こんにちは、ochanです。
今回はまだ発売前のGOGlampingの人気カンガルーテントSKYEYEに後付けできるフライシート、SKY EYE FLY(スカイアイフライ)を紹介します。
このSKY EYE FLYを使う目的はカンガルーテントのSKY EYEを雨天でも使えるソロキャンプ用のドーム型テントにすること。
つまり1粒で二度おいしいのはアーモンドグリコとSKYEYEというわけです。
(あぁー、おっさんは古いこと言うなぁ。)( *´艸`)
すでにSKYEYEをカンガルーテントとしてお使いの方なら、最小限の費用で屋外で使えるドームテントにできるのは良いことだと管理人は思います。
またこれからドーム型テントの購入をお考えの方にも、TC生地のインナーテントの快適性を重視するのであれば、同社のツーリングドーム(1-2人用)に比べると少しかさばりますが、SKYEYEとSKY EYE FLYはおすすめの組み合わせになります。
それでは、これからこのSKY EYE FLYをじっくりと見ていきましょう。
最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
はじめに本製品のレビューに関するポリシーを書いておきますね。
GOGlampingのファンだった管理人は2023年3月よりGOGlamping公認アンバサダーをやっています。
そのようなわけで今回レビューするSKY EYE FLYはGOGlampingさんのご厚意により提供いただいたものですが、金銭の報酬や記事の内容への制限、チェックなどはGOGlampingさんから受けていません。
というわけで本記事にはPRを含みますが、本製品に対する意見や感想についてはあくまで管理人個人の考えによるものになります。
SKY EYE FLY /GOGlamping
TC素材のカンガルーテントとして、比較的安価で手に入り人気のあるGOGlampingのSKYEYE。
個人的には天井についている大きなメッシュ窓が好みです。
このSKYEYEびついては次の記事で詳しく解説していますので、ご興味のある方はこちらもお読みください。
さて、このSKYEYEにSKY EYE FLYを追加すると、こんな感じになります。
(キャノピーポールは付属しません)
これでSKYEYE単体だけでキャンプができるようになるのです。
サイズ
SKY EYE FLYを取り付けたテントのサイズは以下の通り。
SKYEYEはソロ用テントとしては天井高さが112cmと、もともと非常に高さのあるテント。
例えばGOGlampingのツーリングドーム(1-2人用)はテントの高さが100cmですから、SKYEYEにフライシートをつけた姿を見ると一回り大きいサイズに感じられます。
のちほどお話しますが、この高さがSKYEYE+SKYEYEFLYで作られるソロドームの使いやすさにつながっている面があります。
主な仕様
SKY EYE FLYの主な仕様は次の通り。
素材 | 190Tポリエステルタフタ |
耐水圧 | (約)3000mm |
使用サイズ | (約)210cm×90cm×H102/112cm |
収納サイズ | (約)40cm×12cm×12cm |
重量 | (約)1.2㎏ |
内容 | フライシート×1
ペグ×5本 ガイロープ2.5m×4本 収納ケース×1 |
SKY EYE FLYの収納ケースをSKYEYEの収納ケースを並べたところ。
ポリエステル生地のSKY EYE FLYはTC生地のSKY EYE と比べてかなり小ぶりです。
最近のGOGlampingの製品は収納袋に製品名を入れてくれている(すべてではありませんが)ので、中の製品が一目瞭然。
この配慮はユーザーにとってありがたいです。
細部を観察
それではSKY EYE FLYの細部を確認してみましょう。
収納ケースに取扱説明書
GOGlamping製品では毎度ですが、収納ケースに取扱説明書が取り付けられています。
これなら無くならないので安心ですね。
ペグは最小限のみ
付属のガイロープは4本で十分使えます。
ペグ5本、先端の尖っていないタイプですので、通用する地面は少ないと思います。
必要本数ですが、キャノピーを作るなら9本必要です。(SKYEYE側のペグを除く。)
なのでテント使用時には別途用意しておきましょう。
小型テントに使うペグは、必要なら頭まで打ち込める同梱と同じ形状のタイプが使い易いと思います。
そこで僕はユニフレームのパワーペグSUS200(20cm)をずっと使用しています。
下の写真の左が同梱のペグ、右がパワーペグSUSです。
ところで最近のGOGlampingのテントは同梱のペグを少なめにしていることが多いです。
これはいい取り組みだと僕は思います。
どうせ使えないペグはゴミにしかならないので、それでコストが少しでも下がるならユーザーにとってありがたいことですから。
キャノピーになる前側ドア
SKY EYE FLYの前幕とインナーテントの間は約60cmのスペースがあるので、ここに荷物を置いておくことができます。
そして前幕はポールを2本使うことで下の写真のようにキャノピーになります、
ちなみに雨が降るとキャノピーにどんどん雨水がたまってくるのが心配になりますが、そんな時は下の写真のように端を下げて対応するといいです。
こういう高さを調整するときに使い易いのが伸縮ポール。
2本持っているといろんな場面に対応できますよ。
後壁はハーフオープンドア
後壁側はハーフオープンタイプのドアがついていて、3つのモードに変わります。
まず一つ目がフルクローズモード。
そしてアウターを巻き上げるとメッシュドアモード。
メッシュドアを巻き上げるとフルオープンになります。
両サイドには換気窓あり
スカート巻き上げトグルつき
SKY EYE FLYには全周にスカートがついていて冬キャンプに対応できるようになっていますが、夏は逆にスカートにより風通しが悪くなるのでこのスカートを巻き上げるトグルがついています。
下の写真の矢印の位置が巻き上げトグルです。
下の写真はスカートを巻き上げたところ。
ここはGoodポイント
それではSKYEYEとSKY EYE FLYを組み合わせたドームテントのGoodポイントをお話します。
キャノピー下の余裕が大きい
SKYEYEが先に紹介した通り高さが112cmあるのでキャノピーを跳ね上げた高さもそれだけ高くなります。
実は、ここがとても大事なポイント!
