僕が使っているトライポッドはCamping moon(キャンピングムーン)製のものです。最近、このトライポッドをランタンスタンドの代わりに使っているので、その使い勝手などをご紹介します。
トライポッドは皆さんご存知のとおり、焚き火の上で調理をするためにダッチオーブンやケトルを吊り下げるための道具です。
そのトライポッドにダッチオーブンではなくランタンを吊るすのが今回のお話です。このトライポッドにランタンを吊るす使い方は僕が思いついたわけではなく、キャンプ場でランタンスタンド専用と思われるおしゃれなトライポッドを使っている方を見かけたことがありますので、きっと昔からある使い方だと思います。
おしゃれかどうかは別にして、今回ご紹介するのCamping moonのトライポッドは軽くて収納時はコンパクト、しかも価格が安く入手しやすいのが特長です。
一つあれば、ランタンスタンド以外にも工夫次第でいろいろとトライポッドの使い方が広がりますよ。
目次
夏には明るいランタンで虫(蛾)を避ける
夏のファミリーキャンプ。ランタンの下で家族団らんの食事をしていると、突然大きな蛾が飛びこんできて大騒ぎになったり、時には食べ物の中に蛾が落ちたりする憂き目にあうことがあります。
蛾は蚊取り線香やベープのような薬剤で防ぐことができないのですが、こんな時はランタンが有効です。
誘蛾灯(ゆうがとう)は蛾などの虫が灯火に集まる性質を利用して駆除する装置で、松明(たいまつ)を使っていた時代からあるものですが、キャンパーが持っている燃焼系ランタンを使えば、同じように蛾をランタンに集めることが出来ます。
ここでのポイントはランタンの設置場所。もしタープの下を明るくしたいからとランタンをタープポールに吊るしたりすると、タープの下に蛾がやってくるので逆効果です。誘蛾灯としてランタンを置く場合、必ずサイトの中で出来るだけ人から遠い場所に置きましょう。
この時、テーブルの上を照らすあかりは誘蛾灯よりも一段暗めのランタンを使うといいです。
トライポッドを使えば好きな場所にランタンを設置可能
離れた場所に誘蛾灯のランタンをおくためには、自立するランタンスタンドが必要ですね。これにはスノーピークのパイルドライバーをはじめとする通常サイズのランタンスタンドを使っても勿論いいのですが、このランタンは高いところから周囲を照らす必要はないので小型のトライポッドでも十分代用が可能です。
オイルランタンを吊るしても良し
トライポッドには誘蛾灯として使うランタン以外にも、オイルランタンなどを吊り下げてサイトの目印に使ったりすることも出来ます。小さいお子様のいる家族では、夜になっても分かりやすい目印になるので特に有効ですね。
それでは次に、Camping moonのトライポッドの仕様をみていきましょう。
Camping moon製のトライポッドの主な仕様
主な仕様です。
- 重量: (約)0.5Kg
- 展開サイズ: (約)50x50x高さ80cm
- 収納サイズ : 40x6x4cm
- 耐重量:15Kg
- 材質: アルミ・ステンレス(ステンレス製チェーン・中実アルミパイプ)
トライポッド本体はキャンバス生地の収納袋(長さ40cm)に入っています。
下の写真は収納袋の中を取り出したところ。
脚は中実のアルミ棒材でで出来ており、ネジで3本を連結していきます。表面は酸化皮膜処理によって着色されています。カラーはブロンズとブラックの2色あり、僕の購入したものはブロンズカラーです。
トライポッドは安い、軽い
トライポッドは価格が安く、軽量なのがいいところ。
よくあるランタンスタンドと比較してみました。説明は不要ですね。表中のDODチンアナゴペグについては、別にポールを用意する必要があります。
重量 | 価格 | |
キャンピングムーン/トライポッド | 0.5kg | 1,680円 |
スノーピーク/パイルドライバー | 1.7kg | 5,724円 |
DOD/チンアナゴペグ2(ポール無し) | 0.91kg | 3,323円 |
ユニフレーム/コンパクトランタンスタンド | 1.3kg | 8,900円 |
価格は、本記事執筆時のAmazon調べです。
トライポッドをランタンスタンドに使うまとめ
キャンピングムーン製のトライポッドですが、中華製の類似したトライポッドは他社からも多数出ています。僕はブロンズカラーが気に入ったのと、中華製の中でも比較的価格が安かったこと、それにキャンピングムーンの製品を別に購入した経験があり、品質に満足していたことから購入に至りました。
種類が多いので、購入する時は選び甲斐があって楽しいかもしれませんね。(^^♪
このトライポッド、持っているとキャンプ場で使い道をいろいろ考えるのが楽しかったりします。
というわけで最後にこのコンパクトなトライポッド、
キャンプ道具を工夫して使うことを楽しめる方にお勧めです。
それでは、今回はこのへんで。
楽しいキャンプライフを。