イワタニ スモークレス焼肉グリルやきまる アウトドアで焼き肉を
キャンプでもスモークレス焼肉グリルやきまる

こんにちは、ochanです。

今回はイワタニ(iwatani)の スモークレス焼肉グリルやきまるをご紹介します。

この「やきまる」はスモークレス焼肉グリルという名前の通り、焼肉をしても煙が出にくいというのが特長のグリル。

だから家の中で焼肉をしても、焼肉の臭いが部屋に残りにくいのです。

これはアウトドアで使っても同じで、例えばシェルタータープや2ルームテントの中など、煙がこもりがちな場所で焼肉をする時にもこの「煙が出にくい」グリルのありがたみを感じることが出来ます。

この記事では、スモークレス焼肉グリルやきまるの購入をご検討されている方のために、この製品の主な特長と実際に使ってみてわかったことをお伝えしたいと思います。

それでは、ごゆっくりとどうぞ。

スモークレス焼肉グリルやきまるを購入した理由

今年のお花見で初めて使ったイワタニの”やきまる”ですが、これは昨年発売されたばかりの人気焼き肉グリル。

ochan家ではいままで屋外で手軽に焼き肉をしたい時に同じイワタニの「炉端大将」を使っていたのですが、つい先日壊れて使えなくなってしまったのです。

そこで、なにか良いグリルが無いかと検討しました。

検討する上で考えた課題は次の2つ。

煙が気になる

炭を使う本格的なグリルもいいのですが、お花見などで炭をおこす時間を省きたい時には、サッと使えるカセットガスタイプのグリルが圧倒的に有利ですね。

そこでイワタニの炉端焼き器炙りやの購入も考えましたが、先代の炉端大将を使うと脂の多い豚肉やホルモンを焼くと大量の煙が出るのが気になっていたのです

完全にオープンな屋外で焼き肉をすれば煙なんて関係ないのですが、キャンプではシェルターの中やツールームテントのリビングで焼き肉をする機会がochan家では多かったのです。

そんな時、十分に換気しているつもりでも煙がシェルター内に充満して閉口することもしばしば。(テント内の火気使用は自己責任でお願いします。)

そんな時、イワタニのやきまるは煙の発生を抑えることが出来ると知り、もっと詳しく調べてみました。

肉に火がつくのが気になる

もう一つ、炉端大将を使って焼肉をすると、肉にすぐ火がついてしまうのにも閉口していました。

これは主にブタ肉ですね。(笑)

せっかくの肉が燃えて丸コゲになってしまうことがよくあったのです。

やきまるは鉄板の温度をおさえて焼くのが売り文句なので、この点もいくらか改善されると思いました。

焼きまる01

煙が少ないこと、肉に火がつきにくいこと、この2つの理由により結局やきまるの購入に至りました。

スモークレス焼肉グリルやきまるの仕様

それではこのへんで、やきまるの主な仕様をみてみましょう。

  • 品名 カセットガス・スモークレス焼肉グリル『やきまる』
  • 品番 CB-SLG-1
  • 製品寸法・重量 幅303×奥行278×高149㎜、 約2.0㎏
  • 最大発熱量 1.0KW (900kcal/h相当)
  • 最大火力連続燃焼時間 約3時間37分(イワタニカセットガス1本使用時)

やきまるはイワタニが室内で焼き肉をするために作った煙を抑えるグリル。

これまで使っていた炉端大将は熱せられた輻射板の上に直接肉の脂が落ちてしまうので、どうしても煙が出てしまったのですよね。

そこで、やきまるではプレートの表面温度を210~250℃に一定化させることで肉の脂が煙化することを抑制し、炎の上に肉の脂を落とさず鉄板の下の水皿に落とすことで煙の発生を抑制する仕掛けになっています。

 

