OLIGHTのWARRIOR 3Sはキャンプに最適な高性能タクティカルライト
olightのwarrior3sをキャンプで使う

こんにちは、ochanです。

今回はOLIGHT(オーライト)のWARRIOR(ウォリアー) 3S センサー付きタクティカルライトの紹介です。

みなさんはキャンプに行くとき、懐中電灯を持っていくでしょうか?

最近はランタン人気もあり、キャンプ場の暗い夜道を歩いてトイレに行くときなど懐中電灯ではなくランタンで代用されている方も多いと思います。

それも良いのですが、小型軽量で高性能な懐中電灯はランタンよりも使い勝手が当然良く、道の先を明るく照らしてくれて安心安全です。

ただ現実的には購入のハードルが高く、使っている方が少ないのだと僕は思っています。

というのも懐中電灯はランタンと違い、キャンパーにとってほとんど馴染みのないライトメーカーが作っているからです。

また実際に個々の製品を調べていけばいくほど低価格なのに超高性能なスペックを売りにしている懐中電灯が意外と多く、注意深く選ばなければならないと感じることと思います。

そこでこの記事では僕が今使用している、定評のあるOLIGHT社の”WARRIOR 3S”(2022年の4月発売)という懐中電灯の特長と仕様についてまずご紹介し、次に実際にソロキャンプでこの懐中電灯を使い感じたことを皆さんに詳しくお伝えしたいと思います。

この記事が懐中電灯選びのご参考になれば幸いです。

それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。

今回ご紹介するOLIGHTのWARRIOR 3Sは管理人が選定し、メーカーからご提供いただいたものです。
製品の使用感についてはあくまでも管理人個人の感想になります。

OLIGHTのWARRIOR 3S 3つの特長

では初めに、この製品の3つの特長を説明します。

1.高出力で遠距離照射が可能

WARRIOR 3Sは新たなクールホワイトLEDとTIRレンズの組み合わせによりターボモードで最大2300ルーメンの明るさと300メートルの遠距離照射を実現しています。

このターボモードの光はかなり明るく、普段使いでは必要になることは無いと思いますが、何かあった時のために備えるという意味で有意な性能です。

明るいLEDを採用

WARRIOR 3Sの明かりは遠距離照射ができる収束タイプ。

夜中にキャンプ場などで道を照らそうとする場合は拡散タイプの光より、ある程度光が収束するタイプの方が他のキャンパーに迷惑をかけにくいと思います。

2.安全・安心のセンサー搭載

ライトの先端部分に近接センサーがついていて、ヘッド部分が覆われたりすると自動的に輝度を下げることが可能で、1分以上遮られると自動的にオフになります。

近接センサー

ライトの光量が大きくなると同時に発熱量も増えるので、例えばうっかりスイッチを入れたままバックに入れたりすると、熱によってバックの生地が溶けたり、最悪の場合は火事になったりする恐れがあります。

また、ポケットにうっかり点灯したままのライトを突っ込んだりすると火傷してしまうかもしれませんね。

WARRIOR 3Sはこのような場合でも、ライトの正面を何かが遮るとセンサーが感知し自動的に輝度を下げる安全装置が付いているので安心です。

今どきの懐中電灯はここまで出来るのですよ。

ちょっと驚きませんか!?

3.バッテリー方式で簡単に充電ができる

僕はこれまでGENTOS製の330ルーメンの懐中電灯(NEXERA 907D)を使っていましたが、これは単2電池を3本入れて使用するタイプでした。

少し古い設計であることもあり、このGENTOSの単2電池3本を内蔵する懐中電灯は手にとると単純に重くて(423g)大きい(φ40mm×209mm)し、市販の充電池に変更して電池代の節約を図っていたのですが、電池をいちいち本体から取り出して充電するのが面倒でした。

これに対して最新のWARRIOR 3Sは専用の5000mAh 21700充電池を使用して、小型(ボディφ26.2mm×長さ139mm)で軽量(176g)なデザインになっています。

