前回の記事「人影のないキャンプの夜だからこそ焚き火をしよう」の続きです。
福井県福井市鮎川町の鮎川園地キャンプ場 10月21日(月)の朝です。
人影のないキャンプ場にイノシシは出なかったけど
昨日の夜は心配していたイノシシこそ出てきませんでしたが、夜中にふと目が覚め時計を見たら午前二時半、ちょうど丑三つ時です。(/ω\)
この時、女性と男性がボソボソと話している様な声がテントの近くから聞こえてきたので本当にゾッとしました。(;^ω^) じっと動かずに耳を澄ませて話を聞きとろうと集中しましたが、聞こえているのは確かに人の声なのに話しの内容は全然わかりません。
その声を聞いてゾッとしたのにはわけがあって、実はこの鮎川園地キャンプ場では夜間のイノシシ侵入防止のためにキャンプ場へ入る車道にバリケードが作られており、車は外から入れないはずだし同じ泊りのキャンパーさんの中に女性がいないことは確認済みだったのです。もちろん近くに民家がある様なキャンプ場ではありません。
単調な会話のやり取りに、ひょっとして何かの雑音を人の声の様に感じているだけなのかと疑ったりもしましたが、やはりボソボソと男と女が話しているように聞こえます。
人影のないキャンプ場についに幽霊がでたのか? その後もずっと内容の聞き取れない話し声に耳を傾けながら、いつの間にかまた寝てしまったようです。
そして月曜の朝。
起きてテントの外に出ると、
「えっ。」
なんとぉ・・・
近くに新しくテントがたっていました。(笑)
あの声の主は、夜中にキャンプ場にやってきた方だったのですね。このキャンプ場に馴染みの方なのか? 夜間にイノシシ除けのバリケードを自分で開けたのでしょう。(手間をかければ開けられるようにはなっているようでした。)
テントをたてる時にペグをカチカチと打つ音でも聞こえてくれば人間だと分かったはずですが、きっと夜なので遠慮をして音を出さないようにしていたのでしょう。
炊事場に行くときに、そのテントの老夫婦に目があったので挨拶をしました。
ホント、ビビりましたわ。
さて、月曜日のはじまりです。(^^ゞ
2日間使った薪グリル
2日間使った薪グリルラージです。ロストルに灰が少し残っていますが、これくらいならゴミ袋にサッと入れて簡単に片付けられるレベルです。
本日も暖かくて、気持ちのよい海辺のキャンプ場です。
今日は何もせず、パンダTCでただのんびりしています。
今朝の海は凪ですね。平日ですが、釣りを楽しんでいる方も多く見かけました。
趣味というよりまるでプロの磯だこ漁ですね
タコ捕り名人を発見しました。両手に一本ずつ棒を持っています、1本は先端に岩の下からタコをおびき寄せるための囮のついた棒。もう一本はおびき寄せたタコをひっかけて捕まえるための棒です。おじさんの腰に付けた網の中に、捕まったタコがハンドボールくらいの大きさになっていました。これは大漁ですね。
沖を往くのは大型フェリー。
きっと月曜日の10:00に敦賀港を出て、明日の17:20に苫小牧に到着する新日本海フェリーです。
沖の磯にいた釣り人たち。陸続きではない磯に、どうやってたどり着くのかずっと不思議だったのです。
その謎がここで解けました。
釣り船に乗って渡っていたのですね。
今回は2泊三日のキャンプということもあり、ほぼフル装備です。冬キャンプになったら、これにガスストーブを一台追加するくらいだと思います。
カメムシの大量発生に参る
暖かくなったせいか、突然カメムシが大量に発生しました。これには参りましたね。荷物に紛れて家まで持ち帰らないように気をつけていたのですが、いたるところにカメムシが潜んでいたようです。この1週間後のキャンプで荷物の中から出てきました。(笑)
最後にJAFのお世話になる
さて、インスタントですが、コーヒーを飲んで撤収です。
結局、この日はのんびりと撤収をしたので夕方までキャンプ場にいました。
撤収の途中で車のキーを車の中に閉じ込めてしまいJAFを呼んだりと、最後は散々な目に遭いましたが、のんびりキャンプが出来たので英気を養うことが出来ました。
次にこの鮎川園地キャンプ場に訪れるのは来年かな。
今回もこのキャンプ日記を最後までお読みいただきありがとうございました。良い季節になりましたね。今年はまだ紅葉を見ていないので、紅葉を見にキャンプに出かけたいなとこの記事を書きながら思っています。
それでは、このへんで。
明日もキャンプに行きたいっ!
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