Octantisのほおずきタイプ Genie Pro LEDランタンが使い易い
Octainsのほおずきタイプランタンを紹介します

こんにちは、ochanです。

今回はOctantisというブランドのとても良い雰囲気のGenie Pro LEDランタンをご紹介します。

実は昨年の12月に5年間使用したスノーピークのほおずきが故障して突然点灯しなくなってしまいました。

このほおずきは愛着があったので修理の見積に出したら、なんと修理代が8,580円。

スノーピークのほおずきは税込で11,000円で売られているので、全損に近い修理代といっていいと思います。

というのも、中の基盤がダメになっていたようで、修理内容としてはこの基盤がついている本体ごと取り換えるということだったのです。

そんなことなら修理するより新品を買っちゃおうかと考えたのですが、その前にちょっと前から気になっていたほおずきによく似たLEDランタンがあったので、今回は人柱になるつもりでこのGenie Pro LEDランタンを購入することにしました。

OctantisのGenie Pro LEDランタンのファーストインプレッションは、スノピのほおずきに確かに似ているものの、決して劣化版コピーではなく逆に性能や機能としては進化していると感じられるものでしたのでこの記事でみなさまにもご紹介しようと思ったのです。

それでは、今回はほおずきの優しい明かりが好きだという方のために、Octantisのほおずき似のLEDランタンを詳しくご紹介していきたいと思います。

最後までごゆっくりとどうぞ。

OctantisのGenie Pro LEDランタンの主な特長

それでは、まずはじめにOctantisのGenie Pro LEDランタンの主な特長を3つご紹介します。

夜を照らす優しいあかり

優しい明り

これはスノーピークのほおずきの良いところそのものです。

目に入っても眩しくないあかりといえば、やっぱりシリコンシェードごしに光るほおずきですよね。

とにかく、この明かりがキャンプの夜を最高の雰囲気にしてくれるのです。

バッテリー内蔵

スノーピークのほおずきは基本的に乾電池を必要とします。

専用の充電池パック(税込み 5,390円)も売られていますが、バッテリーだけなのに今回ご紹介するOctantisのGenie Pro LEDランタンそのものよりも価格が高いのが難点。

それに対してOctantisのほおずきは初めからバッテリー内蔵(5200mAh)なので、充電するだけで何回も使えて経済的です。

安いということ

スノーピークのほおずきとOctantisのGenie LEDランタンの価格を比較してみましょう。

ランタン 税込価格
snowpeak ほおずき/ゆき 11,000円

Octantis Genie LEDランタン

3,199円※
Octantis Genie Pro LEDランタン(進化版) 3,799円※

※価格は2023.1.6時点のAmazon販売価格です。

Genie LEDランタンには2つのグレードがあります。

僕が購入したのはProがつく進化版の方で、木目調のデザインでLEDの色が「電球色」・「昼白色」・「温白色」に切り替え可能になっています。

Genie LEDランタンはsnow peakほおずきの3分の1以下の価格で買えるくらいの価格なので手が出しやすいですね。

OctantisのGenie Pro LEDランタンの詳しい仕様

それでは次にOctantisのGenie Pro LEDランタンの仕様を詳しく見ていきましょう。

ランタンの仕様

主な仕様

主な仕様は下の表の通りです。

仕様 Genie LEDランタン Genie Pro LEDランタン
カラー ブラウン
ホワイト
木目
サイズ 10cm×10cm×26cm 10cm×10cm×26cm
重量 155g 200g
明るさ 最大180lm 最大200lm
輝度調節 3段階 無段階
光色 暖色 電球色・昼白色・温白色
給電 充電式 充電式
防水 IPX4 IPX4

