こんばんは、ochanです。
今回は、ワンポールテントとタープを接続、連結するためのアダプターを紹介します。
僕がソロテントとしてお気に入りのテンマクデザインのパンダTCには、”パンダTCタープ”という専用の接続用タープがあり僕も所有しています。
パンダTCタープは強い風が吹いた時、テント頂点でタープと接続している点がとズレてしまうことが良くあります。
ほんと風で煽られてカツラがズレる感じなのですw
このズレを直す作業はだいたい天候の悪い時にやることに決まっているので、いい思い出がありません。
そこでなんとかズラがズレないようにしようと考えたとき、この問題を解決できそうな接続器具を見つけたのでさっそく購入。
よく名前の知れたDODの「トンガリハット」という製品がありますが、これとよく似たTerreTerreという日本ブランドのタープ連結アダプターです。
二者の仕組みを見比べると、このTerreTerreの製品の方がとんがり・・・よりしっかりと固定できると僕は思います。
今回はこのTerreTerreの製品の主な仕様とタープとワンポールテントを実際に連結した時の使い勝手についてお話しします。
それでは最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
ワンポールテントとタープの連結方法について
これまでワンポールテント(パンダTCやピルツ7)とタープの接続を何度も繰り返してきました。
まず3つのタープとワンポールテントの連結方法とその特徴を説明しますが、
今回のタープ連結アダプターを使う方法が一番安定感があるというのが結論です。
- ワンポールテント頂上のリングにタープを接続する方法
パンダTCなど小型ワンポールテントの一部には頂上にリングがついているものがあります。ここにカラビナなどを使ってタープを連結する方法です。この方法は強風の時にはタープに大きな力が加わりますので、このリングが千切れてしまうのではないかという心配が残ります。
- ワンポールテント頂上にタープの一部をかぶせる方法
これはパンダTCやパンダTC+に同社のパンダTCタープを接続する方法として取説にも書かれている方法です。
何も道具が要らないし、テントの頂上にリングが無くても連結できるのが良いところですが、強風時にテントの頂上からズレてしまうのが弱点です。
- タープ連結アダプターを使用する方法
今回ご紹介するタープ連結器具(アダプター)を使用する方法。
専用のツールを使用することでタープとテントの確実な連結が可能となり、強風時にも耐えることが出来ます。
タープ連結アダプター”TerreTerre”の主な仕様
それでは、今回使用しているTerreTerreのタープ連結アダプターの仕様について詳しくご紹介します。
TerreTerreのタープアダプター
TerreTerreはAmazonで火ばさみやランタンポールを販売している奈良発のアウトドアブランドです。
今回のタープ連結アダプターは国産帆布生地を使用し、かつ国内で作られています。
生地には耐水性、耐久性に優れるパラフィン加工が施されているのが特長。
手にとって縫い目などを確認しましたが丁寧に縫製されており、日本ブランドならではの安心感があると思いました。
このタープアダプターは、今回パンダTCに適用していますが、サーカスTCのような大型のワンポールテントでも使用することが出来ます。
製品サイズ | 20 x 20 x 10 cm |
重量 | 40g |
素材 | パラフィン加工を施された9号帆布 |
カラー | ベージュ |
生産国 | 日本 |
TerreTerre製のタープアダプターの利点
TerreTerreのタープアダプターには4つのリングがついていて、そのうち1つはタープに連結、3つはガイロープをそれぞれにつけて地面にペグダウン出来るようになっています。
DODのトンガリハットや、その類似品はペグダウン用のリングが2つなので、TerreTerre製のアダプタの方が強風時にもアダプターが外れにくいと思います。
下の図を参考にご覧ください。
強風の中でタープ連結アダプターを使ってみた
ソロキャンプでパンダTCとウィングタープを連結するために、さっそくTerreTerreのタープ連結アダプターを使用しました。
タープの連結方法
下の写真はTerreTerreのタープアダプターを使用してテントとータープを連結しているところ。
この製品にはカラビナやガイロープ、ペグが付属していませんので、別途用意する必要があります。
タープとの接続にはカラビナを使用すると便利です。
この時使ったのは100均で購入したカラビナ。
もし大型のタープを連結するときは、もっと丈夫なカラビナを使用することをおすすめします。
ガイロープと自在も100均のものを使っています。
この時はガイロープ、自在、カラビナの3点を100均で購入して税抜き300円でした(;^ω^)
落ち着いたらガイロープを赤色にでも変えようと思っていますが、とりあえずはこれでも十分なスペック。
さてガイロープの固定ですが、今回は出来るだけ簡単に設営しようと考え、全てテントのフライシートを固定しているペグと共用しました。
本来はテントとは別にペグダウンした方が強風に強いと思いますが、ペグがよく効いているならこれでも大丈夫です。
強風の中で使用
奇しくも、TerreTerreのタープアダプターを初めて使って泊まったソロキャンプの翌日、風速7m/s程度の強風に遭いました。
体感的にはもっと強い風だった気もしますが、とにかくこの時は下の写真のように風でタープが思いっきり煽られていました。
そんな中でもTerreTerreのタープアダプターは外れたりすることなく、がっちりとテントにタープを固定していましたよ。
なかなか頼もしい道具です。
ワンポールテントとタープを連結するアダプターまとめ
以上、TerreTerreの主な仕様とタープとワンポールテントを実際に連結した時の使い勝手についてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか。
パンダTCのような小型のワンポールテントからサーカスTCのような大型ワンポールテントまで幅広く使えるタープ連結アダプターを使ってみましたが、これはなかなかいい道具でした。
昔からこの手の製品はあったのですが、最近は価格が安くなり入手しやすくなりました。
ワンポールテントでタープを使いたい方は信頼感のあるこのTerreTerreのタープアダプターがおすすめです。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!
パンダTCとパンダTCタープの紹介記事はこちら