こんにちは、ochanです。
今回はソロキャンプ用の小型タープをフタマタ化する方法についてお話します。
暑い季節になると、僕はソロキャンプでタープの下に寝る機会が増えてきます。
テントに比べて、風通しの良いタープの下は快適だし、設営も楽ですからね。
昨年の僕の夏キャンプではソロキャンプ用のパンダTCタープが大活躍だったのですが、今回はさらにタープを便利に使うためにポールをフタマタ化してみました。
というわけで、ここではテンマクデザイン パンダTCタープを使ってフタマタ化の話をしますが、同じようなソロ用の小型タープをお使いの方で、フロント側をフタマタ化したいと思われている方の参考になるように説明していきます。
それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。
ソロキャンプ用タープ
僕が使っているパンダTCタープはご存知の方が多いと思いますが、念のため軽く説明しておきます。
このタープは同じテンマクデザインのパンダTC(廃番)やパンダTC+に接続するためのタープとして作られたもの。
パンダTC+のフロントを左右から包み込むように張ることが出来るので、横から降りこんでくる雨や風をしのぐのにとても有効なタープです。
パンダTCタープには2本のスチール製ポールも付属していますが、パンダTC+に合わせて高さが170cmと低いのが特長。
単独でソロキャンプ用のタープとしても使うことも出来るサイズ感です。
パンダTCの紹介記事はこちら。
パンダTCタープの紹介記事はこちら。
このタープを張ると下の写真のようなイメージになります。
ここでは小型のヘキサタープと考えていただければ良いと思います。またレクタタープなどを二又化する際もここから先の手順は同じです。
フタマタ化ポールの適用前と適用後
それではさっそく、フタマタ化したところを見てみましょう。
まずは、付属のポールで張ったところ。
フロント側の真ん中にポールが来るので、このままではタープ前で焚き火をする際、このポールの左か右のスペースに焚き火台を置くことになります。
次に、先ほどのフロントポールをフタマタ化したところ。
これならタープ正面に有効なスペースが出来、タープ下へのアクセス性もあがりますし、焚き火もしやすいですね。
ソロキャンプでのタープの使い勝手など
実際に一泊するための荷物を置いたところ。
フロントのポールが無くなったことで、すっきりとした印象になりますね。
LED照明やポータブル扇風機なども、フタマタ化されたポールに取り付けることが可能です。
写真では椅子の前にテーブルを置いていますが、ここに焚き火台を置いて使うことも出来ます。
フタマタ化ツールについて
フタマタ化にするために、Ribitekの二又化ツールを使用しています。
このタイプのフタマタ化ツールを使えばDODのフタマタノキワミ/フタマタノサソイと比較して、フタマタ化にするコストを抑えられます。
ただし張った時のタープの高さがあまり高いと強度不足を感じると思いますので、ここは出来るだけ低く(180cm程度に)抑えた方が良いです。
(このパンダTCタープの場合はポール高さが170cmです。)
このフタマタ化ツールは、DODのショウネンテントのフロントポールを二又化した際にも使っていますので、詳しくはそちらの記事をご覧ください。
フタマタ化ポールの足元をペグの位置に合わせてやれば、使用中にずれるのを防止することが出来ます。
ポールにはSoomloomの伸縮ポール(83-250cm)を使用しています。
フタマタ化する際はこのような長さを無段階で伸縮出来るタイプのポールを使うと便利です。
(先ほどのペグ位置にポールの足元を合わせる作業も、伸縮ポールなら簡単ですし。)
まとめ
以上、ソロキャンプで使うタープのフタマタ化について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
僕は実際にフタマタ化してみたら、思っていた以上に快適に感じました。
ソロキャンプで小型タープを使用する場合は、タープのフロント部分にキャンプ道具を配置することが多いので、このフタマタ化により大きなスペースができるのは魅力的だと思います。
きっと椅子から起き上がってストレスなく正面に出られるだけで、フタマタ化の意味を感じられますよ。
もしソロキャンプでタープをよく使われる方であれば、おすすめしたい使い方です。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!