
美瑛の青い池へ
2015年8月10日(日)の朝
朝早く、日高沙流川オートキャンプ場をあとにして国道237号線を北上しました。
現在の空は曇っているものの、雨はまだ降っていません。雨が降らないうちに、なんとか青い池にたどり着きたいと思って先を急ぎます。
この時、雨が降った後で濁ってしまった青い池を、今回の旅でまた見たくないという思いがありました。
どこにも寄り道をせず一直線に青い池を目指しました。
そして午前8時頃に美瑛の青い池に到着。
願いが通じたのか、天気はなんとかもってくれたようです。
駐車場に車を停めたら、早速カメラをもって池に向かいました。
「今度こそ、あの池は青く見えるだろうか。」
期待で胸が高まります。
今度こそ池の色は青く見えるだろうか
以前訪れたときは専用の駐車場がありませんでしたが、今回は広い駐車場ができていました。
新しくできた駐車場から青い池までは意外と近く、すぐにいける距離でした。
池のほとりではじめに水の色を確認すると、うれしいことに今度こそきれいな青色でした。
ずっとこの青い色の池を楽しみにしていただけあって、これはもう感動モノです。
この景色を見ていると幸せな気持ちになってきます。歩きながらときどき足を止め写真をたくさん撮りましたよ。
(あとでこのとき撮った写真を見返すと、同じような景色ばっかりでしたけど。)
青い池はローラさんがこの池の前を歩いている「Antenna」のTVCMが放映されたり、他にもMACユーザーの方はご存知かもしれませんが、MACの壁紙になったりしているくらい最近では大人気の観光スポットになっています。
僕が訪れたときも、次から次へと観光客がやってきていました。
青空だったら最高の景色だけど、あまり欲張っちゃいけないですね。
それにしても、きれいな青色です。
「この青色は、コバルトブルーというのかな」。
青い池はなぜ青い?
「水の色は、なぜ青いのだろう。」
この池に流れる川の上流には白金温泉があります。温泉の成分が川の水と混じったときにコロイドができ、これが太陽の光を乱反射して青色に見えるのだという説がありますが、本当のところはわかっていないとのことです。
この池は実は人工の池だそうですが、池を作ったら偶然にも青い池になったようです。僕はこの色の秘密について考えていると1ヶ月くらい前に見た別府の海地獄を思い出しました。よく似た色ですね。
以前書いた記事「別府で血の池地獄に入浴してきました 真っ赤なうそです」 をご参照ください。
あの海地獄の青色も神秘的でしたが、この青い池は加えて白樺の木が池に浸かっている風景が実にいいです。
何年かしたら木が朽ちてきて、もっといい雰囲気になるかもしれませんね。
美瑛に向かう
まだ朝の8:30です。
天気が崩れないうちに美瑛の丘のほうにいってみましょう。
それでは、また。
続きは次回、「北海道ソロキャンプの旅その8 愛を積む人」の記事をどうぞ。
- 北海道ソロキャンプの旅その1 序章
- 北海道ソロキャンプの旅その2 旅のコンセプト
- 北海道ソロキャンプの旅その3 準備したもの
- 北海道ソロキャンプの旅その4 出発
- 北海道ソロキャンプの旅その5 北海道へ 新日本海フェリーへ乗船
- 北海道ソロキャンプの旅その6 はじめのキャンプ場へ
- 北海道ソロキャンプの旅その7 美瑛の青い池
- 北海道ソロキャンプの旅その8 愛を積む人
- 北海道ソロキャンプの旅その9 五稜の丘へ
- 北海道ソロキャンプの旅その10 美瑛カレーを食べる
- 北海道ソロキャンプの旅その11 上富良野日の出公園オートキャンプ場
- 北海道ソロキャンプの旅その12 キャンプ場は霧の朝
- 北海道ソロキャンプの旅その13 四季彩の丘へ
- 北海道ソロキャンプの旅その14 国設ぬかびら野営場
- 北海道ソロキャンプの旅その15 タウシュベツ橋梁
- 北海道ソロキャンプの旅その16 神の子池
- 北海道ソロキャンプの旅その17 野付半島を探索
- 北海道ソロキャンプの旅その18 根室へ
- 北海道ソロキャンプの旅その19 えりも岬へ
- 北海道ソロキャンプの旅その20 アザラシの王国
- 北海道ソロキャンプの旅その21 さよなら北海道(最終回)