イワタニのタフまるジュニアとメスティン
ソロキャンにぴったりなイワタニのタフまるジュニアのサイズ感

こんにちはochanです。

今回はアウトドアでの使用に最適なカセットコンロ、岩谷産業さんのカセットフータフまるJr.(ジュニア)CB-ODX-JRの紹介をします。

さっそく、このタフまるJr.をソロキャンプで使ってきましたが、タフまるジュニアはキャンプブームの中でイワタニが世に送り出すアウトドア用カセットコンロの最終進化版といってもいいくらいの完成度でした。

いままでキャンプではアウトドア専用のツーバーナーやシングルバーナーを使うのが一般的で、カセットコンロを使っているのはキャンプを始めたばかりでとりあえず自宅のカセットコンロを持ってきた初心者キャンパーさんや、見た目を全然気にしない境地に至った超ベテランキャンパーさんなど、どちらかというと少数派ではないでしょうか。

だけどキャンプ歴の長い方がカセットコンロを使っているのにはそれなりに理由があるわけで、僕もコンロ使用歴が長いこともあり共感できるところがあります。

僕はこれまでに、イワタニの火力の強いカセットフー BO(ボー) EXと内炎式バーナーのECOジュニアの2台のカセットコンロをキャンプで使ってきたのですが、率直に言ってカセットコンロはキャンプ専用バーナーと比べ壊れにくく、使い勝手がとても良いのです。

その反面、実用性を重視した外観はおしゃれキャンプとは言わないまでも、アウトドアで洗練された雰囲気から程遠く、コンロを使っているだけでサイト全体が野暮ったい印象になってしまうのが難点でした。

点火

ところが、このタフまるJr.はミリタリーチックなオリーブカラー(緑)を採用。武骨な見た目の中にダウンサイジングによる可愛らしさも兼ね備えています。

なんと、キャンプに持ってきても違和感のないレベルに仕上がっているではありませんか。

もちろん色やデザインだけでなく、このタフまるJr.は家庭用コンロで長年培った安全技術に加え、耐風、耐荷重などの能力を一段と向上させてアウトドア性能が確実にUPしています。

もし登山や雪中キャンプなどの過酷な環境で使用しないのであれば、アウトドア専用バーナーと比べても同等以上の性能を発揮することでしょう。

さて、そんなアウトドア用カセットコンロ「タフまるJr.」の魅力についてこれからじっくりと説明していきますので、どうぞ最後までおつきあいくださいませ。<(_ _)>

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イワタニ タフまるJr.の特長

まずはじめに、タフまるJr.の主な特長を説明します。

風に強いダブル風防と多孔式バーナーを採用

カセットコンロを強風時のアウトドアで使うと火がいつの間にか消えてしまったり、火が横に流されて火力が変わり、ご飯を炊くと失敗してしまうことがありました。

でもタフまるJr.なら「風まる」の時代から進化した風防に加え、消えにくいバーナーも備えており、しっかりと風対策がされています。

  1. ダブル風防ユニット搭載
    外側風防と内側風防のダブル風防により風を遮断。炎の燃焼に必要な空気は内側風防の下から引き込みバーナーに送ります
  2. 多孔式バーナーの採用
    アウトドア用バーナーと同じ多孔式バーナーを採用することで、風で火が吹き消えにくくなっています。

 

タフまるの風対策

図はイワタニのHPより

 

ミニコンロなのにヒートパネル搭載で寒さに強い

最新のイワタニ カセットフー プチスリムⅡや、僕が使っているイワタニのエコジュニアなどのミニコンロには、従来からヒートパネルが搭載されていなかったため、屋外で寒い季節に使用するとドロップダウンをおこしやすく、真冬の朝などの使用では火力が弱まる場面がどうしてもありました。

ところがこのタフまるJr.はミニコンロであるにも関わらず、ヒートパネルがしっかりと搭載されています。

最大発熱量も2.3kw(2000kcal/h)と高いため、検証はこれからですが、寒い季節のキャンプでの使用でも火力には期待できそうです。

ヒートパネルを搭載

ミリタリー風のカラーにコンパクトなボディが素敵

従来の「タフまる」はブラック一色の武骨なカラーリングでしたが、どこかアウトドアっぽさに欠けていた感がありました。

タフまるJr.はアウトドアで最近流行ってるネイチャーカラーのオリーブ色を採用することで、キャンプ道具として使っても全く違和感のない雰囲気になっています。

下の写真では実物の良さが全て伝わらないと思いますが、このカラーリングとタフまる比で60%まで小型化された本体と相まって、武骨で可愛い雰囲気に仕上がっている素敵なコンロです。