バッテリー

また充電については、付属のMCC3 充電ケーブル(USB磁気充電ケーブル)を使うことで、簡単に本体とバッテリーを接続し充電することが可能なのです。

磁力充電USB

やはり懐中電灯にとって小さい・軽い・電池長持ちは正義ですね。

これによって飛躍的に使い勝手が良くなりました。

WARRIOR 3S タクティカルライトの主な仕様

次にWARRIOR 3Sの主な仕様をみていきましょう。

warrior3sを点灯

主な仕様の紹介

WARRIOR 3Sは基本的に従来モデルのWARRIOR 3にセンサーが追加された新モデルになります。

カタログスペックは以下の通り。

商品名 Warrior 3S
最大出力 2300lm※1
最大照射距離 300m※1
バッテリー 5000mAh 21700充電池
最大連続利用時間 55日※2
充電方法 MCC3 マグネット充電
照射強度 23000cd
色温度 5700~6700K
重量 176g(電池込)
長さ/高さ 139mm
ボディー直径 26.2mm
ヘッド直径 29.5mm
LED 高性能クールホワイトLED
商品素材 アルミ合金
防水規格 IPX8※3
耐衝撃 1.5M※4
製品保証 5年
適応シーン 日常携帯用、アウトドア、護身用、法執行用
パッケージ内容 WARRIOR 3S(電池込)×1
MCC3 マグネット充電ケーブル×1※5
専用ホルスター×1
取扱説明書*1
※1:ターボモードで使用時
※2;ムーンモードで使用時
※3:IPX8は電子機器の防水性能に関する等級のうち、ある程度継続して水没していても内部に浸水せず、使用することができることを表す等級
※4:高さ1.5mから落とした衝撃に耐えるボディ。通常の使用では十分ですね。
※5:以下の様な充電ケーブルが1本付属しています。
充電ケーブル

OLIGHTとはどんな会社?

キャンパーにとってはあまり馴染みのない?OLIGHT(オーライト)社についてここで簡単にお話しておきますね。
OLIGHT社は2006年に設立されたライトメーカーです。
中国広東省の深圳市に本社があり、数あるライトメーカーの中でも高い性能と品質を満たしながらもリーズナブルな価格設定のライトを作るメーカーとして知られています。
製品はミリタリーライト(ガンライトなど)が主流ですが、ワークライトや自転車用ライト、キャンプ、登山に適したライト、そしてランタンまで様々な製品を手がけています。
進化の速い心臓部のLED球については常に最新のものを採用しており、中国で最先端のライトを手がけるメーカーです。

重要なベゼル形状の変更

前モデルのWARRIOR 3ではライト先端にある青いベゼルリング(下の写真のギザギザの部分)の先端が尖っていたのですが、今回のWARRIOR 3Sからその突起が抑えられ、フラットに近いベゼルリング形状に変更されました。

このベゼルの突起はもともと車に閉じ込められた際などにガラスを割って脱出するためのモノです。

ただあまりこの突起が大きいと、日本では職質で凶器を所持しているとみなされてしまう恐れがありました。

それ故、従来型のWARRIOR 3を使用されていた方の中には、このベゼルをフラットタイプにわざわざ交換するカスタムをされる方もいたほどです。

なので今回のWARRIOR 3Sでフラットベゼル(攻撃力が弱い)へ形状が変更されたことは、とても有意義だったのです。

これであらぬ誤解をうけず、堂々とライトを所持できるようになったのですから。

キャンプ用の懐中電灯としての完成度が、また一段とあがったというわけです。

ベゼル

サイドスイッチとテールスイッチ

WARRIOR 3Sの明るさの切り替えはサイドスイッチとテールスイッチの2つのスイッチにより行えます。

通常はサイドスイッチを使用することが多いと思いますが、このサイドスイッチにより明るさを5段階のモードに切りかえることが出来ます。

サイドスイッチ

もうひとつ、テールスイッチを使うことでシングルクリックでTURBOまたはストロボに設定することも可能です。

テールスイッチ

各モードの実際の明るさと持続時間

明るさは、暗い方から明るい方へ順に、MOON(1lm)→LOW(15lm)→MID(250lm)→HIGH(800lm)→TURBO(2300lm)の5段階となります。

lm(ルーメン)の単位で表示するだけでは明るさが分かりにくいと思いますので、実際に暗闇を各明るさのモードで照らしてみたところと、同時にそれぞれの使用時間を次に示します。

