モンベル ムーンライト5には張り綱が無いので簡単に設営ができる

前回の記事 「モンベル(mont-bell) ムーンライト5の設営は簡単だ」では、ムーンライト5本体の組み立てまでを紹介しました。

今回は前回に続いてフライシートの取り付けから、オプションで販売されている純正のグラウンドシートとテントマットの設置を行うところまでを紹介します。

今回で2回目となる長編の記事になりましたが、ムーンライトテントの購入を検討されている方のご参考になればと思いますので、もうしばらくおつきあいください。

ところで、前回はムーンライトの設営が簡単な理由としてA型フレーム採用のお話をしましたが、実際に設営してみて今回の手順の中にもムーンライトテントの設営が簡単だと感じられる大きなポイントがあることに気づきました。

それは、張り綱が無いこと!

これは、かなりテント設営時間の短縮に貢献していますね。もっとも、強風の場合は張り綱を使う様に説明書には書かれていますが、標準部品として同梱されていないのでこれだけで大抵は大丈夫の様です。

ムーンライト5_15

さて、以下は前回の記事からの設営手順の続きです。

1.フライシートを張る

テント本に、フライシートをかぶせ、上の写真の矢印部分にフライシートのフックをかけていきます。上部のA型フレーム4箇所の先端に、下の写真の様にフックをかけます。ムーンライト5のサイド部には、三角形の小窓がありますが、このフックによりフライシートの2か所がちょうどヒサシの様になります。

ムーンライト5_16

フライシートの先端には下の写真の様に黒いゴム輪がついていて、この先にフックが取り付けられています。このフックを、下部の8か所のリングにかけます。

ムーンライト5_17

2.グラウンドシートの使用

グラウンドシートは雨の日や濡れた地面の上での設営時に、テントの底からの浸水や汚れを防止するものです。また、グラウンドシートを使用することで、大切なテント底面の生地を出来るだけ傷めない様にすることにもなります。

このムーンライト5のグラウンドシートですが、ほぼブルーシートの様な材質で片側が銀色、もう一方が緑色をしています。僕は、銀色を下にしていますが、モンベルの店員さんに聞くとどちらが下でも良いとか。

このグラウンドシートをホームセンターで売られている様なブルーシートで代用しようと考えられている方もいると思いますが、ムーンライト5は四角形の角が少しだけカットされていて、底の形状が8角形になっています。代用する場合は形を合わせる工夫が必要になりますね。

ここまでで、テントの組み立ては完了していますので、設置場所を決めてグラウンドシートを敷してやり、テントをそのうえに移動してやります。

グラウンドシートにはハトメ穴がついているので、風の強い日はペグで仮止めをしてやればシートが飛んで行かずに安心です。

ムーンライト5_23

3.ペグダウンをする

ペグダウンは、出入り口の2本まで含めて全部で10本になります。標準のペグはアルミ製なので、パパーマンは耐久性を考えて鍛造ペグに交換しました。

この様子は、「ムーンライト用のアルミペグをエリッゼステーク18cm レッド粉体塗装に交換した」の記事を参照ください。

ムーンライト5_18

先に説明しましたが、張り綱が不要なのでペグダウンさえ終わればテント設営は完了です。

お疲れ様です。(*^-^*)

テントマットの取り付け

次は、純正のテントマットを取り付けるところを説明します。

ムーンライト5_20

ムーンライト5純正のテントマット

これが、テントマットです。見た目はほぼ薄手の銀マットですが、ほどよいクッション性を持ち、地面からの冷えをさえぎることが出来ます

専用の中敷マットなので、ムーンライト5のテント形状に合う様に8角形になっています。

ムーンライト5_21

テントマットをテント内面に敷き詰めたところです。これもモンベルの店員さんに聞いたのですが、テントマットは銀色の面を下にするとのこと。

緑色の面は滑りにくく出来ているのと、触った感じも柔らかいのでなかなか良い感じです。

ムーンライト5_22

テントマットのコーナーの様子です。テント形状に合わせ、ぴったりとはまっているのが分かります。

ムーンライト5_25

これまでピルツ7の中で使用してきた、コールマンのレジャーシートをテントマットの上に敷いてみました。ムーンライト5は210×210cmですが角がカットされた形状なので、どうかと思いましたが、レジャーシート(200cm×170cm)は少しサイズが小さくて、おかげでちょうど角のカット部を避けて敷くことが出来ました。

端は少しすき間が出来ますが、気にならない程度です。肌ざわりは、やはりレジャーシートの方がいいですね。

使用したレジャーシートについては「Coleman(コールマン) レジャーシート ピルツ7のテントマットを見つけた」のページを参考まで。

ムーンライト5_24

ムーンライト5の設営まとめ

これで、ムーンライト5の設営が全て完成しました。どうだったでしょうか。パパーマンが初めてこのテントを立てた時は、噂とおり月明かりの下でも素早く設営ができるテントだという印象を本当に持ちました。

ただ、風が強い中での設営だったので、こんな日はペグダウンを先に行ってから幕を立ち上げる ワンポールテントの方が圧倒的に楽だとも思いました。(笑)

いやいや、でも強風さえ無ければムーンライトも決して負けていませんよ。

テントは設営が簡単じゃないと、キャンプ自体が億劫になってきますから。(;^ω^) パパーマンは、ここが良いテントの第一条件だと思っています。

そういった意味で、ムーンライト5はとても優れたテントです。おすすめのテントですよ。

ムーンライト5_26

ちなみに、僕はムーンライト5をソロキャンプ用に購入しましたが、ファミリーキャンプの時には、このテントで中学生一人、大人二人の合計3人で寝ています。それくらいの人数がちょうど良いサイズのテントです。

ムーンライト5型の関連記事はこちらです。

このムーンライト5型ですが、パパーマンはこのテントで小川張りにも挑戦していますよ。

それでは、今回はこのへんで。

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