オリーブカラー

僕がタフまるJr.を購入した理由

それでは、僕がこのタフまるJr.を購入した理由についてお話します。

イワタニのカセットコンロは壊れにくい

今年になって、これまで使っていたSOTOのST-330フュージョンとレギュレーターストーブST-310が相次いで点火装置の不良を起こしたのです。(ST-330は購入してから2回目です。)シングルバーナーはコンパクトなのが良いけど、カセットコンロに比べどうしても世話がやけますね。

僕はイワタニのカセットコンロをアウトドアで長い間使ってきたのですが、これまでに不具合を起こしたことは一度もありません。点火装置なんて当たり前の様に壊れず使えています。

というわけで、最近になってイワタニのカセットコンロってやっぱり優秀だなと感じ、今回はカセットコンロを選んだわけです。

ソロキャンプで使っても絵になる小型コンロ

ソロキャンプの場合、コッヘルやフライパンなど全ての調理器具が小型なので、通常サイズのカセットコンロを使うと実用上は問題ないものの見た目のバランスが悪いのです。

小型化されたタフまるJr.なら小型の調理器具とのバランスがよいことから、ソロキャンプにピッタリなサイズ感であることが、このコンロを選んだ大きな理由でした。

タフまるで炒飯制作中

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タフまるJr.を実際に使って感じたこと

火力調整のしやすさなど、実際に使ってみないと分からないこともあります。ここでは使って分かったことを紹介します。

弱火調整がうまく出来るので炊飯がしやすい

キャンプで一番シビアな火力調整を要求されるのが炊飯工程です。

そこで、実際にトランギアのメスティン(小)を使ってお米1合分を炊飯してみました。

炊きはじめの火力設定は大きめのコッヘルなら「強火」で良いと思います。メスティンは小さめなので吹きこぼれないように火力「中火」ではじめました。

火力「中」に調整

沸いてきたところで、火力を「弱」に変えてやります。

タフまるJr.は火力調整のツマミをぐっと絞ると、下の写真の様な微小な火力(とろ火)に設定することが可能です。

これだけ火力を絞ることが出来れば炊飯では十分ですね。またこの時は天気が悪く風も吹いていましたが最後まで火が消えてしまうことはありませんでした。

アウトドアで炊飯するときも、これなら十分使えますね。

ちなみにメスティンの場合は弱火で13分炊いた後、火を止めて15分蒸らせば炊飯が完了です。

火力「弱」に調整

専用のキャリングケースがついているので持ち運びが便利

タフまるJr.は小型軽量なので、そのぶん持ち運びがしやすいコンロです。

と言っても、徒歩や自転車でキャンプをする方はきっと重くて大きいと感じると思いますので、決しておすすめ出来ません。(#^.^#)

持ち運びのことを考えると、あくまで車でキャンプ道具を運ぶことが出来るオートキャンパーさんがターゲットの商品になりますね。

さて触ってみると分かるのですが、付属のプラスチックケースには十分な強度があり、車に積んで移動中の時にも衝撃で壊れないようしっかりと守ってくれそうです。

またこのケースにはハンドルがついていて、車からコンロを降ろしてテントサイトまでハンドリングするときも便利です。

タフまるジュニアはケース付き

安定感のあるゴトク

カセットコンロとキャンプ用のシングルバーナーを比べて、カセットコンロが五徳の安定性について圧倒的に優れているということについて誰も疑う人はいないと思います。

シェラカップなんかは直接載せられないのですが、逆にダッチオーブンなどの重いものでしたら、なんと10kgまでのせることが出来る仕様になっています。

このタフまるJr.の五徳の間隔を計ってみたところ93mmでした。これは僕が今まで使っていたエコジュニアとほぼ同じ寸法になりますが、使いやすさについてはタフまるJr.の方が少しいいようです。

というのはタフまるJr.は五徳の板厚がエコジュニアよりも薄くなっているせいか、上に載せた調理器具がすべり難くなっている感じがあります。

こういうところも、少しずつ進化しているのですね。

五徳のサイズ

本当に強風に負けない炎

とある海辺のキャンプ場でのこと。

この日の夜は風がとても強く、ランタンハンガーにぶら下げていたオイルランタンが下の写真の様にかなり揺れているのが分かるかと思います。

(右の方に写っているタープも、このすぐ後で風によってつぶれていました。)