Genie LEDランタンと進化版のGenie Pro LEDランタンのスペック上の大きな違いは本体のカラーと、光色の数、輝度調整の方法です。

輝度調整がスノーピークのほおずきと同じように無段階になったのは使い易いのでいい進化だと思います。

また見た目では気づきにくいのですが、Genie LEDランタンは吊りヒモの部分が給電ケーブルになっていて、フックの根元部分にUSB端子があります。

スイッチの位置

ランタンの上部にボタンが一つあり、1度押すごとに電球色→昼白色→温白色→切の順に切り替わります。

また、長押しすると強→弱へ明るさが無段階に変化します。

僕はスノーピークのほおずきに比べ、長押ししてから明るさが変わるまでに少しタイムラグがあるので違和感を感じます。

もちろんほおずきを使ったことが無ければ、そのような違和感を感じることは無いと思います。

スイッチの位置

USB給電はマイクロUSB

Genie Pro LEDランタンの仕様の中で一番残念だったことは給電にマイクロUSBを使っていることです。

本家のスノーピークほおずきも同じマイクロUSBなので仕方ないといえばそうなのですが、ここは進化させて差し込みやすいType-Cにしてほしかったですね。

と少しボヤいてしまいましたが、それだけ期待できる製品だということです。

もちろんマイクロUSBで問題なく使えますよ。

マイクロUSB採用

優しい明りを作る工夫

このGenie Pro LEDランタンが優しいあかりを演出するための一番のポイントは、本家のほおずきと同じシリコン製のランタンシェードですよね。

これによって、すりガラスの向こうに見えるほわっとした明かりのようになります。

シリコンシェード

もう一つ、スノーピークのほおずきは照度が100lmなのですが、OctantisのGenie Pro LEDランタンは200lmとさらに明るくなっています。

ここも進化したポイントなのですが、明るくなったということはそれだけ眩しくなりがち。

そこでLEDを半透明のキャップで覆うような構造になっています。

スノピのほおずきにもキャップはついているのですが、もっと透明感のあるものです。

これらの工夫で、照度が上がっても優しいあかりになっているように思います。

光の拡散

防水周り

アウトドア用のランタンですから、雨の降る屋外に吊るされて使われるのがが当たり前ですよね。

Genie Pro LEDランタンにはIPX4の防水性があります。

IPX4とは、水の飛まつに対して保護できるという等級なので、雨程度であれば問題なく対応できます。

屋外で使用されるランタン

濡れちゃいけないのがUSB端子を差し込む穴。

下の写真の様に、シリコンゴムの様なカバーが付いていて雨の侵入を防ぐようになっています。

USB穴を雨から守る

さらに、スノーピークのほおずきは電池をセットするために本体を開けなければいけなかったのですが、このGenie Pro LEDランタンはバッテリー式になって、一つ雨から守る隙間が減っているのも大きいと思います。

僕が長年使っていたほおずきは雨によって基盤が濡れて壊れたかどうかは不明ですが、そのような雨の侵入の懸念がはじめから無いGenie Pro LEDランタンは構造的なメリットが大きいと思ってしまうのですよね。

OctantisのGenie Pro LEDランタンを使ってみて

OctantisのGenie Pro LEDランタンを使ってみると、スノーピークのほおずきとほぼ変わらない優しいあかりのように感じられます。

もし直接両者を隣において比べれば違う点がいくつも見つかると思いますが、そうでなければ違いが判らないレベルだという意味です。

Genie Pro LEDランタンにはほおずきのように風や音に反応したり、おやすみモードのような付加機能はありませんが、僕はそれらの機能をもともと使っていなかったので全然気になりません。

逆に200lmと明るくなった点はありがたいですね。

耐久性の方はこれから検証することになりますが、この製品は2年間長期保証ですのでそれだけで安心感がありますね。

OctantisのGenie Pro LEDランタンを使ってみて

OctantisのGenie Pro LEDランタンまとめ

ここれまでほおずきのような優しい明かりが好きだという方のために、Octantisのほおずき似のLEDランタン、Genie Pro LEDランタンについて詳しくご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

Genie Pro LEDランタンの明かり

最近はフィラメントの形をしたエジソン球LEDを使ったランタンや小型軽量のGoal Zeroが流行っていますが、僕はどうしてもあの眩しいあかりが視界に入ると気になってしまうのです。

もちろんキャンプでは絶対的な明るさが必要な場面もありますが、それよりもあかりの雰囲気を大切にしたい場合にはこれらのランタンは適していないように感じてしまいます。

と、もし同じようなことを感じている方ならば今回ご紹介したGenie Pro LEDランタンはおすすめですね。

もちろん予算があればスノーピークのほおずきも良いランタンですので、まだ歴史の浅いOctantisのランタンの耐久性が心配でしたら、ほおずきを選ぶのも良いと思いますよ。

それでは今回はこの辺で。

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