2016年GW前半は犬島へ
岡山にある犬島は岡山県の宝伝港からフェリーに乗って10分程の距離にある小さな島です。
この島の一番の見どころは大正14年に廃止となるまで操業していた銅の精錬所跡。
そして最近作られた芸術作品をめぐり、島内を散策出来ます。
GWの前半は廃墟が大好きなパパーマンが昔から行きたかったこの島に母親と妹との3人、ぶらり日帰りで訪れました。
下の写真は大きな犬小屋?犬島ハウスプロジェクトによる作品です。
銅の精錬所と芸術の島
犬島には精錬所の最盛期に2000人を超える人が働いていたそうですが、今では、わすかな人が住んでいるだけの小さな島です。
岡山生まれのパパーマンですが、香川県と岡山県の間にある瀬戸内海の島々は、悔しいけれど実はほとんどが香川県側なのです。この犬島は、そんな中で岡山県で唯一の有人島でもあります。
そんな犬島にフェリーで島に近づくと、そびえたつレンガ造りの煙突が遠くからいくつも見えてきて、その瞬間に昔にタイムスリップしたような感覚になりました。
下の写真は犬島精錬所美術館で、入場料は一人2000円と少し高めなのですが、島内には芸術作品が点々とあってチケットを買えばこれらの作品を見ながら回ることが出来るのでおすすめです。
写真は島内にある精錬所跡の一つです。
なんだか、建物の内部が見やすい様に前の壁が壊れているかの様ですが、きっとその為に壊したのではないと思います。(笑)
残りの壁もいつ倒れてもおかしくない感じで、まさしく廃墟ですね。
島内には、精錬した後の廃物を利用して作られた黒くて大きなレンガがいたるところに積まれてあって、独特の空間が広がっています。
地元の観光ガイドの方のお話では、このレンガは観光のために作られたものでは無くて精錬所が稼働していた当時のまま残っているものだそうですよ。
古いレンガに廃墟の美学を感じました。
これは島内にあったアートの一つ。向こう側の景色が逆さまになっていますが。。。
パパーマンは、この手の芸術を理解するのが苦手です。(汗)
港の近くで犬島丼を食べました
島内をぐるっと巡り再び港付近まで戻ってきたところで、お腹がすいたのでここらで昼ごはんにしようとお店を探していたら、飾り気がなくてとても素朴な感じのお店を見つけました。
こういう雰囲気のお店は落ち着くので好きです。
犬島丼というどんぶりがメニューにあったので、3人とも注文しました。島でゲタと呼ばれているのは舌平目(シタビラメ)という魚です。
この魚を丸ごとミンチにして、ご飯に混ぜてつくっている様です。パパーマンの実家では、フナ飯(めし)というものを作るのですが、これはフナを骨ごとミンチにしたものを、ご飯に混ぜるのでなんか似ているなと3人で話していました。
所変われば品変わるですね。とても美味しくいただきましたよ。
ごちそうさま!
というわけで滞在時間、約3時間の旅でした。
島内には海水浴場とか、キャンプ場もあるので、夏になれば一日中島遊びが楽しめそうです。
みなさんは、楽しいGWを過ごされたでしょうか。
それでは、また。