MOONモード(55日間)

ライトの直ぐ近くなら、このMOONモードでも十分な明るさです。

moon

LOWモードで(130h)

夜道を歩くなら、最低限ほしい明るさです。

low

MIDモード(13h)

夜道を歩くなら十分すぎるほどの明るさになります。

mid

HIGHモード(160min.)

ここまでの明るさが必要となることは普段はあまり無いと思います。

この明るさで160分間持てば十分だと思います。

high

TURBOモード(2.5min,)

これは爆光ですw めちゃくちゃ明るい。

このモードは非常時のためにあると言って良いですね。

turbo

WARRIOR 3Sを使用して感じたこと

それでは僕がWARRIOR 3Sを使用して感じたことを記します。

キャンプで十分な明るさを確保できる

サイドスイッチを押したままにするとLOW→MID→HIGH→LOW→MID→HIGHと3つの明るさを順に繰り返します。

そしてサイドスイッチを離せば切り替えがとまり、その明るさを維持します。

つまり通常での使用では、この3つのモードを一番よく使うことになるわけです。

この切り替えループの中でもっとも明るいHIGHモードはかなり明るく、まずキャンプでの使用ならこれ以上の明るさが必要になることはまずないと僕は思います。

サイドスイッチを素早くダブルクリックすると一番明るいTURBOモードになり、またダブルクリックすると前のモードに戻ります。

一番明るいTURBOモードはその明るさと引き換えに照射時間が極端に短い(2.5min.)のですが、先ほどお話したように通常はHIGHモードの明るさで十分すぎるため、TURBOモードは本当に有事の際に使うモードと考えればよく、照射時間の短さは問題にはならないでしょう。

常夜灯に適したMOONモード

電源OFFの状態から1秒以上押し続ければMOONモードになります。

MOONモードは最弱の照度(1lm)ですが、長時間(なんと55日間も)の連続点灯が可能なうえ、睡眠を妨げない明るさなのでキャンプの夜に常夜灯として活躍します。

なにせ一晩中点灯しておいてもバッテリーはほぼ減りませんからね。

常夜灯

常夜灯として使う場合は手の届く範囲にMOONモードにしたWARRIOR 3Sを置いておくことで、緊急で灯りが咄嗟に必要になった時でもライトのある位置がすぐに分かります。

また寝る前に常夜灯が照らす範囲にスマホや眼鏡をおいておけば、いざという時にも暗闇を手探りで探すことも無くなり便利です。

ランタンと違いあかりに指向性があるため、眩しくない向きにライトをセットしておけば眠りを妨げるようなことも無いと思います。

実際に管理人はキャンプでの常夜灯として、このWARRIOR 3Sをずっと使っていますが、電池もほとんど減らないので結構便利に使わせていただいています。

転がりにくい本体形状

懐中電灯は夜間に活動しているときはすぐに手に取れるよう、テーブルの上に置いておきたいものです。

ステーキの焼き加減などを見る時には、雰囲気重視の電球色のランタンよりホワイトカラーの懐中電灯の灯りの方がずっと分かりやすいですからw

ところでキャンプで使っているテーブルは水平が出ていないことがほとんどだと思います。

そんな時に本体が円柱の懐中電灯だと、傾いたテーブル上の置くとコロコロ転がってテーブルから落ちてしまいますので、キャンプ用の懐中電灯選びではライト本体の形状も実は重要なポイントになります。

