雪が降り始めると撤収のタイミングが難しいわけで
前回の記事「粕川オートキャンプ場 雪解けの朝」の続きです。
1月22日(日)の昼です。
前回の記事の最後の方で「雪がちらつきだした」と書きましたが、それからすぐに結構な雪が降ってきて、タープが雪ですっかり濡れてしまいました。
パパーマンが使っているのはコットンタープなので、濡れたままにしておくとカビが生える恐れあり。
もし撤収時に乾いていなかったら家で干すしかありませんが、そうなれば少し面倒なので避けたいわけです。
粕川オートキャンプ場は山の近くのキャンプ場なので、比較的風向によって天気が変わりやすいのです。
山の方は雪なので、山から風が吹いてくる今はキャンプ場が雪になってしまいます。でも反対の平野部の方角は雪が降っていないので、風向きが変わればこの雪も降りやむのではないかと思います。
まぁ、タープも濡れてしまったことですし、こうなってしまえば雪が降りやんでタープが乾くのを少々期待するしかありません。
なので、パパーマンは撤収を急がず天気が回復するのを待つ作戦に決めました。
急いでも仕方ないのでとりあえずお茶を淹れました。(笑)
ところでパパーマンの住んでいる岐阜県の平野部は、だいたい年に1回か二回くらいしか雪が降って積もってしまうことはありません。
それに積もるといっても深い雪にはならないので、ここ数年は冬になってもキャンプで使い倒している軽自動車君にはスタッドレスタイヤを履かせていないのですよ。
なので、このまま大雪になると河原から車が脱出できなくなるのじゃないかという一抹の不安があります。
おぉ、セグロセキレイ君がタープの近くに飛んできて、雪の上を走って横切っていきました。
人が少なくなったキャンプ場では、この小鳥さんの警戒心も薄れるのかもしれませんね。
このセグロセキレイの個体数の減少が近年起きている様です。
ここでも良く見かけるハクセキレイ君の様に人が多い街中の環境はどうしても苦手でセグロセキレイは適応できず、粕川オートキャンプ場の様な河原とか郊外を好んでそこに住みついているわけです。
こうした静かな場所が開発され住み家が減ってしまうと、自然とセグロセキレイの個体数も減っていくのでしょう。
この現象についてセグロセキレイ=ソロキャンパーと読み替えるとそれは他人事ではない気がするので、とても寂しい話に思えます。
セグロセキレイ君は小さな昆虫を主に食べるようですが、虫を捕まえている瞬間をこれまで見たことはありません。
確かに冬でもこのキャンプ場で名前の知らない小さな昆虫が飛んでたりするのを見かけますが、あまり数は多くないので、エサを探すのはきっと大変でしょう。
とうとう雪が降っていたのがやみました。もうしばらく辛抱すればタープが乾きます。
下の写真は近くの山の様子です。上空が白く見えるのは間違いなく「雪」ですね。風がまた山の方から吹けば、あの雪がここにも降ってきますよ。
撤収前に最後の儀式をするべし
14時をまわりました。そろそろタープが乾いてきたので、撤収作業を始めるとします。
ですが、その前に気合を入れるためのコーヒーを一杯!
ユニフレームのコーヒーバネットでコーヒーを抽出中です。
グラスに半分くらいコーヒーを入れたら、最後にお湯を注ぎます。
コーヒーの完成です。
それでは、柏餅と一緒にいただきます。
このあとすぐに撤収を始めたのですが、ちょうどタープを畳む頃に今度は雨が降ってきました。
でもギリギリセーフのタイミングで、タープの乾燥撤収が出来ましたよ。
この週末も、すっかり充電ができました。
期せずして雪の残るキャンプ場でキャンプすることになりましたが、景色に変化があってなかなか趣きがいいと思いました。
また思ったより寒いという感じはしませんでしたので、ある意味ラッキーでした。
1泊2日のソロキャンプで空になったCB缶は3本でした。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また。
明日もキャンプに行きたいっ!
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