大きすぎると、コンロやバーナーの火で焦げてしまいますし、鍋より小さいと鍋の中にちゃぽんと落ちてしまいます。(#^.^#)
コッヘル以外にこんなものでも代用できる
ニトリで売っている人気のニトスキ(ニトリスキ)は、この15cmのセイロに寸法がちょうどあいます。
「ソロキャンプ道具 ニトリスキレット(通称ニトスキ)とハンドルカバー」を参照ください。
僕は一度キャンプでニトリスキ使ったことがありますが、スキレットは最後に乾かしてオリーブオイルを塗ったりとお手入れが必要だったり、また入る水の量も少ないので出来ればコッヘルをお勧めします。
続いて、下の写真はキャプテンスタッグのキャンピングケトルクッカー14cmを使ったところです。
「ナベにもケトルにも使えるキャンピングケットルクッカー14cm1.3L」を参照ください。
これはケトルにも使える鍋ですが、取っ手の部分が干渉しないので使えました。ただしニトスキの場合もそうですが、蒸し料理をすると、いくらかお湯の中に素材から出た汁が落ちますので鍋は少し汚れます。
ケトルクッカーは一度汚れると、後でお茶のお湯を沸かす時に洗わないといけないのが弱点かな。
実際にキャンプでセイロを使ってみる
それでは実際に実際に蒸籠を使っているところをお話します。
まずは強火でお湯を沸騰させる
セイロを鍋に載せるのは、お湯が沸騰してからです。はじめに、鍋に水を入れて沸騰させましょう。
食材をセイロに並べるだけ
お湯を沸かしている間に、食材をセイロに並べておきましょう。肉やシュウマイなどを入れる場合は、下に野菜を敷いてやるとセイロの汚れが少なくてすみます。下の写真は、蒸ししゃぶを作っているところ。
あとはセイロを鍋に載せて蒸らす
約10分くらい蒸らせば完成です。
セイロのフタをあけた瞬間、湯気が一気に上っていっそう美味しそうに見えるのですよね。
蒸し料理の味付けはシンプルでいい
味ポンで食べました。うまい塩があれば、塩だけでもいけそうです。
キャンプでいろいろな食材を蒸してみよう
まずやりたくなるのが、豚まんですね。豚まんは電子レンジでチンするのに比べて一番違いがわかる食べ物です。セイロで作るとフカフカで、おいしい豚まんが出来ること間違いなしです。
続いて、これもまた定番のシューマイです。シューマイもスーパーで手に入れやすい食材です。しょう油とからしでフーフーしながら食べるとたまりません。一度にたくさん作ると冷めてしまうので、ソロキャンプならこのくらいづつ作るといいと思います。
続いて、サツマイモです。これはおすすめ。セイロなら、おイモの甘さがひきたちます。子供にも人気のメニューですね。ちなみに下に敷いているのはキッチンペーパーです。
最後は、ヤングコーンです。玉ねぎ、ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモなど、野菜ならそのまま入れて蒸らせば食べれそうなので、あとはチャレンジあるのみですね。
ファミリーキャンプでも楽しい調理方法
寒くなると蒸し器から白い湯気が出てくるので、料理してるって感じがしてきっと小さな子供は喜ぶと思います。人数が多くなれば、大きな鍋と蒸し器を用意すればいいですね。パパーマン家は下の写真の様にソロキャンプのセイロを2段重ねにして使っています。
みなさんも、ぜひお試しください。(^○^)
セイロで蒸し料理のまとめ
冬になるとキャンプで蒸していること自体が楽しくて、食べてもヘルシーで美味しいセイロによる蒸し料理はお勧めです。またキャンプに行くと、焼き肉とかBBQとか脂っこい料理ばかりで、
カロリーオーバーが気になる方には、特におすすめです。
セイロを使った料理は家でも簡単に出来るので、まずはお試しあれ。
それでは、楽しいキャンプを!
今回は、このへんで。