琵琶湖の湖岸緑地で春を感じたソロキャンプ 中編
琵琶湖の湖畔で焚き火。 対岸の街のあかりにも癒されますな-。

こんにちは、ochanです。

最近のソロキャンプの夜の楽しみといったら、焚き火の中に全てがあるといってしまうレベルまでタキビストに仕上がってきている管理人です。(#^.^#)

その昔はキャンプで焚火をしなかった頃もあるのですが、あの頃は焚き火のかわりに一体何をして長い夜を過ごしていたのか今では思い出せません。(笑)

焚き火は、炎の揺らぎや薪の爆ぜる音、そして心地の良い暖かさで最高の癒しを与えてくれますから最高ですね。

今回のソロキャンプでは琵琶湖に初めて泊まったのですが、いつものように夜に焚き火をしていると湖の対岸の街のあかりに気がつきました。

街の夜景は焚火とまた違ったあかりなのですが、人の集まる街の明かりを遠くから見るのもなかなかいいものだとその時に感じました。

何故そんな風に感じるのでしょうね?

きっと自然の暗闇の中にいながら人工物である街の明かりを見た時、あの白いあかりの中に人の存在を感じて安心するのではないかというのが、焚き火をしながら考えた僕の結論です。

ただこれを客観的にみると、一人になるためにソロキャンプをしているはずなのに、他人の存在に安心を感じてしまっていることで、なんだか考えに矛盾があるような気がしてきました。

難しい話はともかくとして、焚き火と夜景の相乗効果でいつもよりソロの夜を楽しむことが出来ましたよ。

それでは、琵琶湖の湖岸緑地でのソロキャンプのお話 今回は中編になります。

最後まで、ごゆっくりとどうぞ。

昼は肉を喰らう

前回の記事「琵琶湖の湖岸緑地で春を感じたソロキャンプ 前編」の続きです。

滋賀県草津市志那町 琵琶湖の畔の湖岸緑地-志那1でのソロキャンプ 2021年3月20日(土)の午後。

昼寝から起きると、お腹が空いたので少し遅いお昼をいただきました。

用意してきたのは味付け肉。

ニンニクの香りに食欲をそそられます。

今日は「黒船」というアルミ製のグリルプレートで焼いていきます。

この黒船なんですが、一時期は使っている人も多かったと思いますが、今は鉄板の人気が高くて下火になっちゃいましたね。

アルミは錆びないので、アウトドアでは扱いやすいのですが。

焼肉01

黒船の紹介記事はこちらです。

キャンプで肉を焼いて食べたのは、かなり久しぶりのことのような気がします。

お肉が柔らかくて、うまかった。

この肉また買ってみよう。

焼肉02

焚火の向こうにあるものとは

本日は午後から天気が下り坂です。

夜から雨が降り出し、日曜日は一日中雨という天気予報。

気づけば朝方はあんなに乱立していたテントも、今や数が1/5くらいに減っています。

これは、かなり状況が悪くなる予感がします。

焚き火をしている途中で雨が降ってきたらファイアーディスクに水が溜まりそうだし、そうなったら後片付けが大変だなと後ろ向きなことばかり思い浮かべながら、焚き火をするかどうか迷っていました。

とりあえず、購入したばかりのDODの「タキビノムコウ」をショウネンテントの前に設置してみます。

「うーん、なかなかカッコいいじゃない!」

タキビノムコウ2

この焚き火幕ですが、ショウネンテントのフタマタ化の効果で、なかなかいい位置に納まってくれました。

タキビノムコウ

それでは雨が降ってくる前に焚き火が終わるように、今日はいつもより早めに焚き火を始めますかぁー。

お天気の様子をみながら焚き火を開始

今日はコーナンホームセンターで買った着火剤を使ってみることにします。

着火剤01

初めて使うのですが、着火剤がロウでコーティングされているようなので、これなら時間がたっても油分が揮発しにくいかもしれませんね。

着火剤02

焚き火が始まりましたが、横から吹きつける風も強くなってきたようです。

焚き火の炎が右へと流されてしまいます。

焚き火01

薪もコーナンで買ったのですが、一束980円でした。

これまで買った薪の中で一番価格の高い薪です。

もちろん広葉樹なのですが、パチパチと小さく爆ぜながら燃えるのがなんとも心地よいので、値段相応な感じもしますね。

焚き火02

風が強くなり夜は荒れる予感

天気予報をもう一度確認すると、午後9時から雨が降り始めるようです。

風が強くなり、時折り炎が流されて幕を直撃するので、そのたびにタキビノムコウに穴が開いてムコウが見えてしまうのじゃないかと思って「ドキドキ」しました。

炎を抑えめにコントロールしながら、焚き火を続けます。

焚き火03

持ってきた火消し壺に溜まっていた灰と消し炭を、焚き火台に全部入れてやりました。

こうすれば熾火が一度に出来て、火力が安定します。

焚き火04

やがて、夜になりました。

風が強いこともありますが、薪もよく乾いているようで、よく燃えてくれますね。

焚き火05

タキビノムコウの向こうに

焚き火から少し視線を上げれば、タキビノムコウの向こうに街の明かりが見えます。

あれは大津市の町ですね。

焚き火06

背の高いビルヂングも見えています。

このあたりが町の中心部なのかな。

夜景

まだ夜は肌寒いので、そのぶん焚火の暖かさが気持ち良い。

焚き火07

琵琶湖の夜景は最高!

公園に人が少なくなり自分のテントだけがポツンと立っている感じのキャンプ地と、その対岸にはたくさんの人がいて活動しているという対照的な構図。

こちら側からは、まるで映画でも見ているようです。

琵琶湖は良いキャンプ地ですね。

夜のショウネンテント02

持って来た薪がそろそろ尽きるころ、ついに雨がポツポツと降ってきました。

でも、この程度の雨なら焚き火は余裕で続けられそうです。

夜のショウネンテント03

ついに雨が本降りに!

薪が熾火になったので、すべてを火消し壺に入れて焚き火を終了しました。

そして焚き火台以外の道具は雨に濡れないようにテント内へと引き上げます。

夜のショウネンテント04

焚き火が終わったので、本日の夕飯を作りはじめました。

まずはダイソーメスティンで炊飯。

ダイメスご飯

今夜はシチュー

そしてラージメスティンにいっぱいのシチューを作りました。

具材は鶏肉とジャガイモ、玉ねぎだけです。

シチュー

「いただきまーす。」

食べきれない分は、明日の朝食にしますよ。

シチュー2

寝る前に盗難防止はしっかりと

食事が終わるころ、雨はついに本降りになりました。

「明日は天気がどうなるのかなー。」と少し心配しながら、これから寝る支度をします。

この公園は盗難が多いようなので、用心して寝る前に焚き火台も前室に入れてやりました。

これで、テントの中に全てのキャンプ道具が入ったことになります。

では、そろそろ寝床に入ります。

盗難防止

今回はこのへんで。

この続きは次回「琵琶湖の湖岸緑地で春を感じたソロキャンプ 後編」の記事をどうぞ。

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