今回はテンマクデザイン パンダTCの別売りスタンダードインナーを紹介します。
パンダTCを買うと標準でついてくるインナーは、メッシュインナーという通気性の良いインナーです。
このメッシュインナーは冬場には向いてないので、パンダTCを冬キャンプで使うのであれば、今回ご紹介する別売りのスタンダードインナーを使うといいと思います。
というのも、ご存知の通りパンダTCのフライシートにはスカートがないので、標準のメッシュインナーだと冬キャンプではフライシートの下から吹きこむ冷たい風がインナーの中へ入ってくるので寒いからです。
実は昨年の冬シーズンは、このスタンダードインナーが品切れのため購入できなかったのですよ。そのためメッシュインナーでずっと冬シーズン寝ていたのですが、やはり冷たい風が侵入してくるのが気になりました。
今年は冬シーズン前に待望のスタンダードインナーを購入出来たので細部まで見ていきましょう。
目次
メッシュインナーは夏に適したインナーだけど
はじめに、下の写真がパンダTCを買った時に標準でついてくるメッシュインナーです。メッシュは風通しがよいので、夏場は涼しく快適なインナーであることに違いありません。
後ろのインナー内の様子が透けてメッシュ越しでもわかりますね。
メッシュインナーを拡大したところです。スケスケだということが良く分かります。
もちろん春から秋にかけてパンダTCでキャンプをするのであれば、これだけで十分ですよ。
スタンダードインナーが冬キャンプに欲しいわけ
さて、下の写真が今回紹介するスタンダードインナーを取り付けたところです。さきほどとは違ってインナーの中が透けていないのがわかりますね。
スタンダードインナーは、外側がメッシュ(ポリエステルメッシュ)、内側がナイロン生地(20Dリップストップナイロン)の二重壁なっています。
この部分はファスナーの開閉によって風を通すメッシュだけの使い方と、ナイロン生地をプラスした状態に切り替えることが出来ます。
インナー前面の両側と後ろ面の片側(下の写真の右半分)が、さきほど説明した風を通すメッシュ生地だけと、風を通さないナイロン生地をプラスした状態に切り替えることが出来ます。
ちなみに、サイド(短辺)面にはメッシュはついていません。
熱い夏はメッシュインナーを使った方がより快適だと思いますが、スタンダードインナーなら風をさえぎることも、通すことも自在になるのでもっと広いシーズンに対応できそうですね。
スタンダードインナーの細部をみる
スタンダードインナーの中は標準メッシュと同じく、角に収納ポケットがついています。
このポケットは眼鏡を入れるなど、かなり便利に使っています。
インナーの天井部分にもポケットがあります。
ここには下の写真のようにランタンを入れておくと、インナーの中を広範囲に照らすことが出るますよ。
インナー内側のファスナーが多い
外からインナーに入るときは、下の写真のファスナーを開けてやればいいのですが・・・、
インナーに入った状態から、
「さて、外に出るか。」と思いながらファスナーを上げても、良く間違ったファスナーを開けることが多いです。(笑)
思い通りにファスナーをつかむことが難しいのが、このスタンダードインナーの唯一の難点といえば難点ですね。
なにせ7本ものファスナーがインナーの真ん中に集まっているので、まるでおみクジをひいている様な感じです。
これは何か目印をつければ解決する程度のことなので、あまり気にしなくていいと思います。
まとめ:冬キャンプの準備は余裕をもって
というわけで、パンダTCのスタンダードインナーの紹介でした。
僕はパンダTCを買って初めの冬シーズンは、結局このスタンダードインナーを購入できなかったので、このインナーのありがたさがよく分かります。
それだけに、パンダTCを愛用されている方で冬キャンプを考えられている方にはおススメのオプションです。
ただしテンマクデザインの製品は、パンダTC本体もそうですが人気があるものはすぐに在庫がなくなるので、欲しい時に手に入れることが出来ないこともあります。(昨シーズンの僕がそうでした。)
このスタンダードインナーは、きっと冬がやってくる前に需要がドーンと高くなるはずなので、昨年は冬の前に売れ切れて、そのまま春まで入荷が無かったと記憶しています。
僕の印象では今年は昨年よりもスタンダードインナーの在庫があるような気がしますが、無くなってからでは遅いので、欲しいと思われている方は見つけた時がチャンスかもしれませんよ。
パンダTC関連の記事です。ご参考まで。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!