SOTO ST-310のサイズにぴったりあうZAFIELDのミニクッカースタンド
ミニクッカースタンドを使ってST-310の安定感を強化

今回はSOTOのST-310と一緒に使っているZAFIELDのミニクッカースタンドをご紹介します。

ST-310の五徳には剛性不足のうえに、鍋をのせる面が滑りやすいという弱点があるので専用の五徳を探していました。そしてみつけたこのZAFIELDのミニクッカースタンド。

このミニクッカースタンドはST-310のサイズにピッタリで、ST-310に純正ウインドスクリーン(ST-3101)をとりつけたままでも干渉することなく使うことが出来る優れものですよ。

それでは、これからこのミニクッカースタンドを見ていきましょう。

SOTOのST-310の使い勝手を向上させるために

シングルバーナーでは人気のST-310を購入してから、もうかれこれ半年くらいたつのですがキャンプでの使用頻度はあまり高くありませんでした。ST-310を購入した理由は冬の寒さに強いことだったのですが、その必要性を感じない季節のキャンプでは出番がほとんどないくらいです。(;^ω^)

というのも普段はキャンプでカセットコンロを使用しているのですが、カセットコンロと比べてしまうとアウトドア用のST-310は使い勝手の面ではどうしても劣ってしまうのですよ。

だからといってST-310がつまらないバーナーというわけではなくて、逆になんとか使いこなしてやるぞ!という気持ちにさせてくれる魅力的なバーナーなのだから困ったものなんです。(;^ω^)

そこでST-310の使い勝手を向上させるために、いろいろと改善をしてきました。その中で今回のZAFIELDのミニクッカッカースタンドは不安定なST-310の五徳の使い勝手を改善するために導入したもの。バーナー本体の五徳の代わとして、大きくて重い鍋なども安定して載せられるのが、このZAFIELDのミニクッカースタンドなんです。

キャンプではバーナーを置いているテーブル自体がそもそも正確に水平が出ているわけではない上に、ST-310についている五徳は鍋底との接触面積が小さいせいか、とにかくズリッっと鍋が滑りやすいのですよ。

だから実際にパパーマンはST-310を使っていて、鍋をひっくり返したことが何回もありますよ。 いやこれ、本当ですから。(笑)

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳06

ZAFIELD ミニクッカースタンドの主な仕様

それではまず、このクッカースタンドの仕様からみていきましょう。

  • サイズ;五徳部分:16cm×16cm  高さ:12.5cm
  • 重量;約490g(収納ケース含む)
  • 材質;五徳部:304ステンレススチール、脚部:201ステンレススチール
  • 付属品;収納ケース
  • 耐荷重;30kg

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳01

材質はステンレス製ですし、耐荷重30kgのスペック通り見た目にも丈夫な作りなので一生使えそうです。

ZAFIELD ミニクッカースタンドの細部を観察する

ZAFIELDのミニクッカースタンドは下の写真のような収納ケースに入っています。クッカースタンドは汚れやすいので、このような収納ケースがあると便利です。

ちなみに、SOTOのレギュレーターストーブ専用溶岩石プレート ST-3102に付属の遮熱板を、このケースの中に一緒にしまうことが出来ますよ。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳01

16cm×16cmの五徳サイズはシングルバーナ―にちょうど良いサイズ。コンパクトなので持ち運びも楽だし、ソロキャンプで使う鍋やコッヘルなら、このサイズの五徳で十分間に合うはずですね。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳02

ZAFIELD ミニクッカースタンドは五徳の湾曲が特長

このサイズの五徳は他社でも探せば見つかると思いますが、ZAFIELD製は炎が当たるステンレス五徳の部分に湾曲をつけているのが特長で、これにより熱の伸びを逃がして五徳の変形を防止しているのです。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳00

