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スノーピークのほおずき ゆきは結局高いだけのランタンだったのか考えた
梅雨の雨ふりで今日はキャンプに行けなかったので、たまってきたキャンプ道具の記事を書きたいと思います。
今回は、スノーピークのほおずき ゆきの紹介をします。スノーピークのほおずきは、スノーピークの製品の中でもロングセラーモデルでファンも多いLEDランタンです。特に技術の進化が日進月歩なのがLEDランタンですから、数多くの製品が淘汰されていく中で今でも改良を続けながらユーザーの支持を得ているのはすごいことだと思います。
そんなほおずきの最新バージョンである、「ほおずき ゆき」を最近になって購入したのですが、今ではソロキャンプやファミリーキャンプで大活躍しています。明るさだけを求めるならば、今や1000ルーメンのLEDランタンも普通に手に入るような時代になってきましたが、ほおづきはランタンの明るさだけを追求した製品ではなく、キャンプの夜にとてもやさしい灯りを作ってくれるのが良いところだと思います。
LEDなのに思った以上に癒されるあかりなので、キャンプでは一番身近に置いておきたいランタンになりました。
ほおずきのラインナップについて
パパーマンの購入したのは、白いほおずき ゆき ですが、他にも色違いでほおずき つち、ほおずき もり の3種類がラインナップされています。いずれもアースカラーなので、どれを選んでもアウトドアで落ちついた色になりますね。
ほおずき ゆきの箱を開梱
ほおずき ゆきはこの様な箱に入っていました。パパーマンは、いつもこの箱に入れたままキャンプ場まで搬送していますよ。
箱にはLEDキャンドルランタンと書かれています。この名前から、スノーピークはやはりロウソクの様な癒しの灯りをLEDを使って作りたかったのだろうと想像します。
この箱の中には、ほおずき本体と説明書が入っていました。
スノーピークほおずき ゆきの主な仕様です
- 電池:単三電池×3本使用 または ほおずき充電池パック(別売り)
- 連続点灯時間:10時間
- 標準照度:100lm(USB接続Hi時)
- 重量:165g(電池を含まず)
- サイズ:Φ107×87mm(フック、ロープ含まず)
- 材質:フック・レンズ/ポリカーボネート樹脂、本体、ユニットフレーム、電池ボックス/ABS樹脂、ランプシェード/シリコーンゴム、ロープ/ポリプレン樹脂
- 指定外部電源:5V-500mA(USBmicro-Bコネクタ使用)
- 使用温度条件:稼働時-10℃~40℃、非稼働時-15℃~50℃
- 防滴仕様:IPX4
- 光源色:Warm white
- 点灯モード:通常点灯モード、おやすみモード、ゆらぎモード(各モードで無段階調光可)
ほおずきの点灯時間は先代の8時間からプラス2時間の10時間まで伸びています。LEDを最新型に変えながらも、明るさを上げずに連続点灯時間の方を伸ばして使い勝手を向上させているようです。
ほおずきの明るさはすでに十分という考えのようですが、これは正しいとパパーマンも使っていて感じますね。これ以上明るくならないほうがランタン下の雰囲気を損なわなくていいと思います。
またアウトドアで欠かせない防水性能ですが、防水規格でIPX3が防雨形でこれ以上を防水とよんでいます。ほおずきはIPX4ですので、さらに一クラス防水性に優れている防沫形です。あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がないというクラスになります。
ほおずき ゆきをはじめて見たとき、ランタン本体の部分がとてもコンパクトだと感じました。ランタンのサイズの大部分はやわらかいシリコーンゴムで出来たランプシェードです。
多機能な ほおずき ゆきを使いこなそう
最新のほおずき ゆきでは風に反応するゆらぎモードに加え、辺りが静かになると薄明かりになる、おやすみモードが追加されています。本体の上にボタンがありますが、このボタン一つでランタンのON/OFFはもちろんのこと、通常点灯モード、おやすみモード、ゆらぎモードの切り替えと、各モードでの光量調整を行います。
