スイスチャンプは少年時代の憧れだった
今回はビクトリノックス のスイスチャンプのお話です。
目次
スイスのアーミーナイフにVICTORINOX(ビクトリノックス) のスイスチャンプというナイフがあります。パパーマンが当時小学生のころ、遊びのキーワードは”探検”とか”サバイバル”とかいったもので、近所の山に友達と登って焚火をしたり、木登りをしたりという毎日をすごしていました。
当時、売られていた「冒険手帳」という本が僕のバイブルでしたね。
そんな少年時代に憧れたスイスチャンプ。
これがあれば、何でもできるというか冒険手帳の影響もあって・・・
まじめにサバイバルで生き残れる(笑)と思っていたのです。
結局スイスチャンプは自分で買った
小学生の頃、母親にアーミーナイフのことを話したら、買い物の帰り道に商店街で刃物屋さんに連れて行ってくれて、ショーケースに入った赤いビクトリノックスを取り出してまじまじと見る機会がありました。
その時は買ってもらうことはありませんでしたが、実物を見ることが出来て嬉しく思った記憶があります。
それから実際にスイスチャンプを購入したのは、十数年後。
自分で働く様になってからのことでした。
スイスチャンプに対して抱いていた子供の頃の憧れは、正直言ってその時もうありませんでしたが、「冒険」はずっと好きでしたから。
実際に所有してみると使いにくいナイフだけど
そんなスイスチャンプのすごいところですが、ビクトリノックスの中で一番ツールの数が多いナイフなんです。
ツールは全部で33種類
- ラージブレード(大刃)
- スモールブレード(小刃)
- コルクせん抜き
- カン切り
- マイナスドライバー(小)3mm
- せん抜き
- マイナスドライバー(大)6mm
- ワイヤーストリッパー
- リーマー(穴あけ) /パンチ
- ソーイングアイ(糸穴)
- キーリング
- ピンセット(毛抜き)
- ツースピック
- はさみ
- マルチフック
- のこぎり
- うろこ落とし
- はり外し
- スケール(cm+inch)
- つめやすり
- つめそうじ
- 金属やすり
- 金属のこぎり
- 精密ドライバー
- のみ
- プライヤー
- ワイヤーカッター
- 端子つぶし
- ピン
- ルーペ
- メガネドライバー
- プラスドライバー
- ボールペン
でも、良く使っていたのは「はさみ」だけかな。(*^-^*)
ハンドルに厚みがあって持ちにくいし、ツールを展開するときに固すぎて大きな力が必要なのです。ナイフとしては、とても使いにくい代物だと思います。
スイスチャンプを所有する理由
スイスチャンプは、実用品というよりも、困った時にあったら安心という感じで、いつも持っていたい道具かな。使いにくいけど、例えば+ドライバーが無いとどうしようもない時には大活躍してくれます。
1年くらい前のことですが、キャンプ場で隣にテントを張っていたキャンパーさんがワインのコルク抜きが無くて、うちへ借りに来たとき、スイスチャンプにコルク抜きがついていたことを思い出し、貸してあげたことがあります。
その時には役立ちましたが、そんなことはめったにないことでもあります。(;^ω^)
ビクトリノックス スイスチャンプまとめ
多機能でコンパクトで便利な道具。
それは昭和の時代に流行った日本製品にも通じるものがあります。スイスチャンプは、きっとあの頃みんなが欲しかった物の象徴だと思うのです。
久しぶりにキャンプ道具達に紛れて、スイスチャンプが入っているのをみつけると、あの頃のなつかしさがよみがえります。
(これ持っていたら、いつかサバイバルで生き残れるのじゃないかってネ。)
それでは、また。