ソロサイズのドーム型テントは室内の居住空間に必要な高さだけを考えていることが多く、キャノピー下にチェアを置いて腰をかけると頭がキャノピーに触れて気になることがよくあるのですが、その点SKYEYE+SKYEYEFLYの組み合わせだと身長178cmの管理人でも頭上に余裕ができます。
これは地味なようで、使い勝手を考えると大きなメリットになるのではないでしょうか。
正面から見るとこんな感じ。
遮熱性の高いブラックコーティング
実はこのフライシート、色が黒いのはブラックコーティングを施して遮熱性能を上げているための様です。
夏場のキャンプでは少しでも涼しく過ごしたいと思うのがキャンパーの常なので、こういった配慮は嬉しいものです。
ただあくまで個人的にですが、ブラックのSKYEYEにこのブラックのフライシートは統一感があるものの、色に関してはカーキなどのネイチャーカラーも追加販売してほしいと思うのですよね。
裏面にシルバーコーティングを施されたネイチャーカラーのバリエーションが出るといいのですが、このあたりは期待して待ちましょう。
残念なポイント
さて後壁のハーフオープンドアの紹介のところでは流しましたが、読んでいて「?」となった方もいるかもしれません。
僕もその一人です。(-_-;)
後壁のドアについているメッシュですが、これを使いたくなる場面が全く想像できません。
インナーテント側のドアに既にメッシュがついているので、寝る時に暑く感じたならハーフドアはメッシュにはせずにフルオープンにした方が風の通りが良くて涼しいはずですよね。
ここはオーソドックスにセンターファスナーにして、開ける側を左にするか右にするか天候(日の当たり方、風向き)を見ながら選べるようにした方が使い易かったのではないでしょうか。
きっと他のテントと差別化をはかりたかったのだと思いますが、このメッシュは無くても良かった装備だと感じます。
価格と販売開始予定
SKY EYE FLYのAmazonでの販売予定価格は6,980円。
発売は9月末頃になるようです。
発売まであともう少しですね(^_-)-☆
GOGlampingの公式サイトでは先行して販売されていますので、今すぐ購入を考えたい方はこちらをご参照ください。
SKY EYE FLY まとめ
ここまでGOGlampingのSKY EYE FLYを発売に先行しての紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
少し辛いお話もしましたが、全体的に見るとSKY EYE FLYのブラックコーティングされた生地や巻き上げ可能なスカートなどの機能と、SKYEYEの厚みのあるTC生地の特徴を考えると、季節やシチュエーションを問わずに使えるとても万能な組み合わせではないかと思います。
なので車に積んでおけば、何かと便利に使えるテントのセットだと思います。
少し話が変わりますが、実はSKY EYE FLYをはじめて見た時に、「あれっ、スカートがちょっと大きすぎるのでは?」と正直思ったのですよね。
でもよく考えるとインナーが雨に弱いTC生地なので、そこを補うために大型スカートにたどり着いたのだと後で気づき感心してしまいました。
こんなに愚直な感じで真面目にテントを作っていく姿勢が、僕がこのメーカーを好きな理由の一つでもあります。
というわけで、GOGlampingさんにはこれからもテントを進化させ続けていって欲しいですね。
それでは、今回のお話はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!
GOGlampingのその他の商品についてはこちらの記事からどうぞ。