今回はCB缶からOD缶へガスを充填する時に使っている、ガス詰め替えアダプターについて紹介します。
キャンプでは気軽に使えるガス器具をよく使っているパパーマンですが、やはりOD缶は高価な燃料なのでお財布に優しくないのです。とはいってもアウトドアで使うランタンや、ガスバーナーにはOD缶専用の製品の方が本格的なもの、カッコいいものが多いというのも事実です。
そこで対策として、これまでにOD缶用の製品に直接CB缶を接続するための変換アダプターの紹介をしてきました。変換アダプターを使えば手軽にCB缶をガス器具に接続出来て便利ですね。
だけど、やっぱりOD缶用のガス器具にはOD缶を使った方が、見た目に格好いいと感じるのも事実です。
OD缶の燃料代を節約したいなら
そんな時にパパーマンは、ガス詰め替えアダプターでCB缶からOD缶へとガスを充填して使っています。このガス詰め替えアダプターの購入価格は2000円くらいだったのですが、250gのレギュラーガスのOD缶が450円くらいするのに対し、同じ250gのレギュラーガスのCB缶だと今は90円くらいで手に入るので、ちょうど6回くらい充填するだけで元が取れる計算(2000円/(450円-90円)=5.6回)になります。これは断然お得ですね。
では次に、このガス詰め替えアダプターの使い方をみていきましょう。
ガスの詰め替えを行う前に
まず初めに注意すべきことを書いておきます。みなさんもきっとご存知のことだと思いますが、どのOD缶メーカもガスの再充填行為を禁止しています。
もしガスの詰め替えを行えば、この禁止事項に従わないことになりますので危険が伴う可能性があります。なので実際に詰め替えを行うに際しては、この点を理解したうえで各自のご判断(自己責任)で行うようお願いします。
ガス詰め替えアダプターの細部を観察
パパーマンが使っているガス詰め替えアダプターは下の商品です。この商品についてじっくり見ていきましょう。
ガス詰め替えアダプターはCB缶とOD缶を接続する口と、真ん中のバルブで構成されたものです。下の写真はネジがついていて、OD缶が接続出来る形状になっています。
次は先ほどの接続口をOD缶に取り付けてみたところです。普通のOD缶用のガス器具と同じように、ネジをくるくると回して取り付けるだけです。もちろんガスがもれない様に、この時はバルブを閉めた状態にしておきます。
ガス詰め替えアダプターの反対側はCB缶との接続口です。よくCB缶を取り付ける際に少しひねって取り付けるものがありますが、これはパコッとハメるだけできっちり取り付けることが出来ます。精度良く作られているから出来るのだと思いますが、この構造はガス漏れが起きにくいという安心感があって使っていてとても感心しました。
次にCB缶を接続してみます。この状態でバルブを開けるとCB缶からOD缶へとガスが移っていきます。だけど、これだけではガスが移動するのにとても時間がかかりますし、条件によってはちっともガスが移って行かないこともあるのです。
ガスを効率よく詰め替える工夫
そこで対策の一つとしてOD缶を冷やす方法があります。冷やすと缶内部の圧力が下がりますのでガスが入りやすくなります。暑い季節なら、CB缶と温度差が出来るのである程度は有効な方法です。
もっと簡単な方法があります。それはコッヘルにお湯を少しはって温めた後でCB缶を漬けることです。この作業は必ずコッヘルをコンロから降ろして行うようにしてくださいね。CB缶をお湯にいれるとガスが気化するジューッという音がすると思いますよ。火にかけてグツグツ沸騰させたお湯を使うのはとても危険です。くれぐれも人肌くらいの温度で行うようにしてください。
この方法はキャンプ場でも行いやすいこともあって、パパーマンはこっちの方法で普段は詰め替えをしています。
ガス詰め替えアダプターを使う時の注意点
最後にパパーマンがガスの詰め替えを行うにあたって注意していることを記します。
n一つ目に注意していることはOD缶にガスを充填しすぎないことです。
みなさんもこれは絶対に気を付けてください。
特に過充填した状態で夏に車内へボンベを置いたままにしておくと缶が破裂する可能性が高くなります。
なので、パパーマンはキャンプ場で充填をして、そのボンベをすぐに使用することにしています。
2つめはOD缶のガス漏れや破裂を防ぐために、長く使っていてOD缶が錆びたり劣化してくれば新しい缶に取り換えてやることです。
最後になりましたが、この他にガス詰め替えアダプターは何種類か売られているものの、製品情報があまりに少ないし、ほとんどが日本製ではないので本当に使えるものかどうか不安な方が多いように思います。
今回ガス充てんアダプターを使ってみましたが、海外製であっても精度よく作られていると感じました。
この記事を書いてからも問題なく使うことが出来ていますので、充填時の注意点さえ守ることができれば個人的にはとくには問題ないものと考えています。
この記事がご参考になればと思います。
それでは、今回はこのへんで。