今回はニチネンの小型カセットガスストーブミスターヒート KH-011を紹介します。

ニチネンのミスターヒートは小型なのがいい

今年の冬キャンプに備えて、パパーマンは新しくCB缶燃料のカセットガスストーブを購入しました。選んだのはニチネンのミスターヒートです。

カセットガスが燃料なので石油ストーブの様な大パワーはありませんが、このミスターヒートは小型なのでキャンプで足元を効率よく暖めるにはちょうど良いサイズです。

下の写真がそのミスターヒート。

パパーマンは今までイワタニのハイパワータイプ(CB-STV-HPR)を使用していたのですが、ソロキャンプの装備が増えてきて相棒の軽自動車からあふれ出してきたのです。(笑)

そこでこれまで使用していたイワタニの”デカ暖”から、一回り小さいガスストーブに替えることでキャンプ道具のコンパクト化を図るために購入することにしました。

ミスターヒート04

ニチネン ミスターヒート KH-011の主な仕様

ミスターヒートは、連続燃焼時間が220分(3.5時間)とCB缶が長持ちします。

今まで使っていたイワタニのCB-STV-HPRが2.5時間でしたので、プラス1時間も使えることになります。

これでキャンプでのガス缶使用量をグッとおさえられそうです。その分火力(発熱量)は弱くなりますが、足元にストーブをおいて暖まるという使い方なら、これくらいがちょうど良い発熱量だと思います。

  • 本体サイズ:幅約23×奥行約18×高さ約18cm
  • 本体重量:約1.5kg
  • 材質:鋼板
  • 使用燃料:カセットボンベ(マイ・ボンベL) ※カセットボンベは別売
  • 火力:0.93kW(800kcal/h)
  • ガス消費量:68g/h
  • 連続燃焼時間:約220分
  • 点火方式:圧電点火方式
  • 使用場所:野外使用専用

ミスターヒート02

安全装置としては、ボンベの内圧が上がると消火する圧力感知安全装置がついています。中国製なのが気になりましたが、実物際に見てみると、作りは悪くありません。

便利なキャリングケース付きのミスターヒート

ミスターヒートは屋外用とあって、持ち運びに便利なプラスチックのキャリングケースがついています。釣りで使う時などは、こういうケースがあると、たしかに便利ですね。

ミスターヒート01

フタをあけたところです。まだ使用していないのでプチプチに梱包されています。(笑)ケースにはミスターヒート本体の他にCB缶が3本収納できるスペースがあります。

ミスターヒート03

ミスターヒート本体の細部を見てみる

点火はガスコンロの様に本体側面のツマミで行います。自動点火装置がついているので着火の位置にひねるだけで点火できますよ。ボンベを取り外す時は、消火の位置を超えて回してやります。ツマミをここまで回さないとガス缶が取れない構造になっているのは安心ですね。

ミスターヒート05

本体の底には4本の足と、この様なシルバーの金物がついていました。これは何のために使うのかと一瞬思いましたが・・・

ミスターヒート06

こうやって、ストーブの角度を変えるためについているみたいです。なるほど。

ミスターヒート07

本体の上部には、取っ手がついています。

ミスターヒート08

ボンベをセットする部分を開けてみました。ヒートパネルが装着されていますね。まだ11月中旬までしか使用していませんが、これまでにドロップダウンの兆候はありませんでした。ドロップダウンが起きるかについては、今後使い続けて報告しますね。

ミスターヒート09

ガスボンベを装着したところです。イワタニの様にマグネット式ではありませんが、逆にガスボンベががっちりと固定されます。ガスストーブでは、この接続部からガスが漏れると非常に危険なので、この点で安心感があります。

ミスターヒート10

それではミスターヒートを点火します。正面下の方にパイロットバーナがあって、これは常時ついています。

燃焼音はほとんどない

燃焼音はほとんど聞こえません。ガスヒーターの中には、ゴーッという耳障りな音がするタイプもありますが、ミスターヒートは無音です。

ミスターヒート11

ミスターヒートは小型で発熱量が抑えられているので、この様にローテーブルの下においてもテーブルが熱くなってしまうような心配はありません。このポジションにおいておくと足元が暖かくなって、いい気持ちになります。(笑)

ミスターヒート12

ニチネン ミスターヒートのまとめ

冬キャンプでは、こんな小さなストーブでも、本当にありがたみを感じるものです。このストーブが小さくて適度な暖かさだからこそ、体のすぐ近くに置いておけるので効率的なのです。

実際に使ってみて良いと思ったのは、屋外式のストーブだけど燃焼音が静かだということですね。ユニフレームのハンディガスヒーター ワームIIを使用している動画をYOUTUBEで見たことがありますが、これは結構大きな音が発生して耳障りです。こういったストーブは身近で使うので、音がすると気になるものです。

あとは、この手のストーブとしては低価格なところが魅力ですね。ユニフレームのワームⅡなどは定番ですが、やはり1万円を超えますから財布に優しくないです。(でも格好はとても良いのですが。)

パパーマン、実はこのガスストーブを購入するまで、ユニフレームのコンパクトパワーヒーター を狙っていました。

こちらも小さいし、液出し式なので寒さにはかなり強いのが特長ですが、点火後に逆さまにしなければならないところがちょっと面倒にも感じます。

このミスターヒートはヒートパネル式なので、ただツマミを回すだけで点火できる操作性の良さも、今ではこちらを買って良かったなと思うところです。

このミスターヒートは屋外用なのですが、ニチネンにはミもう一つミセスヒートという屋内用のカセットガスストーブもラインナップされています。

家の中ではミセスに、家の外ではミスターに働いてもらっちゃおう!という時代遅れな名前のセンスによって、商品も今一つなのでは?と心配される方も多々いらっしゃるかもしれませんが、使ってみると実用性はかなり高いストーブだとパパーマンは評価しています。

ということで、これからの冬キャンプシーズンにパパーマンが一番活躍を期待しているミスターヒートの紹介でした。

ミスターヒート13

それでは、今回はこのへんで。

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