ZAFIELD ミニクッカースタンドとST310のサイズ比較

ST-310にZAFIELDのミニクッカースタンドをセットしたところです。見た目のバランスとしても、このくらいのサイズがぴったりではないでしょうか。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳03

五徳とバーナーヘッドの間隔が大切なポイントです

ミニクッカースタンドとバーナーヘッドの隙間はこんな感じです。この間が離れすぎていると火力が落ちてしまうのですが、下の写真の通りちょうど良い感じですね。まるで純正のようなピッタリ感です。あとで点火するので、もう一度見てみましょう。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳04

耐荷重30kgなので重い鍋を載せても大丈夫

パパーマンがソロキャンプで使用しているハリオのフタがガラスのご飯釜1合用を載せたところです。土鍋なのでずっしり重いのですが、耐荷重が30kgのZAFIELDのミニクッカースタンドはびくともしません。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳05

こちらはユニフレームのキャンプ羽釜3合用を載せたところです。3合を炊いている時は重量が2.5kgくらいになりますが、安定性については全然問題ありません。

ZAFIELD02

実際にST-310を点火して確認します

次にST-310を点火しようと思いますが、このまま点火すると熱でテーブルが焦げそうです。(;^ω^) そこで100均で購入したシリコン製の鍋敷きを敷いてやります。この鍋敷きは滑りにくい素材なので、ST-310の下に敷くことでゴトクが安定しますよ。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳09

それでは、ST-310を点火します。
見た通り、ST-310専用に作ったのかと思うくらいの絶妙な高さですね。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳07

今度はユニフレームのごはんクッカープラスの一番大きいコッヘルを載せてみました。大きめのコッヘルですが、安定感は変わりません。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳10

SOTO レギュレーターストーブ用ウインドスクリーンST-3101をつけても使える

ST-310にSOTOのウインドスクリーンをつけると幅方向の寸法が大きくなりますが、この状態でZAFIELDのミニクッカースタンドと干渉しないか確認してみました。

下の写真のとおり干渉などなく、ミニクッカースタンドの内側におさまっています。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳11

ZAFIELDのミニクッカースタンドの評価とまとめ

実際にZAFIELDのミニクッカースタンドに鍋を載せ、SOTOのST-310を点火するところまで全て観察してきましたが、ST-310とミニクッカースタンドはサイズ的にとても相性がいい五徳です。

ミニクッカースタンドの30kgという耐荷重もそうですが、実際に手に取ってみても丈夫な感じがします。品質は日本製と変わらないくらい良いと思いました。

SOTO ST-310にはまだまだ改善したいところがあるのですが、このミニクッカースタンドを使えば、とりあえず鍋がひっくり返る心配が無いのでまずは安心です。(^^)v

最後に管理人の独断と偏見による「ZAFIELDのミニクッカースタンド」の勝手な評価です。

1.使い勝手

2.耐久性

3.コストパフォーマンス

1.使い勝手ですが、星4.8をつけました。とくに文句をつけるところはないのですが、あえていうなら収納時に脚がもっとコンパクトに畳めると薄くなって良かったかもしれません。

2.耐久性は星5です。ステンレス製でシンプル、かつ頑丈なつくりなので壊れそうな感じがしません。

3.コストパフォーマンスは星4.5です。似たような商品は他に「ユーラーのミニ クッカースタンド」などがあり、これらは価格がもっと安いので星0.5減点しました。ただしユーラー製は改善前のZAFIELDの旧タイプとほぼ同じ状です。長い目で見たら改善されたZAFIELD製の現行モデルほうが、モノは良いのでおすすめです。

というわけで、今回ご紹介したZAFIELDのミニクッカースタンドですが、

キャンプでシングルバーナーを使う機会の多い方や、ファミリーキャンプで少し大きな鍋をST-310で使いたいと考えている方にオススメの逸品です。

ZAFIELD アウトドア ミニ クッカースタンド 五徳08

ST-310のお話は、まだまだ続きます。

それでは、今回はこのへんで。

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