焼きまる10

やきまるの細部を観察

それでは、次にやきまるをじっくりと観察してみましょう。

プレートはフッ素樹脂加工なので掃除が簡単

さて、これがやきまるの本体です。本体は購入前に想像していたより高さがありましたね。プレートはフッ素加工なので使った後の掃除は楽です。

焼きまる02

カセットコンロの上にイワタニから売られているオプションの焼き肉プレートを載せたような形をしています。もちろんカセットコンロに焼き肉プレートを載せただけでは、やきまると同じ性能にはなりませんが。

 

やきまるに付属の取っ手です。

焼きまる03

この取っ手を焼き肉プレートの穴に差し込んで、プレートを持ち上げます。

焼きまる04

脂が落ちる皿には水をためる

プレートを外したところです。使う前に、この皿の中に水を入れておきます。

プレートの端部にある穴から脂が落ちると、すべてこのお皿の水の上にたまる仕組みになっている様です。炎が脂に当たらない様にして、煙をおさえる工夫です。

焼きまる05

入れる水の量は230cc、およそコップ一杯分です。

焼きまる09

煙を抑える技術

お皿を外すとバーナーが見えますね。脂は約250℃を超えて高温化すると煙になるそうですが、低温になると美味しく焼けません。

やきまるには下の写真のようにバーナーとお皿の間に適度な空間があります。

やきまるの発熱量はたった900kal/hしかありませんが、あえて発熱をおさえ、この空間に210-250℃の熱がこもる構造になっています。

焼きまる06

CB缶は下の写真の様にサイドにつきます。圧力感知安全装置付きですね。

焼きまる07

実際に焼きまるで焼き肉をしてみよう

それでは、お花見の時にやきまるで焼き肉をした時のレビューです。

下の写真はやきまるで牛肉を焼いているところです。脂がのっていますが全くといっていいほど煙は出ませんでした。

もちろん炎があがることもありませんでしたよ。今まで炉端大将をずっと使ってきたので、煙についていえばこれはマジックのようです。

火力は炉端大将に比べると明らかに弱く必要最低限といった感じなのですが、これは逆にうまく温度がコントロール出来ている結果だと言えると思います。

もちろんジュゥゥゥーという焼き肉の音はしっかり聞こえてきますので、そこは大丈夫です。

焼きまる11

次は焼き鳥です。串焼きにしましたが、串焼きは苦手なようです。

これはプレートの中心が盛り上がるように全体が曲面になっているので、串焼きにするとプレートから浮いてしまう部分が出来て、ここはどうしても火力が弱くなるからです。

焼きまる12

というわけで、鳥肉については時間がかかりそうだったのでバラして焼きましたよ。

鶏肉は炉端大将で焼くと脂が落ちて炎が出やすいのですが、今回は火がつく場面はなくて最後まで安心して焼けました。

ですので、小さい子供と一緒にキャンプをする時なんかも安全の面でやきまるは良いのではないかとも思いました

。他に厚みのある身のエビも焼きましたが、こちらも問題なく焼けました。

焼きまる13

やきまるの取説には「焼き肉専用グリル」と記載があるので、使い片としては炉端焼き屋さんではなくて、あくまでも焼き肉屋さんを想定しているのでしょう。(笑)

そういった焼き肉屋さんの使い方をする限り、すっかりアウトドアで定番になった炉端大将と比べても、使い勝手の良さはについては上だと感じました。

焼きまる08

イワタニ スモークレス焼肉グリルやきまるのまとめ

最後に、やきまるの特長をまとめます。

  • 脂が煙に変化しにくい様にプレート温度を210-250℃にコントロール出来る
  • プレートの上の油は溝を流れ端部のスリット穴から、水皿に落ちるので煙にならない
  • 今まで煙が気になって敬遠していた室内でも焼き肉が出来る
  • 焼き面はフッ素コートで、焦げ付きにくくお手入れが簡単

こちらの記事も参考にどうぞ。

最後にこの「イワタニのスモークレス焼肉グリルやきまる」ですが、

アウトドアで焼肉をする際、煙に巻かれずお肉をじっくりと焼きたいという方にとてもおすすめです。

楽しい焼き肉パーティーを!!

それでは、今回はこのへんで。

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