こんにちは、ochanです。
今回はTOKYO CRAFTSのサンセットハンガーをご紹介します。
サンセットハンガーはポールの曲線がとても綺麗なランタンスタンド。
いつもTOKYO CRAFTSさんのオリジナリティーの高いデザインの商品には感心してしまいます。
もちろん魅力はそれだけではないですよ。
このサンセットハンガーの特長は次の通りです。
- ポールをしならせることで作られる曲線の美しさ
- ソロキャンプにちょうど良いサイズ感
- ランタンをテーブルの真上から照らせる形状
この特長については後ほど詳しく解説しますが、サンセットハンガーにご興味のあるキャンパーさんはきっと多いはず。
そこで今回はサンセットハンガーの購入をご検討されている方のために、サンセットハンガーの仕様と特長、および僕がソロキャンプで実際に使ってみて感じたことについてご紹介していきます。
それでは最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
サンセットハンガーの3つの特長を紹介
それでは、まずはじめに今回ご紹介するサンセットハンガーの特長を3つお話します。
ポールの描く曲線の美しさが魅力
素材の弾力を活かしたデザインはマクライトやジカテーブルなどのTOKYO CRAFTSの製品に共通のテーマなのかもしれません。
このサンセットハンガーの一番の魅力もアルミポールを引っ張ってしならせることで作られるカーブの美しさにあり、これはもう機能美と言ってもいいと思います。
なぜアルミのポールをしならせると美しく感じるのか、数学者でもないしデザイナーでもない僕にはその理由はわかりませんが、見て美しく感じることは確かです。
汎用ペグで地面に固定
はじめてサンセットハンガーを手にした時にとても感心したのが、汎用ペグを使って打ち込むように作っていることです。
DODのチンアナゴペグをはじめ、ゼインアーツのオズハンガーなどは地面に打ち込む部分が製品の一部になっていました。
このような従来のランタンハンガーだと地面が硬すぎると打ち込めなかったり、柔らかすぎると安定せず使いにくく感じることがありました。
硬い地面には細い鍛造ペグやチタンペグを、やわらかい地面には長いペグを使うなど、ペグの仕様を地面の状況に合わせて自由に選べるのがサンセットハンガーの長所です。
テーブルの真上を照らす
サンセットハンガーはベルトを締めたり緩めたりすることでポールのしなる量を調節することができ、これによりランタンの位置を大きく移動させることができるのです。
この移動量が大きいのがサンセットハンガーの特徴で、例えばテーブルを真上から照らすことも可能です。
TOKYO CRAFTSのサンセットハンガーの仕様を紹介
それでは次にサンセットハンガーの仕様を紹介していきます。
主なスペック
まず主なスペックは以下の通り。
材質 | ①ポール:アルミ合金 ②ベース:ステンレス ③ベルト:ナイロン ④収納ケース:ナイロン |
サイズ | 展開サイズ:H130〜H160cm 収納サイズ:W45×D11×H4cm(収納ケースを除く) |
重量 | 495g(収納ケースを除く) |
生産国 | 中国 |
梱包内容 | ポール、ベルト、ベース 収納ケース、取扱説明書 |
・本製品にはペグが付属しません。長さ40~50cmのペグを別途購入してください。
・本製品では、灯油、オイル、ガソリンなどの燃焼式のランタンを使用しないでください。
ポール先端にはカラビナ
ポール先端にはカラビナの様なフックがついていて、ここにLEDランタンのフックやリングを接続できます。
カラビナの形状とすることでランタンが落下しにくいように配慮されています。
このカラビナには"TOKYO CRAFTS"のロゴが入っており、これによってデザインが引き締まりますね。
吊り下げ可能なベルトループ
ベルトにはディジーチェーンの様な輪っかがついており、カラビナやフックを用いることで小物をぶら下げておくことができます。
サンセットハンガーを設置する方法
サンセットハンガーをセッティングする手順を簡単にご紹介します。
とても簡単ですよ。
ベースプレートを固定する
サンセットハンガーにはペグが付属していないため、別途2本のペグを用意しておく必要があります。
メインの固定用ペグは40cm~50cmのものを用意。
回転防止用の補助ペグには特にペグサイズの指定はありません。
固定用ペグとして使う40cm以上のペグにはあまり選択肢はなく、比較的入手しやすいのはスノーピ-クのソリッドステーク40cmあたりです。
僕は40cm以上のペグを持っていないので、固定用ペグにはエリッゼステークの38cmを使用しました。
どうやら地面への打ち込み長さが25cm以上あればいいようなので、この長さのペグでも最後までペグダウンすれば良いようです。
