以前、「サブランタンにソト(SOTO) G'Z G-ランプ STG-22を購入しキャンドル発光で使用する」の記事でSOTOの G'Z G-ランプ STG-22を購入した経緯から、サブランタンとしてキャンドル発光させた時の様子を説明しました。
目次
今回はSTG-22をマントル発光させてみた状況をご紹介します
今回は、いよいよマントルを取り付けてマントル発光させてみたいと思います。このG-ランプですが、キャンドル発光させた時の明るさが10ルーメンとほぼローソク並みの明るさなのに対し、マントル発光させたときは100ルーメンと10倍になるのです。
なのでランタンとしての実用性を考えた場合には、今回のマントル発光モードの方に期待ができますね。
はじめはマントルの取り付けからです
それでは、まずはマントルの取り付けから見ていきましょう。この辺りの手順は通常のガスランタンのマントルの取り付け方法とほぼ同じですので、ご存知の方は読み飛ばしていただければと思います。
まずはホヤを外すのですが、そのために上の金属のリング部分を外してやります。
リングを外せば、ガラスホヤはリングと本体の間に挟まっているだけなので簡単に外せます。
マントルはとても小さいです
取り付けるマントルは、1枚だけ入っています。手のひらに載せると、こんな風に他にはないくらい小さなマントルです。
マントルは、下をひもでしばって固定するタイプです。ひもをしばった後は下の写真の様にひもが長くて余りが出来ますが、この部分はマントルを焼く前にハサミなどで短く切っておきましょう。
マントル焼きの手順
ライターでマントルに火をつけていきます。マントルがまんべんなく焼ける様に、なるべくマントル全周に火をつけてやるようにしましょう。
マントルがだいたい焼けたところ(下の写真くらい)で、ガスを出してやるときれいに焼けます。
下の写真はガスを出したところです。マントル全体が光るまで焼いてやりましょう。
いったん火を消し、またガラスホヤをつけてやれば準備完了です。ガラスホヤをつける時はマントルに触れないように細心の注意が必要です。このG-ランプのマントルは小さいだけでなく見た目に薄い感じがしますので、ここは慎重に!(*^-^*)
マントル発光モードが完成しました
再度点火すれば、マントル発光モードの出来上がりです。
気になる明るさですが、普通のガスランタンのミドルクラスよりもやはり暗いですね。なので、このG-ランプをメインランタンとして使うのは厳しそうです。あくまでもサブランタンとしての用途として使うことになると思います。
キャンプで食事が終わってから寝るまでのまったりとした時間に、このSTG-22以外のランタンを消してやれば、ちょうどいい感じの灯りになるのじゃないかと思いますね。
明るさについては、コールマンのPZランタンで使っている様なもう少し大きめのマントルをつけてみたら改善されないかなと思ったりしましたが。
SOTOのG'Z G-ランプ STG-22のマントル発光まとめ
小さなランタンなのでテ-ブルの上でも邪魔にならないし、灯りの雰囲気もなかなか良いと思いますよ。良くも悪くもクリアホヤなのに直視しても全然眩しく感じませんし。(*^-^*)
自動点火装置もついているし、CB管からのガスの補充も簡単な上に、風にも強いこのG-ランプ、キャンドル発光モードでもスノーピークのノクターンよりは使い勝手がよさそうです。スケルトンな見た目も、なかなかいいと思いますよ。
そんなわけで、SOTOのG'Z G-ランプ STG-22のマントル発光ですが
サブランタンとして割り切って使うことが出来る方であればいい選択になる
と思います。
SOTOのG'Z G-ランプ STG-22 僕はこうして使いたい
僕的にはG-ランプには明るさをはじめから期待していなくて、どちらかといえば雰囲気重視で選んだので、この STG-22は前回ご紹介したキャンドル発光モードで使ってもいいかなと思っています。
誤解のないように言っておくと、別にマントル発光の使い方に問題があるというわけではありません。そればかりか、このサイズでマントル発光ができる道具は他には無く、唯一無二の存在だと思うので、これはこれで面白い道具だと思っています。
そのキャンドル発光で使う際、マントルを固定するために上端でくるっと輪っかを作っている針金のような部分が、見た目には邪魔に感じるということを前回の記事で少し書きましたが、これは根元の方が差し込まれているだけのようなので、外すのは簡単そうです。
ただこのパーツを外すと上の針金をばねの様に巻いている様な形状の金物が下に落ちてくるようです。ですので何かで固定してやる必要がありますね。ここはプチ改造をすることになりそうです。
SOTOのG'Z G-ランプ STG-22は遊べそうなランタンなので、これから使い込んでみたいと思います。
それでは、今回はこのへんで。
現在、本商品は廃番になっています。