強い風でランタンが傾く

アウトドア用のシングルバーナーでも、風防で囲わなければすぐに消えてしまうレベルの風です。

そんな風の中で炊飯をしようとタフまるJr.を点火したのですが、ご覧の通りに炎が何もなかったかのように上がりました。

風に対しては、かなり強いコンロだと実感しました。

風の中の炎

タフまるジュニアの主な仕様を紹介

それでは、タフまるジュニアの主な仕様を紹介します。

商品コード CB-ODX-JR
発売 2020年8月
本体サイズ 286 (幅) × 192.5 (奥行) × 122 (高さ) mm

従来モデルの「カセットフータフまる」から60%小型化

ケースサイズ 320 (幅) × 252 (奥行) × 135 (高さ) mm
重量 約1.6 kg(ケース込重量:約2.5kg)
カラー 本体:オリーブ、キャリングケース:カーキ
材質 本体:鋼板
トッププレート:ホーロー用鋼板
ごとく:ホーロー用鋼板
バーナー:ステンレス鋼板
器具せんつまみ:ABS樹脂
耐荷重 10kg
器具のサイズ 上限:鍋の上面の内径が20cm以下(ダッチオーブンなら8インチまでOK)

下限:鍋底が11cm以上

最大発熱量 2.3kw(2000kcal/h)
ガス消費量 約169g/h ※1
連続燃焼時間 イワタニカセットガス、パワーゴールド使用時:約102分 ※2
カセットガスジュニア使用時:約45分 ※2
点火方式 圧電点火方式
安全装置 圧力感知安全装置、他
容器着脱方式 マグネット式
使用ガス イワタニカセットガス、イワタニカセットガスパワーゴールド、イワタニカセットガスジュニア
使用できる鍋の大きさ 上面の内径が20cm以下(小さい鍋は鍋底が11cm以上)
付属品 専用キャリングケース
生産国 日本

※1 気温20-25℃のとき、30分間のガス消費量を1時間換算したもの
※2 気温20-25℃のとき、強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値

出典元:イワタニのカセットフー タフまるJr.のHPはこちら

熱に強くて頑丈なアルミダイキャスト製スタンド

従来のカセットコンロは四隅の足に当たるパーツがプラスチックで出来ていたのですが、熱で溶けることがあったのでタフまるJr.では耐熱性の高いアルミが採用されています。

アルミダイキャスト製スタンド

Iwataniのカセットコンロだからこそ安全装置付き

安全装置

タフまるJr.へのボンベ取り付け、取り外しはイワタニの他のカセットコンロと同じマグネット方式が採用されているので操作がとても簡単です。

また、圧力感知安全装置が搭載されているので、ボンベが異常に過熱されて内部の圧力が上がった時は、自動でボンベが外れガスの供給が止まることで火が消える仕組みになっています。

さらに火力調整ツマミが「消」の一になっていないと、ボンベを装着できない容器装着安全装置も搭載されています。

こういった安全装置がついているのはイワタニのカセットコンロならではの仕様ですね。

アウトドア用シングルバーナーでは、このような安全装置まで搭載している製品は滅多にありません。

キャンプ調理器具の使用例

ソロキャンプで使っている調理器具を、実際にタフまるJr.に載せて使い勝手についてみていきます。

中華鍋を載せても安定する

実は管理人はユニフレームのキャンプ中華鍋17cmの愛用者です。(#^.^#)

中華鍋は普通のフライパンと違って底面が丸いので、五徳に載せた時になかなか安定しないのですが、下の写真の通り鍋が空の状態でもすべらずに静止します。

エコジュニアでは、この状態にはならないのですが、五徳が旧式のコンロに比べてすべり難くなっている感じがしますね。

キャンプ中華鍋17cmを載せる

安全性の高いイワタニのマルチプレートが使用可能

イワタニにはジュニアこんろ対応のマルチプレートという、ロングセラーの小型鍋があります。このマルチプレートは僕も所有していますが、ミニコンロと組みわせて使うとサイズ感もピッタリでとても使いやすいく安全性の高い製品です。

