こんばんは、ochanです。
大型の台風11号が去ってから、暑い日が続きますね。少しの間、ブログの更新が出来ませんでしたが、7/18には家族で僕の岡山の実家へ行ってました。
ここ3年くらいは毎年夏に実家に帰ると、夜は近くの川に手長エビをすくいに行きます。あっくんも小学5年生になったので手長エビをうまく捕まえられる様になり、とても楽しんでいる様です。
一方、ミッチーはというと、あまりエビを捕まえること自体に興味が無いようで、成果もなかなか上がりません。女性は基本的に狩猟本能が無いので、これは仕方無いことだとあきらめています。
今回は手長エビすくいについてご紹介しますね。
目次
手長エビとは
ところで「手長エビ」って、みなさんご存知ですか。
僕は小さい頃から川で捕っていたのでなじみが深いのですが、居酒屋では無く川に居るのをみたことがある方は案外と少ないかもしれません。手長エビとは、淡水・汽水域に生息し、一番前の足(手にあたる)二本だけが、その名の通り他の足に比べて長い特徴があります。
特にオスは、この手が長くて、体長の2倍ほどになります。昔、水槽に手長エビを飼っていたことがあるのですが、この長い手を器用に使って獲物を捕まえて食べていました。手が長いだけあって、オスはメスに比べて大きく見えます。ですので、大型のオスを捕まえるのが手長えびを捕獲する時のステータスなんです。
手長エビの捕まえ方と道具
手長エビの捕り方にはえさ釣り、エビかご仕掛けなどがあります。
専用の細い針に、イトミミズをつけて手長エビを釣るのも面白いのですが、我が家は暗くなってからエビ網と懐中電灯を持ち、川辺の岩場でエビをすくいます。釣りに比べ、すぐに結果がでるのが網で捕獲する魅力です。
エビ網について
使用するエビ網ですが、これは専用の網を使ったほうがよいです。
というのは、手長エビを取る場所の状況にもよりますが、岩と岩の間などに網を入れることもあるので直径15cm以内の小型の網が抜群に使いやすいからです。
売られているエビ網はこのくらいのサイズです。このエビ網は釣具屋さんで売られていますよ。
我が家で使用しているエビ網を2種類紹介しておきます。
下のエビ網は、今年買ったのですが、伸ばすと柄の部分が170cmになるのが特徴です。この手の折りたたみ網では、一番長いので、漁を出来る範囲が広がります。
値段がちょっと高いのが難点かな。
手長エビすくいに必要なその他の道具
必要な道具としては、エビ網の他に懐中電灯と捕ったエビを入れるバケツ(もしくはクーラーボックス)と、出来ればポンプ(空気が出るプクプクですね)があればベターです。
また、足場が悪いところを移動するので、懐中電灯は小型軽量で強力なLEDライトが使い勝手がよいですよ。
というのも、当たり前ですがエビを捕まえるよりも先に見つける必要がありますが、強力なライトほど間違いなくエビを見つけやすいのです。そして出来ればライトは集光が出来るタイプが良いです。一度に広い範囲を照らすと、光りを感じた手長エビが一度に逃げちゃいますから。
エビ網で手長エビをすくいあげる方法
手長エビは日中は岩場の影に隠れていてなかなか姿を見せてくれませんが、暗くなると活発に動きはじめ岩の上にも姿を現します。
このタイミングが手長エビを捕まえる絶好のチャンスです。
懐中電灯で手長エビを見つけたら、すばやくすくい上げましょう。手長エビは懐中電灯の光に当たるとすぐに岩陰に逃げようとしますので、見つけてから2、3秒の間が勝負ですね。
エビの体は半透明なので見つけにくいのですが、目玉はライトの光を当てると反射して赤く光ります。赤い2つの光を探すのがポイントです。
今年のわが家の手長エビすくい成果報告
それでは今年の我が家の成果を報告します。
下の写真は、7/18(土)の夜の成果です。
3人で1時間がんばって中型のサイズが3匹でした。いまひとつの成果に終わりました。
獲っているのが川の下流なので、潮の満ち引きの影響がります。水面と岩の位置関係によって捕まえ易い時間帯と捕まえにくい時間帯があり、この時は悪い時間帯でした。
その上、台風の通過した直後だったこともあり、川の水が濁っていたことが捕りにくい原因として重なりました。
(・・・・というのが、いい訳なのですが。)
下の写真は7/19(日)の成果です。
この日は気をとりなおして、あっくんと2人で漁に出ました。今回はミッチーは留守番です。前日は、水面の高さがパッとしなかったので時間をずらして出かけました。
バケツの中が見にくいのですが、この日は大型のオスを3匹獲得しましたので満足して帰りました。
そして捕まえた手長エビを食べる
捕った手長エビは食べましょう。もちろんエビなのでとても美味しいですよ。
下の写真はバターソテーですが、油で揚げると殻まですべて食べられるのでお勧めです。
食べる上での重要なポイントですが、手長エビは生きたまま持ち帰りバケツに水道水を足して最低一晩は泥を吐かせた後で食べた方が断然美味しいです。ですので、ポンプ(ブクブク)を準備しておくといいですね。
みなさんの近くの川に手長エビがいれば、ぜひ楽しんでください。
夏の思い出が残ればいいですね。
それでは、また。