前回の記事「粕川オートキャンプ場 雨のソロキャンプの夜に想ったこと」の続きです。

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある粕川オートキャンプ場 2018年9月16日(日) ソロキャンプの朝。

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朝起きるとテントに血痕がぁぁぁ!!

昨夜降っていた雨は朝起きるとやんでいました。まだ曇り空ですが、天気予報では今日はこれから天気が回復し晴れになるとのこと。

午前8時30分 少し遅くテントの外に出てきました。

「えっ!?」

パンダTCのフライシートに血の跡らしきものがついています。

「これは、獣の血?」

血がついてから時間がたっているせいか、かさぶたの様に固まっていました。ここは、ちょうどテントの中で寝ている時、頭のすぐ近くになります。

意識の底に残っている微かな記憶の断片として、未明にテントの中で寝ていると枕元のすぐ外で「ガサッ」という物音が突然聞こえ、反射で手を伸ばして物音の正体と戦ったような覚えがあります。

「あれは、夢ではなくて現実だったということなのか・・・。」

この時は、まだ起きていることが頭の中で整理できずにいました。

ただ、このテントについた血痕ですが、

それはあとで思えば、今回のキャンプでの悲劇のまだ序章にすぎませんでした。

そして、この先に続くお話に関しては

これからキャンプをする方々への示唆となる内容も含まれています。

ただ、途中でグロい画像を見てしまうことになるので、

この先を閲覧する場合には、十分にご注意の程お願いします。

粕川55_パンダTCに血痕

白いタープにしたたり落ちる赤い血

コットンのタープの下で椅子に座り、あの血痕のことを考えていました。

すると、こんどは「ポタッ」とタープに何かが落ちる音がしたのです。

その音のした方向を見れば、今度はタープにも血痕がついていたのです。

粕川55_血痕落ちない

まだ昨夜の雨で湿ったコットンについた赤い血は、ウェットティッシュで何度もこするうちに赤いあとが伸び、ウェットティッシュが真っ赤に染まっていくのです。

タープについた血のあとは、乾いてしまうと完全には取れません。

「うぁぁぁ、大切なコットン幕にシミをつけてしまったー。」

それからまた時間がたつと、「ポツッ、ポツッ」と次々にタープに赤い血が降ってきました。

これでは、いくら血痕を拭いていてもキリがありません。

そこで頭を切り替え、この血の雨を降らす犯人の正体を突きとめることにしました。

粕川55_タープにも血痕

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現場で手がかりを調べろ!

まずはテントとタープのまわりを何度も歩き、手がかりがないか調べることに。

粕川55_桜の木の下で

すると、一匹の容疑者を発見しました。

この容疑者(毛虫)の名前は、モンクロシャチホコといいます。

モンクロシャチホコは桜の木につく毛虫で、7月から8月にかけてよく見られます。

俗に桜毛虫と言われている毛虫の一種なのですが、黄色い針に毒は無いようなのでモンクロシャチホコを駆除しない自治体も多いとのこと。この毛虫の名前をネットで検索すると、意外にも食べると美味しいという記事がたくさんヒットします。食用にすると、なんでも桜の上品な香りがするようで、特に好んで食べる方もいらっしゃるようですね。

粕川55_桜毛虫

確かに、見上げれば今回のキャンプサイトの上には桜の木の枝が伸びていました。

粕川55_桜の木

このモンクロシャチホコが発生している桜の木を見分ける簡単な方法があります、それは木の下にフンの落ちている跡がないかを調べること。

桜の木の下のアスファルトやコンクリートの道路の上に小さなフンが集まって、その周囲が赤茶色く染まっているところを見かけたことがありませんか。

まさに下の写真は、パパーマンのテントサイトの上にある桜の木の下でみつけたモンクロシャチホコのフンです。

血の様に見えた真っ赤なフンは、実は桜の木の色素が集まったものなのかもしれませんね。

さて、どうやらこの桜の木でモンクロシャチホコが大量発生している証拠を突きとめました。

粕川55_桜毛虫のフン

木の上にモンクロシャチホコはいたか?

ここからは、桜の木の上の観察です。

すると桜の葉が、すっかり食べられている部分がみつかりました。

近くに、モンクロシャチホコがいるはずです。

粕川55_食べられた葉

するとタープの上にモンクロシャチホコを発見。大きい個体が数匹見つかりました。

粕川55_木にも桜毛虫が

モンクロシャチホコとの闘い

さて、ここからはいよいよ現場をおさえます。

そのためには毛虫達と戦わなければなりません。

パパーマンの武器はキャンプ用ポールの中で最強と謳われているmont-bell製の如意棒(にょいぼう)。(笑) 組み立てた棒の長さは2.4mなので十分毛虫に届きます。

粕川55_如意棒が

いざ、勝負!

粕川55_桜毛虫との闘い

如意棒を一振りすれば、上空からモンクロシャチホコがパラパラと落ちてきました。

「あー、でもまたタープに赤いフンが。。。」(泣)

結局、5、6匹を撃墜しました。

落ちたモンクロシャチホコはその名前の由来通り、お尻を持ち上げてシャチホコのポーズで威嚇してきます。

だけど、もう戦いは終わりなのです。

パパーマンは、最後にしゃちほこばっている毛虫をタープから払い落としました。(もちろん殺生はしてませんよ。)

粕川55_桜毛虫落ちる

キャンプ場の治安を守った

ふたたび、パパーマンのキャンプサイトに平和が戻りました。

一件落着。

この季節、桜の木の下でキャンプやBBQをされる時は、この戦いのことを思い出して注意してくださいね。(笑)

粕川55_平和が訪れる

それでは、今回はこのへんで。

続きは次回「夏の終わりのキャンプ場に咲く露草と彼岸花」の記事をどうぞ。

 

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