WARRIOR 3Sはサイドスイッチ周りが角ばったデザインであることと、クリップがサイドについているため、転がっていくことは全くありません。

転がりにくい

テールスイッチの磁石が秀逸

WARRIOR 3Sのテールスイッチは強力なマグネットになっているので、鉄の表面なら強力にくっつきます。

キャンプ用の鉄製テーブルの上にしっかり固定しておきたい時(下の写真)や、車のテールゲートの鉄部にとりつけて上から照らしたりしたい時、このマグネットが大活躍してくれます。

テールスイッチのマグネット

手探りで把握しやすい本体形状

夜間に使用するのが懐中電灯ですから、暗闇の中でポケットから取り出した瞬間に本体をどっちが目で確認しなくてもどっちがライトで、どこにサイドスイッチがあるか判断できないと点灯するまでに時間が掛かってしまいます。

WARRIOR 3Sはボディにクリップがついていること、およびスイッチ周りの形状が角ばっていることからその判断がしやすいですね。

とても細かいところですが、こういうのが使い勝手の良し悪しを分ける重要なポイントです。

スイッチ周り

バッテリー残量が分かるランプ

WARRIOR 3Sのサイドスイッチ周りには輝度モードとバッテリー残量を示す緑のランプが配置されています。

僕は特にこのバッテリー残量表示が気に入っています。

昔の懐中電灯は灯りが暗くなってきたのでそろそろ充電した方が良いかな?と思いながらも、充電せずにズルズルと使っていたりしましたw

つまり充電すべきタイミングがとても分かりにくかったのですよね。

WARRIOR 3Sはこのランプを確認するだけで、充電すべきタイミングが分かって便利です。

バッテリー残量

便利な専用ホルスター

付属の専用ホルスターは作りがシッカリとしている感じを受けます。

こういう付属品でも手を抜いていないところが好印象。

腰のベルトにこのホルスターを取り付ければ、懐中電灯の持ち運びがしやすくなりますね。

僕はこのホルスターをキャンプ道具を運ぶソフトコンテナのカラビナループに取り付けて使用しています。

最近はこういったカラビナループがキャンプ用のバックについていることが多いので、この専用ホルスターの取り付け場所もいろいろと考えられそうですね。

ホルスター

OLIGHTのWARRIOR 3Sのまとめ

以上、OLIGHTのWARRIOR 3Sの主な仕様や特長、実際にソロキャンプで使って感じたことについてお話してきましたがいかがだったでしょうか。

僕は久しぶりに懐中電灯を更新したのですが、先代のGENTOSのハンドライトを購入した頃のことを思えばWARRIOR 3Sの性能は隔世の感があります。

今回ご紹介したWARRIOR 3Sは、手によく馴染み、充電に一工夫があって使いやすいという点がとても好印象でした。

切株とwarrior3s

さらに使っていくと長い歴史の中で作り込まれてきた製品だということが伝わってきて、僕はとても感心しました。

またあとで気づいたのですが(笑)、WARRIOR 3Sは製品保証が5年なのでとても安心感がありますね。

もしキャンプで使う懐中電灯選びで迷ったなら、このOLIGHTのWARRIOR 3Sは間違いなくお勧めできる製品です。

それにしても、タクティカルライトってデザインが洗練されていてカッコいいですねw

OLIGHT製品の購入先

最後に購入方法についてお話しします。

OLIGHT公式HPではお得な割引セールや購入時に特典がもらえるセールをよくやっています。

そういった時はAmazonよりも安く購入できたりするので、購入の際には是非一度公式HPをチェックしてみると良いと思います。

それに製品情報のページが丁寧に作られているので参考になるはずです。

→WARRIOR 3Sの公式HPからの購入はこちらから

カラーはブラックの他にも限定カラーが販売されています。

OLIGHT(オーライト) WARRIOR 3S 懐中電灯 2300ルーメン IPX8防水 充電式 ハンディライト (赤銅色)
OLIGHT(オーライト)

それでは今回はこのへんで。

みなさん、楽しいキャンプを!

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