こんにちは、ochanです。
今回はTOKYO CRAFTSから発売されたばかりの焚き火陣幕”ヒートリフレクター”の紹介をします。
このヒートリフレクターは焚き火陣幕としては珍しい三角形のタイプで、デザイン性にも優れています。
それでいて価格も7,980円(税込み)とそれほど高価ではないので、他のキャンパーとキャンプ道具がかぶりたくない方にとっては手に入れやすいのではないかと思います。
このTOKYO CRAFTSのヒートリフレクターの主な特徴まとめると以下の通り。
- 厚手の帆布生地
- 反射板による暖房効果
- 風防としての効果
- 三角形の独自デザイン性
この記事では、TOKYO CRAFTSのヒートリフレクターの購入を検討されている方のために、ヒートリフレクターの主な仕様と特長、使ってみた感想など詳しくお話していきたいと思います。
それでは最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
この製品はTOKYO CRAFTSさんのご厚意によりご提供いただいたものです.
製品に対する感想はあくまで私個人の見解になります。
TOKYO CRAFTSのヒートリフレクター3つの特徴を紹介
それでは、まずはじめに今回ご紹介するヒートリフレクターの特徴を3つお話します。
反射板つきで冬は暖かい
布製の焚き火陣幕というカテゴリーの中で、反射板がついたヒートリフレクターはとても珍しく、かつユニークな存在と言っていいと思います。
布製陣幕でも使用していると反射熱の暖かさを感じるものですが、ヒートリフレクターはさらに金属の反射板を幕の内側に取り付けることでその反射熱による暖房を増強しています。
厚みのある帆布生地なので穴があきにくい
ヒートリフレクターの生地には厚めの帆布が用いられています。
帆布は丈夫で耐久性があり、経年変化も楽しめる素材。
どんどん使いこんでいくうちに味わいが出てくることでしょう。
デザイン性に優れる
ヒートリフレクターは三角形という独特の形状をしています。(正確には三角形の上の方は生地がありませんが。)
ブラックカラーの生地は存在感がたっぷりです。
夜は焚火の明かりに照らされ浮かびあがるシルエットがかっこいいです。
ワンポールテントの様な、尖がったテントと組み合わせるとよく似合いますよ。(個人的な見解ですけど。)
TOKYO CRAFTSのヒートリフレクター主な仕様
それではヒートリフレクターの仕様を紹介します。
主なスペック
まず主なスペックは以下の通り。
- Material
- 本体:綿、ポール:アルミニウム、ペグ:アルミ合金、ステンレスパネル:ステンレス、収納ケース:ナイロン
- Size
- 展開サイズ:W160×H150cm
収納サイズ:W43×D12×H8cm
- Weight / g
- 1.2kg (収納ケースを除く)
- Country of origin
- 中国
- Items
- 本体、メインポール、サブポール、自在付きロープ、ペグx4
ステンレスパネルx4、収納ケース(大)、収納ケース(小)、取扱説明書
コンパクトに収まる
すべて下の写真の黒い収納ケースに入っています。
かなりコンパクトですね。
ペグダウンは4か所
布で作られた焚き火陣幕の場合はペグダウンの一手間が必要ですが、ヒートリフレクターは三角形ということもありペグダウン数は4か所と比較的少なくて済みます。
撮影時の地面が硬かったため、下の写真で使用しているペグは付属のものではなく市販のチタンペグを使用しています。
自在付きロープ
付属のロープにはすべて自在が付いていて、長さを調整できるようになっています。
地面のコンディションによってロープ長さの微調整が必要になるので、自在付きは便利です。
反射板はステンレス製
同法されている縦長のステンレス薄板を4枚陣幕本体の内側に取り付けることで反射板になります。
取り付け部分には上下にポケットがありステンレス板をそれぞれに差し込みます。
この時に板を少したわまさせながら差し込まないといけないので、作業をするときは軍手などで手を切らないように保護したうえで行うと良いでしょう。
TOKYO CRAFTSのヒートリフレクターを使った感想
ここからは、僕がヒートリフレクターを実際にキャンプで使用して感じたことを中心にお話していきます。
三角形と台形の焚き火陣幕の違い
現在市場に出回っている焚き火陣幕は主に台形ですが、TOKYO CRAFTSのヒートリフレクターは三角形です。
この形の違いにより、少し使い勝手に影響が出てきます。
下の図をご覧ください。