特徴は鍋の下に五徳の4か所に引っ掛かる溝があることです。

この溝をコンロの五徳に合わせて載せれば、横方向の力が不意に加わってもマルチプレートは五徳からズレにくくなりますので、安全に使うことが出来ます。

もしタフまるJr.を使うなら、絶対おすすめしたいのがこのマルチプレートです。

マルチプレートが使える

ジュニアコンロ専用に設計されているだけあって、タフまるジュニアにもピッタリなのは言うまでもありません。

ナベとしてだけではなく、フライパン代わりとして焼き物にも使えますよ。

内面はフッ素加工されていて、肉を焼いてもこびりつき難いです。

またこのフッ素加工がとても丈夫で、長年使っているのですが未だにはがれてません。

イワタニのマルチプレート

このマルチプレートを使う時は、ガラス製のフタもあると便利です。

やっぱり、冬にすき焼とかする時はフタが欲しいです。

ガラス製のフタの購入については、以下の記事にまとめていますのでご参考まで。

マルチプレートにはフタがあると便利

小径マキネッタにはバーナーパッドを併用

下の写真はステンレス製のマキネッタ「ビアレッティ ヴィーナス 4カップ」をコンロに載せたところです。このマキネッタの底面は径が約95mmです。

五徳の間隔が約93mmですから、+2mmしか余裕がないのではマキネッタをそのまま載せることは出来ませんね。

対処方法として専用で売られているエスプレッソメーカー用アダプター(五徳を延長するようなモノ)を使ってもいいのですが、それよりもキャンプなら下の写真の様に汎用性の高いユニフレームのバーナーパッドなどを利用すると荷物が増えず良いと思います。

マキネッタにはバーナーパッドを

ダイソーで売られている小型のメスティンも、そのままではコンロの五徳にのらないのですが、下の写真のにバーナーパッドを使えば大丈夫です。

ダイソーメスティンで炊飯

炊飯の場合は、このバーナーパッドによりメスティン下部全体がが比較的均一に加熱されるのと、吹きこぼれた汁がバーナーヘッドに直接落ちるのをある程度防いでくれるので、このバーナーパッドを使用する効果は一石二鳥以上ですね。

ダッチオーブンなら8インチまで使える

タフまるJr.の使用では8インチのダッチオーブンまで載せることが出来るそうです。8インチは約20cmですので、このサイズが限界になります。

下の写真はユニフレームのダッチオーブン6インチスーパーディープを載せたところ。ソロキャンプでこれくらいのダッチオーブンを使うとコンロとのバランス良いですね。

6インチダッチオーブンを載せる

ニトスキを載せる

ソロキャンプなら、きっとお値段以上のニトスキを使っている方も多いのではないでしょうか。

下の写真はニトスキの6インチ(15cm)をコンロに載せたところ。これもちょうどいいサイズ感ですね。

ニトスキをコンロに載せる

ソロキャンプやデュオキャンプ向け小型コンロ

タフまるジュニアがソロやデュオキャンプに向いている理由についてお話します。

従来モデルの60%のサイズへ小型化

タフまるJr.は従来のタフまるのサイズから60%小型化されています。イワタニのHPには「ソロキャンプや少人数に適したコンパクトサイズ」とあり、ソロキャンプ向けに小型化された事に間違いないようです。

 

タフまるの60%サイズ

写真はイワタニのHPより

では何人のキャンプまで使えるのでしょうか? 次に考えてみましょう。

コンロのサイズ感

タフまるJr.は上限として8インチダッチオーブンまで使うことが出来ます。

一般的に8インチダッチオーブンは作るものによって若干違ってくるものの、2~3人用と言われています。

というわけで使える鍋のサイズを考えることが、このタフまるJr.を選ぶときの一つの目安になりますね。

ソロ、デュオ、そして3人家族でのキャンプならタフまるJr.で大丈夫です。それ以上の人数で利用するなら、作るものと相談といったところですね。

タフまるJr.まとめ

以上、最新のアウトドア用カセットコンロ、イワタニの「タフまるジュニア」の紹介をしてきました。

アウトドア用のシングルガスバーナーは、火力を上げると「ゴォォォォーゥ」という大きな燃焼音がします。誰もいない夜のキャンプ場でシングルバーナーを使っていると、この音が心強く感じたりすることもあるはずです。

だからアウトドア用品としてのシングルバーナーの価値は、その燃焼音まで含めて味わいや所有する喜びを感じるところにあるものだと僕は思います。

一方で最新のアウトドア用カセットコンロは、似たような多孔式バーナーを採用しているにもかかわらず燃焼音は無く、あくまでも静かに燃えます。まるで「燃焼音って、何それ?」という感じで。

燃焼音がない代わりに、タフまるJr.はカラーリングと小型なボディがかもしだすデザイン性の良さを持っています。

「可愛い」、「カッコいい」、「武骨」、これらの表現全てが当てはまる、アウトドア好きの方なら誰からも愛されるコンロだと思うのです。

というわけで、もしソロキャンプやデュオキャンプをする方で、新しくバーナーの購入を考えているなら、このタフまるJr.も検討されてはいかがでしょう。

僕はこのタフまるJr.を全然買う気が無かったはずなのに、実物をお店で見たらいつの間にか一つ手にしてレジまで運んでいました。

「いやぁー、これにはビックリ。」(>_<)

デザインの力って凄いですね。(←ただの言い訳ですな。)(#^.^#)

タフまるJr.を上から見る

それでは今回はこのへんで。

みなさん、楽しいキャンプを。

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