カセットコンロ用にテスト用の風防を作ってみた
パパーマンがソロキャンプの時にメインで使っているコンロはホームセンター売られている様な安いCB缶を使うことのできるカセットガスコンロです。安定感のある大きな五徳と、寒さに強いヒートパネルを備えるカセットコンロはアウトドア用としても魅力的なのですが、パパーマンは、これまでソロキャンプでカセットコンロを使っていて苦い経験があります。
それはカセットガスコンロが強風に弱いということ
アウトドア用のツーバーナーの様に大きな風防がついて無いので、強風の吹く中では炎が簡単に吹き消えて使い物にならないことがありました。
そこでカセットコンロ用に風防が欲しいと思ったのですが、市販の折りたたみ式のアルミ板ではテーブルの上に固定しにくいのとサイズについてもカセットコンロに対しておさまり感が悪いものばかりで、カセットコンロの風防自作を視野に入れることにしました。
そこで今回紹介するのは、どんなサイズ、形状の風防が最適か?ということを段ボール箱で作って試した結果です。
目次
夕食を作りながらだったので、結論から言えば今回あまりたいした成果は無かったのですが、同じような悩みがある方は参考までにご覧ください。
テスト1:はじめに高さの低い風防で試してみた
テストにはパパーマンがよく使っているイワタニのカセットフー BO(ボー)EX CB-AH-41を使います。
このコンロについては 「カセットフー BO(ボー)EX CB-AH-41火力だけじゃないぞ」の記事を参考にしてください。
段ボール箱に、なぜかピッタリはまるカセットフー BO(ボー)EXです。風防については、まずはこの高さで効果を試してみることにします。というのも、ネットでコンロの風防もしくはウィンドスクリーン自作の例をしらべると
比較的、この高さで作られている方が多いからです。
これだと、風防がコンパクトになるので都合がいいのですが、さて?
風防はカセットコンロ上7cmでは低い
念のためカセットコンロの上面から、段ボール風防の上端までの高さを計測すると7cmでした。
さて、実際に火をつけてみます。
当日の風は強風というほどではありませんでしたが全く無いわけではなく、炎が風で流され偏ってしまう状況が観察されました。この状況で炊飯をすると、火力が弱まったり均一に加熱するのが難しいことから失敗する可能性が高くなります。それからしばらく見ていると、風で炎が消える場面もありました。
結論:この高さでは使い物にならない。
テスト2:風防の高さを最大にしてみる
それでは、段ボールを変形させ風防を最大の高さにします。
この高さであれば、問題ないと思うのですが。
市販のアルミ風防も、このくらいの高さがありますが、風が吹くと飛ばされない様に安定させるのが難しいものです。パパーマンも、ブックスタンドや磁石など、固定方法を色々試してみましたが強風で飛んで行ったりと、完成度は今一つです。
ちなみに、このカセットフー BO(ボー)EX CB-AH-41の本体はアルミなので磁石はくっつきません。その点では、この風防の様に、風防の壁と底面がつながっていて、上にコンロを載せることができれば強い風に対しても、かなり安定感があります。
自作する上では、一考すべきポイントですね。
このくらいの高さなら風を防ぐことが出来る
さて、それでは火をつけてみましょう。予想通り、炎が吹き消えないのはもちろんのこと、風により炎が流されてしまうこともありませんでした。
結論:この高さであれば全く問題ありません。
試験中にふとある考えが浮かびましたが、この段ボール風防でも火に焦げる様子が全くなかったので
このまま、段ボール風防を初号機としても良いかと(笑)
さて、テスト2の高さまで本当に風防として必要なのか?
この中間の高さについても、翌日に検証したかったのですが・・・。
夜中に雨が相当降ったらしくて、段ボール風防が濡れてしまい組み立てに使っていたガムテープが外れてしまいました。
ここで得られた大切なポイントですが
濡れた段ボールにテープはつかない(爆)
段ボールは水に弱いので、やはり風防には使えませんね。
この段ボール風防試験機1号(仮)は水を吸ってフニャフニャになり、翌朝にはゴミくずと化してしまいました。(泣)
さて、この話にはもちろん続きがありますよ。次の記事もご参考にどうぞ。
それでは、今回はこのへんで。