この時のコツはペグダウン後にできるだけベースが動かないよう固定用ペグがベースに接するまで打ち込むことです。
そうすれば、サンセットハンガーの根元グラつかなくなります。
補助ペグにはユニフレームのパワーペグSUS200を使っています。
と、ここまでで全体の工程の75%が終了です。
残ったベースの穴にポールを差し込む
次に先ほどのベースにはもう一つポールを刺す穴があるので、そこに付属ポールを差し込んでやります。
これはとても簡単。
ベルトを取り付け引っ張る
次に先ほどのベースと、ポールについている細い金属ループの間にベルトをかけてつなぎます。
最後にポールを好みの曲がり具合になるよう、かけたベルトの端を引っ張る量を調整してやればセッティングは完了です。
TOKYO CRAFTSのサンセットハンガーを使った感想
それでは実際に僕がソロキャンプでこのサンセットハンガーを使ってきて感じたことをお話します。
ロースタイルのキャンプ向け
サンセットハンガーの通常時の高さは160cm程度と、少し低めです。
この高さだとファミリーキャンプのサイト全体を照らすランタンのスタンドとしては少し低くて使いにくいかもしれません。
それでも4人家族がロースタイルでキャンプをするテーブルを上を照らすのであれば使えると思いますが。
もちろん、ソロキャンプのサイトを照らすランタンスタンドとしてはピッタリなサイズ感です。
重いランタンでも使える
ベアボーンズのレイルロードランタン(重量約960g)は最近発売されたLEDランタンの中ではなかり重いランタンですが、サンセットハンガーで問題なく吊るすことができます。
一見するとポールが細いので折れないかと心配になるかもしれませんが、使ってみるとそんな心配は全くなかったですね。
逆にランタンが重い方がどっしりと安定する感じがします。
ただし耐荷重はフックが1kg、ループが1kgとなっていますので、その点は十分ご注意ください。
意外にコンパクト
サンセットハンガーはとても軽量・コンパクトなので、この道具が一つ増えたとしても車やバイクならほとんど荷物の量に影響しないと思います。
もちろんこれは他のハンガーのようにペグに相当するパーツが内容に入っていないこともあると思いますが(笑)
そういう意味では、いつもキャンプにはペグを多めに持っていくぞ!という方(実は僕がそうなのですけど)にはサンセットハンガーはとてもいい選択肢だと思います。
TOKYO CRAFTSのサンセットハンガーまとめ
ここまでサンセットハンガーの購入をご検討されている方のために、サンセットハンガーの仕様と特長、および僕がソロキャンプで実際に使ってみて感じたことについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ここからまとめです。
サンセットハンガー向いている方
サンセットハンガーを使用するのが向いている方は以下のような方です。
・ソロキャンプをされる方
・サンセットハンガーのデザインが気に入ったという方
・キャンプの食卓の上を照らしたい方
逆に向いていない方もあげておきます。
・ファミリーキャンプでサイト全体を照らしたい方
・ペグダウンが難しいほど地面が硬いサイトに泊まる方
管理人はソロキャンプでサンセットハンガーをよく使用していますが、それは第一にデザインが好みな上にペグダウンがしやすいからです。
最近流行の武骨とは一線を画す優男風なハンガーですが、この見た目が気に入っている方ならきっと購入しても後悔はしないと思います。
TOKYO CRAFTSというブランドについて
最後になりましたが、サンセットハンガーを作っているTOKYO CRAFTSのいうブランドについてご紹介します。
TOKYO CRAFTSはキャンプ系Youtubeでおなじみの「タナちゃんねる」から生まれたキャンプギアブランド。
ブランドコンセプトには「TOKYO CRAFTSが届けたいものは決してプロダクトではなく、プロダクトを手にとって初めて得られる言語化し難い満足感。」という一節があります。
これはとても興味深いコンセプトで、あえて僕が言語化するなら( *´艸`)
このブランドの製品を使っていて僕が感じるのは小さな喜びや驚き、好奇心、感動、癒しのような5つのこと。
そういったものが合わさって満足感につながっているのだろうなと思います。(やっぱりこれは人によると思いますな。)
サンセットハンガーの購入先はこちら
サンセットハンガーの購入はTOKYO CRAFTSのホームページ、あるいはAmazonからとなります。
最後にTOKYO CRAFTSのその他の商品についてもご興味があればこちらを参照願います。
・焚き火台マクライト
・職器シリーズ
・ヒートリフレクター
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!