旅のコンセプト
今回の旅は軽自動車で移動し、キャンプで宿泊する一人旅です。
持っていくキャンプ道具としては、特別に買い足したりすることはありませんでした。
むしろ、いつも愛用しているキャンプ道具で、どれだけ快適な旅が続けられるかを知りたかったのです。
だからいつも地元のキャンプ場でソロキャンプの時に使用している、ピルツ7やムササビウイングをはじめとするキャンプ道具一式を軽自動車の後部座席に詰め込んで出発することにしました。
(上の写真は美瑛の青い池で撮影したもの)
何故、軽自動車なのか
軽自動車には、ソロキャンプならばコンパクトな専用のキャンプ道具ではなく、日常生活で使っているような使い勝手を優先した大きめの道具でも十分に積める能力があり、その上走れば燃費がいいので一人旅の乗り物としてはジャストサイズだと日ごろから思っています。
大き過ぎず、小さ過ぎない軽自動車のサイズが魅力なのですよね。だから今回はその実践編というか、今までソロキャンプでやってきたことを実際に旅の中で試してみたいと思っています。
また、軽自動車はオートバイに比べ五感を刺激するような喜びだとか機動力に劣りますが、積載力や走行時の快適性がはるかに高い乗り物です。
オートバイと軽自動車、どちらが好みかは人によると思いますが、軽自動車ならば特に雨の中を走行しても濡れないし、さらにもし雷が鳴っても気にしなくてよいですね。
僕自身の旅の経験から、長い期間旅を続けていると出発時では考えていなかったような心配事が徐々に増えてくるものと思っています。
その心配事を一つでも少なくすることが出来るのは、オートバイに比べたときの軽自動車の最大のメリットだと思います。
というわけで、今回の旅では軽自動車の良さを引き出すことができればいいなと思っています。
キャンプによる旅について
北海道には、格安で環境の良い素敵なキャンプ場がたくさんあります。
「北海道キャンプ場ガイド」という北海道にしかない知る人ぞ知る人気のガイドブックがあるのですが、これがまた見ているだけで楽しい本です。
僕も北海道に行くときは、この本を事前に入手してフェリーの中で眺めたりしてます。
この本を見ていると、本当に北海道に住んでいる方がうらやましいくらいです。キャンプ好きなら北海道でキャンプ場を利用しない手はありません。
ただし、僕はこれまでオートバイで北海道のキャンプ場を利用した経験は多いものの、車では数えるほどしかありません。宿泊料金の差なども気になるところです。この辺も、実際に気にしながら旅をしたいと思っています。
- 北海道ソロキャンプの旅その1 序章
- 北海道ソロキャンプの旅その2 旅のコンセプト
- 北海道ソロキャンプの旅その3 準備したもの
- 北海道ソロキャンプの旅その4 出発
- 北海道ソロキャンプの旅その5 北海道へ 新日本海フェリーへ乗船
- 北海道ソロキャンプの旅その6 はじめのキャンプ場へ
- 北海道ソロキャンプの旅その7 美瑛の青い池
- 北海道ソロキャンプの旅その8 愛を積む人
- 北海道ソロキャンプの旅その9 五稜の丘へ
- 北海道ソロキャンプの旅その10 美瑛カレーを食べる
- 北海道ソロキャンプの旅その11 上富良野日の出公園オートキャンプ場
- 北海道ソロキャンプの旅その12 キャンプ場は霧の朝
- 北海道ソロキャンプの旅その13 四季彩の丘へ
- 北海道ソロキャンプの旅その14 国設ぬかびら野営場
- 北海道ソロキャンプの旅その15 タウシュベツ橋梁
- 北海道ソロキャンプの旅その16 神の子池
- 北海道ソロキャンプの旅その17 野付半島を探索
- 北海道ソロキャンプの旅その18 根室へ
- 北海道ソロキャンプの旅その19 えりも岬へ
- 北海道ソロキャンプの旅その20 アザラシの王国
- 北海道ソロキャンプの旅その21 さよなら北海道(最終回)