一般的な台形の焚き火陣幕に比べ、ヒートリフレクターの様な三角形の焚き火陣幕は風を遮る面積がどうしても狭くなるため、横から風を受けると焚き火の炎が比較的煽られやすくなります。
そこでヒートリフレクターを設営する時は、あらかじめ風向きを掴んでおくことが大切です。
これができればヒートリフレクターは問題なく使いこなすことができると思います。
こういう条件を考えることはキャンプの楽しみの一つでもあるのでぜひトライしてみてください。
※風を避けようと陣幕に焚き火台を近づける時は、フトコロが狭いので陣幕が燃えてしまわないように注意が必要です。
DODタキビノムコウとの比較
さて、このTOKYO CRAFTSのヒートリフレクターの購入を考えられる方は、似たような形状の陣幕DODのタキビノムコウと比較をされているかもしれませんね。
タキビノムコウとはこんな商品です。
実は僕はタキビノムコウも所有しているので、2つの焚き火陣幕の違いについてご参考までに少しお話をしておこうと思います。
- タキビノムコウ(9,835円)の方が、ヒートリフレクター(7,980円)より価格が高い。
- 陣幕の生地はヒートリフレクターの方が厚くてしっかりしている。
- ペグダウン本数はタキビノムコウ(6本)よりヒートリフレクター(4本)の方が少ない。
- タキビノムコウは幕を開く角度を大きく変えることができるが、ヒートリフレクターは変更がほぼできない。
- タキビノムコウはカラーを2色(ブラック、カーキ)から選べるが、ヒートリフレクターはブラックのみ。
僕は初めてヒートリフレクターを見た時に、「生地が厚いなぁ。」と感じたのですが、そのくらいタキビノムコウとは生地の厚みに差があります。
次に大きな違いは④のタキビノムコウは幕を開く角度を変えられるということ。
なので横風を受けた時にはタキビノムコウの方が便利なように感じるかもしれませんが、実はここがちょっと考えどころです。
横風を受けたときに幕を閉じ勝手に変えていくと焚火台の端と幕の間隔がそれだけ近づいてしまうため、タキビノムコウを使っていて強風時に幕に穴をあけてしまったという例を僕はSNS上でいくつか確認しています。
ヒートリフレクターの場合は、本体の両端を突っ張るフレーム(ゲイラカイトの骨みたいなの)が入っているので角度はあまり変えられません。
まぁこれもユーザーの使い方次第なので製品の良し悪しではないかもしれませんが、初めて使う方はよくわからないうちに穴をあけてしまうこともあるかもしれないと思ってしまいます。
というわけでこの2つから選ぶなら、DODファンでない限り僕はヒートリフレクターの方をお勧めします。
所有感の高い焚き火陣幕
僕がヒートリフレクターを使用していて一番良いと感じるのはデザイン性が高いということ。
これってずっと使い続けたくなる理由でもあるし、購入するときの一番目の理由にもなるくらい大切なことだと思います。
金属製の大型風防は確かに焚き火の途中で配置を変えるのも容易だし火にも強いので使い勝手がとてもいいのですが、見た目には少し味気ない気がします。
というわけで、これもやはり個人の見解ですが見た目はヒートリフレクターの方がいいと思ってしまうのです。
TOKYO CRAFTSのヒートリフレクターまとめ
ここまで、TOKYO CRAFTSのヒートリフレクターの購入を検討されている方のために、ヒートリフレクターの主な仕様と特長、使ってみた感想についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
それでは、ここからTOKYO CRAFTSのヒートリフレクターについてまとめます。
ヒートリフレクターを使うのが向いている方
ヒートリフレクターを使うのが向いている方は次のような方だと思います。
- 他のキャンパーさんとキャンプ道具がかぶるのが嫌いな方。
- サイトのデザインのためには一手間を惜しまない方。
- 風向きを考えながらサイトの設営ができる方。
- 焚き火の時の自己満足度を上げたい方。
最後に購入先について
それでは最後に、このヒートリフレクターの購入先について記しておきます。
ヒートリフレクターはTOKYO CRAFTSの公式ページ、あるいはAmazonから購入できます。
最後に関連商品のするリンクを張っておきます。
同じTOKYO CRAFTSの焚き火台マクライトの紹介ページはこちらです。
TOKYO CRAFTSの職器シリーズ箸&カトラリーの紹介記事はこちらです。
TOKYO CRAFTSのサンセットハンガーの紹介記事はこちらです。
DODタキビノムコウの紹介記事はこちらです。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!