暴風雨の朝 サイト撤収のタイミングを考える
前回の記事「粕川オートキャンプ場(2016.4.16)ホルモン再び」の続きです。
粕川オートキャンプ場の4/17(日)の朝です。
昨日の夜にテントに入ってから、ずっと激しい雨が朝まで続いています。たぶん、粕川でキャンプをしていて今までで一番雨が降ったのではないかと思います。
ときどき風もひどくなり、ムササビウイングは大丈夫なのだろうかと夜中に何回かテントの入り口を開けて確認したりしました。
そんなわけでなんとか寝ようとしましたが、外の状況が気になりなかなか寝つけられませんでした。
あかるくなってからムーンライト5の中から外を見ると、下の写真の様にテントの周りは水たまり状態になっていました。
まぁ、ここまでは想像とおりでしたが・・・。
ムーンライト5はまだ新しいこともあって、水没してもテント内への浸水はなく安心しました。
とりあえず
もうすぐ、クロックス(サンダル)が出港しそうだったので(笑)
置き場所を移し、再びムーンライト5の入り口をしめます。
こうなると、どのタイミングで撤収するか?
それが問題ですね。
ムーンライト5の窓から外を見れば、昨日まであったテントの7割くらいはこの時すでに撤収されていました。おそらく、雨の中での撤収を余儀なくされたのでしょう。
雨がやむ気配はなくずっと降り続いていますが、パパーマンはそれでもこの雨が小雨になるタイミングをじっと待つことにしました。
・・・それから1時間後
突風でムササビウイングの小川張りが崩壊する
それはそろそろあきらめて撤収しようかと、ムーンライト5から出るためにクロックスを履いた一瞬の出来事でした。
ゴォーッと唸り声のようなすごい音がして、ムササビウイングが横から押し付けてくるようにグーッと自分に迫ってきました。
一瞬、タープの下からペグが抜けていないことを確認してまだ大丈夫だと思ったのですが、その直後
ポキツという音がしたかと思うと
スローモーションのようにふわっとムササビウイングが頭上から降りてきて、そして目の前が真っ暗になりました。
「あーっ、タープが壊れた」と思い、ムササビウイングの下から這い出して状況を確認すると、ペグは1本も抜けておらず問題ありませんでしたが正面のポールが真っ二つに折れて、片方が吹っ飛んでいました。
ポキッというのはポールの折れた音。
最近の使用で、このポールは曲がっていたこともあり、強度が落ちていたのでしょう。
(ムササビウイングの小川張り 強風のキャンプ場で気づいた問題を参照ください。)
こうなると、大雨の中でも急いで撤収するしかありません。また突風が吹くと大変なことになりそうですから。
パパーマンは頭からずぶ濡れになりながらも、車にキャンプ道具を次々と放り込みました。
この間の作業はホントに泣きそうでしたよ。
あと残るはテントだけ。(下の写真)
そのテントも寝袋や枕やインナーシートなどを車に運ぶと、軽くなったせいか風で上下ひっくり返りこれには焦りました。
どうやら雨で地面がぬかるみ、テントを固定していたはずの18cmのペグ8本が全く効いていない状態になっていたようです。
幸いなことに、後室を固定していた1本だけが28cmのペグでこれだけが抜けなかったため、事なきを得ました。
・・・それから、撤収がなんとか終わり
最後にズブ濡れのまま車に乗ってエンジンをかけると、ホッとしました。
今回は最後にさんざんなキャンプになってしまい余裕がなくなって写真も全然とれませんでしたが、この経験は無駄にしたくないので、これからいろいろ考えていきたいと思います。
今回のキャンプの話は、ここまでです。
それでは、また。
明日もキャンプに行きたいっ!