ホットサンドウィッチに「ほ」の字の焼き印、焼き上がりを見ているだけで楽しくなるtent-Mark DESIGNS のMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱをご紹介します。
目次
ホットサンドウィッチとコーヒーがあればキャンプの朝食が盛り上がる
キャンプの朝、食パンに好きな具材をはさみホットサンドメーカーを使って丁寧に焼いた、あつあつのホットサンドウィッチは格別に美味しいです。
そこに淹れたてのコーヒーを一杯添えれば、もう最高に贅沢なキャンプの朝ごはんになるはず。
ただ焼くだけで美味しく調理ができるホットサンドメーカーという道具を最初に知ったとき、僕は本当に感動しました。
管理人の家族もそうですが、家ではホットサンドをあまり食べないご家庭であれば、ファミリーキャンプの朝にホットサンドを作ればきっと盛り上がると思います。
昨夜のおかずを具に朝はホットサンド
ホットサンドの中身は何でも大丈夫です。もし出来れば、ちょっとしょっぱい味の食料が食パンに良くあいますよ。
想像力をふくらませて具を挟めば、個性的なホットサンドの出来あがりです。
キャンプなら焼肉やソーセージなど、昨晩のおかずの残りを入れちゃいましょう。朝食にホットサンドを作れば、持ってきた食材を無駄なく使え一石二鳥です。
テンマクデザインのMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱとは
Multi Hot-Sandwich Maker Ⅱの主な仕様と特徴
- 総重量:約795g(収納袋含まず)
蓋:248g
焼面浅:258g
焼面深:289g - サイズ:全長/350mm、焼面/118×133mm、深さ 18/28mm(内寸)
- 材質:アルミニウム合金(フッ素樹脂加工)、ハンドル:ステンレス、天然木
- 生産国:中国
- 価格:\5,980+税(本記事執筆時)
※後ほど説明しますが、コットンの収納袋つきです。
※フタとクッカーがヒンジのところで完全に分離する様になっています。クッカーは深さの違う2種類が入っており、その分だけ価格が高い設定になっているようです。
※食パンは、耳をカットせずに焼くことが出来るタイプです。
深さの異なる18mmと28mmのクッカーをセット
「ほ」の字のフタのほかにクッカーは18mmと28mmの2種類が入っています。浅い18mmのクッカーは8枚きりの食パン2枚と具材を挟むのにちょうどいいサイズ。
そして深い28mmのクッカーなら、食パン3枚とその間に食材を2層分挟んでビッグマックの様なホットサンドも作れちゃいます。
もちろんクッカーはフライパンとしても使うことが出来ます。四角いので卵焼きを作る時なんか便利ですね。
Multi Hot-Sandwich Maker Ⅱの考案者「堀田貴之さん」とは?
このMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱはテンマクデザインとタルサタイムのコラボレーションです、とテンマクデザインのHPの製品紹介のページに書かれています。
タルサタイムというのは、この商品を考案した堀田貴之さんの書物などによく出てくる単語。いったいどういう意味なのでしょう?
