北海道ソロキャンプの旅その10 美瑛カレーを食べる

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カレーアイランド北海道

2015年8月10日(月) 12:48 道の駅 びえい「丘のくら」 に到着。

お腹がすいたので、お昼ご飯にします。

美瑛カレーを食べたし

「おや? 北海道でカレーのスタンプラリーをやっているのかぁ。」

ここ美瑛では最近、「美瑛カレーうどん」というものが名物になっているようです。

ここに来る前に、カレーうどんをやっているレストランの前を偶然通ったら行列ができていましたので間違いありません。

そう思いながら道の駅に寄ったのですが、「丘のくら」にはレストランがあって、やはりメニューにカレーライスがありました。

そして下の写真を見ているうちに、僕もカレーライスが食べたくなってきたのです。

早速、丘のカレーライス(カツカレー)を注文しました。

やってきたカレーにはサラダつきの美瑛豚の挽き肉がたっぷり入ったカレーライス。

学校給食のカレーをベースとしているらしく、あまり辛くはなかったですね。味は酸味のきいた甘口のカレーライスってところです。

なんだか懐かしい味がしましたよ。

「ごちそうさまでした。」

青い池のビエイブルー

食事を済ませたら、駅前にある「四季の情報館」へ。ここであの青い池のポスターを発見しました。

あの神秘的な青は「ビエイブルー」という色だったのですね。なるへそ。

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富良野・美瑛の観光と農業の問題

このあと、前田真三さんの写真ギャラリーの拓真館を見学しました。

拓真館の近くに「哲学の木」なる大きな木があるのですが、見に行くと写真撮影禁止のロープが張ってあるじゃないですか。すると観光パトロールの車も付近を監視していて、ただならぬ異常な感じがしました。

この経緯は、ネットで「哲学の木」を検索すると出てきます。

およその話はこうです。

少し前に土地の所有者の方が、自ら哲学の木に塗装スプレーでX(ばってん)を書いたのです。しかも、お金をかけて木を伐採してしまおうかと考えているといいます。

美瑛の丘が有名になったことで、丘を見に来る観光客がここのところ急激に増えているのです。

その観光客の中には、畑の中まで入って写真を撮ったりする馬鹿者もいるわけです。哲学の木では畑の中のトラクターに勝手に乗る人もいたようで、そんなこともあって地主さんの心労は絶えないのです。

 

美瑛の丘にはここまで僕が写真を撮った有名な木が幾多もあり、そこに観光客が集まってきます。

他の有名な木もほぼすべてが畑の中にあることから同じような問題をかかえているのです。

中には木を切ってしまった地主さんもいて、昔は観光マップを賑やかせていた木が、今は無くなったりしているのが事実です。

「これは悲しい話ですなー。」

観光客の靴による汚染

また、観光客の靴のウラには作物に障害を引き起こす病原菌やセンチュウなどの虫がついているそうで、不用意に畑に入ることで畑の土が病原菌に感染してしまうという話もあるようですね。

今年、美瑛を見学していると市民のパトロール車をみかけたのですが、今思えばきっと観光客が畑に入るのを監視していたのでしょう。

美瑛の丘は、農家の方が作った景色です。

丘を見に来る観光客が増えたことで、旅館や食堂、土産物屋の様な観光業はさぞ儲かっているのでしょうね。でも普通の農家はといえば、観光客の増加による恩恵はほとんどなく、そればかりか逆に先の様なデメリットばかりなのです。

これは、なかなか難しい問題になっていますね。

乗鞍や上高地みたいに、美瑛は一般車両を乗り入れ禁止にするのがいいのかも?観光客は必ず観光バスに乗って見学するとか。農家の方にとって良い方向で解決されればいいのですけどね。

このあと雨がパラパラと降ってきたので、上富良野のキャンプ場の方へ向かうことにしました。

ぜるぶの丘へ

途中、ぜるぶの丘に寄り道。

お花畑が広がっている。

雨がやんだところで、見学です。

ぜるぶの丘の展望台から、美瑛ではじめに訪れた、ケンとメリーの木が見えました。

もう一箇所、寄り道をしてきます。

かんのファーム

つぎは、かんのファーム。

ここは観光客からお金を取らないで、経営しているのです。

これだけのお花畑の手入れは相当大変だと思うのですが、ここを見ると本当に感心させられてしまいます。

赤い花畑。

中学校の夏休みに水やり当番で、赤いサルビアに水をやったことを思い出しました。

普通のラベンダーは7月中に見ごろを終えるはずですが、このラベンダーはきれいに咲いていました。

それでは、しばらく風景をお楽しみくださいませ。

青空が少し見えてきた。ここから、なんとか晴れないかなぁ。

それでは、このへんで。

続きは次回の記事「北海道ソロキャンプの旅その11 上富良野日の出公園オートキャンプ場」をどうぞ。





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