多機能の操作がボタン一つに集約されているのでパパーマンもそうでしたが、ここは使い方を覚えておかないと慣れるまでは混乱するかもしれません。
ほおずきを各モードへ切り替える方法
そこで、自分の覚えの為にも各モードの切り替え操作方法を簡単に書いておきます。
1.通常点灯モード
・消灯状態からスイッチを1回押す。
2.おやすみ点灯モード
・消灯状態からスイッチを長押しする。
・ランプが点滅(約1秒間隔)し始めたら電源スイッチを離す。
3.ゆらぎモード
・消灯状態からスイッチを長押しする。
・ランプが点滅(約1秒間隔)し始めても更にスイッチを押し続ける。
・ランプは早い点滅(約0.5秒間隔)になったら電源スイッチを離す。
どのモードからも1回押しで消灯です。
気になる電池の取り扱いについて
カバーを外すと、USB micro-bコネクタが出てきます。コネクタに5V-500mA以上の出力を持つ外部電源を接続すると、内蔵乾電池からの出力をカットし、優先的に外部電源を利用できます。また、別売りのほおずき充電池パックを乾電池の代わりに使用するとここからも充電ができます。
ほおずきを分解してみました。すると本体の上部のフタと、本体、ランプシェードに分かれました。
さらに本体には電池ボックスがはめ込まれています。使用前に、この電池ボックスに電池を入れるか、もしくは下のような専用の充電池パックを代わりに入れる必要があります。
電池ボックスに単三のアルカリ電池を装着してやります。使えるのはアルカリ電池とオプションの充電池パックだけで、マンガン電池やニッケル水素電池は使えない仕様になっています。エネループが推奨されていないのは残念ですが、単三のアルカリ電池は安いので点灯時間を考えればあまり気にならないと思っています。
アルカリ電池を入れた電池ボックスを再び本体へセットします。
スイッチを1回押したら通常モードで点灯します。癒されるあかりに満足してます。(笑)
スノーピーク ほおずき ゆきのまとめ
スノーピークのほおずきは昔からあるランタンですが、パパーマンが今まで購入出来なかった一番の理由はやはり価格が高かくて手が出なかったからにほかなりません。
税別で9800円、税込みだと1万円を超える価格はLEDランタンとしては飛びぬけた価格だと誰でもそう思うのではないでしょうか。例えば、これまでパパーマンが長年の間使って来たジェントスの定番EX-777XPは今ではアマゾンでも2500円を切る価格にまで下がっている為、スノーピークのほおずき一つでこのジェントスが4個買えることになります。4個といえば、この差は大きいですよね。その上、ジェントスの方が明るいのですから、お得感があります。
パパーマンは、いわゆるスノーピーカーではないと思っていますが、それでもパパーマンがこのほおずき ゆきを購入して満足しているのは、ジェントスが明るさに重点を置いて作られたのとは異なり、ほおずきの灯りが癒されるあかりだからです。
明るすぎず、野外のテーブルの上を照らすのにちょうど良い明るさであることはもちろん、大型のランプシェードの効果でランタンが視界に入ってもぜんぜん眩しくないのもいいところだと思います。なによりこのランタンを使っていると癒される一番の理由は、ランタン自体がほおずきの様に丸っこいデザインであることが大きいと思うのですよ。ホント、このほおずきのデザインには癒されますね。(笑)
最後に、スノーピークのほおずき ですが、
このLEDランタンの優しいあかりに癒されたいと思う仕事で疲れたお父さんには特におすすめです。
キャンプの夜に、このほおずきですっかり癒されてください。(笑)
それでは、今回はこのへんで。
次回は、このほおずき ゆきを実際にキャンプで使用して感じたところを紹介しますね。
「スノーピーク(snow peak) ほおずき ゆき を実際にキャンプで使ってみた」の記事をどうぞ。
こちらはほおずきのバッテリー使用の話です。