今回ご紹介するのはトランギア(trangia)のケトル0.6リットルです。このケトルは前回ご紹介したユニフレームのごはんクッカープラスと共に、増加したパパーマンのキャンプ道具削減を目的として購入したものです。

トランギアのケトル0.6Lのデザインは合理的でシンプル

下の写真がトランギアのケトル0.6リットルです。0.6リットルといえば、ちょうどカップ2杯分なのでソロキャンプやDUOキャンプにちょうど良いサイズのケトルになります。

トランギアとは?

trangia(トランギア)はスウェーデンのコッヘルを主に製造しているメーカーです。昔から四角い飯ごうのメスティンや風に強いストームクッカーなど、北欧メーカーらしい合理的な製品が多くのアウトドアユーザーに支持されています。

パパーマンはこのトランギアのケトルの中で一番小さい0.6リットルのケトルを実際に見たとき、小さくてかわいらしいというのが第一印象でした。次に手にしてみると、これが手にしっくりくるデザインだと感じました。

ケトル本体のちょうど真ん中あたりから下の方で絞られた形といい、このサイズにしては大きめに作られたフタといい、そして真ん中の突き出たシンプルな取っ手の形状といい、これは日本のメーカーでは作れない造形だと思います。それがこのトランギアのケトルの魅力ですね。

それでは、このトランギアのケトルの細部を見ていきましょう。

trangia(トランギア) ケトル06リットル01

トランギアのケトル0.6Lの主な仕様の紹介

このケトルは、下の写真の様な箱に入って届きました。箱を開けると、ビニールの袋に包まれていることもなく、0.6Lのケトルがそのまま出てきましたが、このあたりは品質確保の為に一品ずつ袋に入れているユニフレームとは違いを感じます。トランギアは武骨な感じですね。

trangia(トランギア) ケトル06リットル02

箱に大きなシールが貼ってありました。一番下を見てみると、輸入販売元がアウトドアブランドのイワタニ・プリムス株式会社となっています。イワタニ・プリムスのHPを見ると、確かにトランギアの製品の紹介ページがありました。

イワタニプリムス株式会社のHP

ここで、ひとつよく読んでおきたい記載があります。
”アルミニウムは初めての使用でも、ミネラルと反応してアルミニウムが黒や白に変色することがありますが、健康上全く問題ありません。なお、米のとぎ汁を入れて弱火で10分くらい煮沸すると表面に被膜ができ素材が保護されます。”

パパーマンがはじめにお湯を沸かした時のことです。ケトルの内側がこの文章の通り黒くなってアッと驚きました。支障が無いとのことなので気にしないことにしましたが、気になる方は米のとぎ汁で煮るとよいそうです。

trangia(トランギア) ケトル06リットル03

トランギアのケトル0.6Lの主な仕様

  • 重量:140g
  • アルミ無垢
  • サイズ:φ13.5×H7.5cm

下の写真の通り、横から見るとケトルの注ぎ口が本体より出ているので、他のコッヘルとの組み合わせをお考えの方は注意する必要がありそうですね。

trangia(トランギア) ケトル06リットル04

trangia(トランギア) ケトル0.6Lの細部を見る

まず、真上から見たところです。ご覧のとおり、ケトルのサイズに比べてフタがとても大きいのが良くわかります。蓋の中心にはプラスチックのつまみがあって、この部分はお湯を沸かしても熱くならないようになっています。

trangia(トランギア) ケトル06リットル05

フタを外したところです。外国製なので、茶こしはついていませんね。パパーマンは、ここに何も入れるつもりはありませんが、山登りや、ツーリングで使用する場合は、開口が大きいので使い道が増えそうですね。

trangia(トランギア) ケトル06リットル06

取っ手を倒した状態です。下の写真は取っ手の根本部分を拡大したものですが、この取っ手は立てた時に勝手には倒れないように固定される構造になっています。当たり前ですがこの状態でコンロにかけると、取っ手の黒い部分が溶けてしまう可能性があるので注意が必要です。

trangia(トランギア) ケトル06リットル07

これで取っ手が固定されました。はじめは取っ手をこの位置にする動きがとても固かったのですが、何回か使っているうちになじんできました。

trangia(トランギア) ケトル06リットル08

取っ手は太い針金の様な棒で出来ています。真ん中が山の様に飛び出ていますが、使いやすい形状です。合理的でシンプルなデザインです。

trangia(トランギア) ケトル06リットル09

手に取ってみると、こんな感じです。一目で愛着を感じる、小さくてかわいい印象ですね。

trangia(トランギア) ケトル06リットル10

trangia(トランギア) ケトル0.6Lでお湯を沸かしてみる

それでは、ケトル0.6Lでお湯を沸かしてみます。ジャグから水をくむ時も開口の位置が低いので、テーブルに置いたままでも使いやすいです。

trangia(トランギア) ケトル06リットル11

イワタニのカセットコンロ エコジュニア(既に廃盤です)にケトルを載せます。このカセットコンロは五徳の間隔が比較的広いのですが、平べったいデザインのケトルなので、0.6Lという小容量ですが余裕で五徳に載せることが出来ます。このコンロは内炎式なので、炎が当たる位置がちょうど良い様です。外炎式のカセットコンロだとギリギリかもしれませんね。キャンプ用のシングルバーナでしたら、ほとんど問題ないと思います。

trangia(トランギア) ケトル06リットル12

注ぎ口も水切れが良くて、とても使いやすいですね。デザインだけではなく、ケトルの機能としても合格点です。心配していた取っ手も全然熱くなりませんでした。

trangia(トランギア) ケトル06リットル13

trangia(トランギア) ケトル0.6L まとめ

やはりトランギアのケトルは、定番だけあって使いやすいですね。
このクラスのケトルは選択肢が少ないので、あとはパパーマンの様に

デザインが気に入った方にはおすすめです。

さて、パパーマンは初めにお話ししたように、このトランギアのケトル0.6リットルの導入によって、これまで使用していたキャンピングケットルクッカー14cm1.3Lと置き換えるつもりです。こうしてケトルの容量を1.3Lから0.6Lにするだけでも、荷物の減量になりますが更に減量につなげる狙いがあったのです。

下の写真は、前回ご紹介したユニフレームのコッヘル、ごはんクッカープラスです。このコッヘルのアルミの中鍋の中のスペースに、このtrangia(トランギア) ケトル0.6Lをパッキングできれば大きな減量につながりますよね。

前回の記事については、次の2つの記事をご参照ください。

パパーマンはネットでずいぶん調べてみましたが、入るか入らないか結論が見つかりませんでした。

そこで、今回は人柱になることに。(笑)

この結果は、以下の記事でご紹介します。

trangia(トランギア) ケトル06リットル14

それでは、また。

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