ソト(SOTO)ST-310専用溶岩石プレートで肉を焼くとウマかった
熔岩石プレートでふっくら肉を焼こう!

今回はソト(SOTO) ST-310 レギュレーターストーブ専用溶岩石プレート ST-3102の紹介をします。

ST-310はとても人気のシングルバーナーなので純正オプションも多いのですが、点火アシストレーバーにはじまり、ウィンドスクリーン、アシストグリップまで装着したら、あとはこの溶岩石プレートを合体させれば最終形です。(もちろん社外製のオプション的な器具ならまだ他にもありますけど。)

この最終にして最強パーツとなる「溶岩石プレート」ってなんだか変化球的な感じがしませんか? どうしてSOTOは厚板の鉄板ではなく、溶岩石をオプションで出したのかと以前は不思議でしょうがなかったのです。

でも口コミを調べてみると、意外とこの溶岩石プレートで焼くと美味しいという評判が多かったのですよね。僕はST-310に愛着を感じていたこともあり、口コミを見ているうちにこのプレートを購入したくなりました。

溶岩石プレートのキャッチコピーは「遠赤外線効果で表面はこんがりと、中はふっくらジューシーに」というよくあるやつですが、実際に焼肉をしてみるとその通りで、久しぶりに僕の中でヒットしたキャンプ道具です。

この石を使って焼くと、網や鉄板よりも焼肉が確かにウマかった。(#^.^#)

それでは、そろそろ溶岩石プレートをみていきましょう。

溶岩石プレート10

 溶岩石プレート ST-3102の主な仕様

それでは、まずはじめに仕様のチェックです。

  • 原産国:日本
  • 本体サイズ:幅14×奥行14×高さ2cm
  • 本体重量:1kg
  • 材質:国内産溶岩石
  • 付属品:ステンレス遮熱板

内容は、溶岩石プレートと遮熱板の2点。安心の日本製です。

溶岩石プレート11

溶岩石プレートはしっかり面取りがされていました。SOTO製だけあって丁寧に作られているようですね。

溶岩石プレート12

こちらはステンレス製の遮熱板です。ST-310はCB缶一体型なので、溶岩石プレートなど高温になる調理器具を使うとガスボンベが過熱により爆発する危険があるのです。そこで、この遮熱板の装着が必要となるわけです。

ST-310の遮熱板は社外品でも売られているくらい、便利なアイテムなのです。溶岩石プレート以外にもスキレットやナベ料理など、他の調理器具との組み合わせも考えられますね。

溶岩石プレート13

遮熱板と溶岩石プレートの装着

別売のウインドスクリーンと今回の遮熱板を同時に取り付けてみました。これがST-310のトランフォームの最終形。

流石にどちらも純正品だけあってウインドスクリーンと遮熱板の干渉は無いようですね。同時に使うことが出来ます。

溶岩石プレート01

横から見たところです。一体感がありますね。

遮熱板をつけると風を遮る面積も増えるので、防風効果もあがりそうです。

溶岩石プレート03

次に溶岩石プレートをゴトクに載せてみました。

こうしてみると遮熱板と溶岩石プレートの面積は同じくらいのようです。

溶岩石プレート02

溶岩石で焼くと肉はやはりウマいか?

では実際に肉を焼いてみましょう。取扱説明書によれば初めに石全体に油をひく必要があるとのこと。

ここでは牛脂を使用していますが、オリーブオイルなどでもいいようです。

5分間くらい強火でプレートを加熱したあとで、弱火で肉を焼きます。

溶岩石プレート04

下の写真はサーロインステーキを焼いているところです。

石の面積が縦横14cmなので大きな肉を一度に焼くことはできませんが、そんな場合はナイフで小さく切って焼いていけばいいだけです。ソロキャンプ用と考えれば十分な大きさでは無いかと思います。

いやぁー、やはり厚さ2cmのプレートの蓄熱効果なのでしょうね。肉が美味しく感じました。

溶岩石プレート05

長いソーセージは対角線において焼けばよいです。これも皮がパリパリで中はジューシーに美味しく焼けました。

溶岩石プレート06

使い方についてはSOTOのわかりやすい動画がありますので、こちらも参考にしてください。

遮熱板でST-310の使い道が広がる

遮熱板を使うと、見た目が超小型のカセットコンロっぽくなりますね。(笑)

この遮熱板はガスボンベを熱から守る以外にも、テーブルを熱のダメージから守る役目も果たしてくれます。ぼくはいつもテーブルを熱から守るために、下の写真の様に茶色いシリコーン製シートを一枚敷いていますが、この遮熱板を使えばより完璧に近くなります。

溶岩石プレート14

蓄熱性の高い土鍋で炊飯をする時もテーブルのダメージが気になりますが、この遮熱板を使えば安心です。

溶岩石プレート15

溶岩石プレートのお手入れ

溶岩石プレートを洗うときは洗剤を使うことができません。そこで僕は石の表面についた焦げについては、下の写真のような100均のもんじゃ焼きのヘラで削り取っています。このあとスポンジでこすってやれば、きれいになりますよ。

鉄板のように錆を気にすることも無いので、最後にあぶらを塗ってやる必要もありません。この点において溶岩石プレートは比較的メンテナンスが楽だと感じます。

溶岩石プレート17

遮熱板の収納

遮熱板ですが、こちらは汎用性が高いのでST-310を使用するときに、いつも使っているZAFIELDのミニゴトクと一緒に収納しています。

遮熱板のサイズは、この五徳のサイズとほぼ同じです。

溶岩石プレート07

遮熱板はサイドが折れていますが、これも五徳と一緒に収納する上では気になりません。いやぁー、ピッタリ感が凄いです。

溶岩石プレート08

というわけで、五徳の袋に一緒に収納可能です。

溶岩石プレート09

まとめ

以上、SOTOのST-310専用溶岩石プレートの紹介でした。

僕は炊事場の無いキャンプ場に泊まることがよくあるのですが、鉄製のスキレットやダッチオーブンを使うと翌日は錆びが発生しないかと気になってしまいます。

確かに鉄は焼き物を美味しく焼くのにピッタリの素材だと思うのですが、直ぐに洗わないと錆びるという使いにくさがあるのも確かです。

今回購入したSOTOの溶岩石プレートは、美味しく焼けるのに錆の発生が気にならない優れものであることが使ってみて分かりました。また付属の遮熱板についても、テーブル保護のためにこれから出番が増えそうなアイテムになりそうです。

それでは、今回はこのへんで。

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