エリッククラプトンの曲に”Tulsa time”という同名の曲があります。
この曲の歌詞の中に”Living on Tulsa time”(タルサの時間で生きている。)というフレーズがくり返し出てきます。(タルサはアメリカ合衆国、オクラホマ州北東部の都市の名前。)
だからタルサタイムの意味は、この曲の歌詞の中にあるような「悲哀に満ちた人生を送った男が、その果てにたどり着いた自由という時間」のことだと僕は思っているのですけど・・・本当のところは不明。(笑)もしご存知の方がいましたら教えてください。(#^.^#)
さて、ホットサンド研究家でもある堀田貴之さんは、僕がソロキャンプで愛用しているテンマクデザインのムササビウイングを作った人でもあります。
ムササビウイングのデザインは数あるタープの中でも、一番の傑作だと僕は勝手に思っているのです。
そして、このホットサンドクッカーの「ほ」の字も良く見るとただのフォントではなく、ちゃんとデザインされた文字だと気づくと思います。この文字もなかなか良いセンスなんですよね。(^^♪
Multi Hot-Sandwich Maker Ⅱの細部を観察する
それでは、細部を観察していきましょう。
シングルガスバーナーで使っても安定しやすいハンドル長さ
先代のMulti Hot-Sandwich Makerはハンドルの部分が長かったのでガスバーナーに載せた時に安定しない弱点がありました。
現行のMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱではハンドル(柄の部分)を短くしたことで、五徳の上においた時の安定性が向上しています。
またⅡからはハンドルが滑りにくい太めの木製になったことで、持ちやすくなりました。
収納ケースでフッ素樹脂加工が傷つかない配慮がうれしい
Multi Hot-Sandwich Maker Ⅱには収納袋が付いています。収納袋付きのホットサンドはコールマン製を除くとあまりないため、これはうれしいサービスです。
しかも素材がコットンなので、フッ素樹脂加工の本体に優しい素材となっています。
このコットンの収納袋は内部が3室に分かれているので、搬送中にクッカー同士がこすれ合うことによってフッ素樹脂加工面が損傷するのを防止してくれます。
こういう配慮は、ユーザーにとってうれしいポイントです。
実際にMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱを使ってみて
それでは、実際にキャンプの朝食でホットサンドメーカーを使ってみて思ったことを書きます。
焦げ付かない工夫
実は僕がホットサンドメーカーを購入するのは、今回が2回目です。
一番初めに買ったのは下の写真の左にあるキャプテンスタッグ製のものでしたが、アルミ素材で表面処理がされていないモノでした。
このキャンプンスタッグ製のホットサンドメーカーは価格がとても安いのですが、焼くとホットサンドメーカーに食パンが焦げつくのです。
それも、しっかりくっついてしまうので取るのに良く苦労しました。(笑)確かに味はホットサンドなので美味しかったのですけど、その点だけが少し残念でした。
やはりホットサンドメーカーは、このテンマクデザインのようにフッ素樹脂加工しているタイプを購入すると、パンとクッカーがくっつきにくいので使いやすいと思います。
「マルほ」のマークに”ホッ”と一息
Multi Hot-Sandwich Maker Ⅱの特徴と言えば、この「ほ」の文字の焼き印といってもいいでしょう。
「ほ」ってどういう意味ですか?
この回答は人それぞれですね。「ほ」の意味はなんだろうと「うーん」と考えながらこのホットサンドメーカーを使って焼いているひと時がまた楽しい時間だと僕は思います。
tent-Mark DESIGNS のMulti Hot-Sandwich Maker Ⅱまとめ
Hot-Sandwich Maker Ⅱは食べる人を笑顔にする
Hot-Sandwich Maker Ⅱをおすすめしたいポイントをまとめました。
- 18mmと28mmの2種類の深さのクッカーを使い分けられる。
- フタとクッカーが分離するので、クッカーをフライパン代わりに使える。
- シングルガスバーナーの上でもバランスよく、安定して使うことが出来る。
- 収納ケースは3枚のクッカーを別々に収納でき傷つきにくい。
- フッ素樹脂加工で焦げ付きにくい。
キャンプで作るホットサンドは、誰が作っても美味しく食べられるメニューだと思います。
そのホットサンドに「ほ」の焼き印がついくるのですから、食べる人は誰でも笑顔になってしまいます。
それがこの、テンマクデザインのHot-Sandwich Maker Ⅱの魅力だと僕は思うのです。
最後にHot-Sandwich Maker Ⅱの評価です
それでは最後に管理人の独断と偏見により、Hot-Sandwich Maker Ⅱを評価します。
使いやすさ
デザイン性
コストパフォ-マンス
コストパフォーマンスの評価が少し低くしたのは、価格が他の商品に比べて高かったからです。
ただし、このHot-Sandwich Maker Ⅱにはクッカーが2種類入っているため、価格が高めなのも当然ではあるのですが。
つまりクッカーが2種類も必要かどうか? このとらえ方次第でコストパフォーマンスの評価が変わってると思っていただければと思います。
最後になりましたが、このHot-Sandwich Maker Ⅱは
キャンプで家族を楽しませたいお父さんが裏技として使う道具としてかなりおススメです。
ホットサンドメーカーでキャンプを楽しみましょう。
それでは、今回はこのへんで。