月明かりの下でもテントが素早く設営できるといわれているモンベルのムーンライトテントですが、今回は僕の持っているムーライト5型を設営し、その伝説が本当なのか?検証してみたいと思います。
目次
ムーンライトの設営は簡単だったか
ソロキャンプ用のテントとして、昨年の夏頃からとても気になっていたモンベル(mont-bell)のムーンライト5型を、2016年の3月に購入しました。このときは地元のモンベルショップで購入した直後に、そのままキャンプ場に直行しました。
この様子は、「モンベルムーンライト5型初張りソロキャンプ 粕川オートキャンプ場 その1」 の記事に書いていますので、ご参考まで。
現在はムーンライト5を購入してから、ちょうど1か月になります。この間にムーンライト5で3回ほどキャンプをしていますが、とてもよく考えられたテントだと感心するところが多いです。
このモンベルのムーンライトシリーズは、ご存知の通りモンベルのテントの中でも最も歴史のある定番モデルです。ムーンライトテントが長く愛された一番の理由は、A型フレームの採用により、その名の通り月明かりの中でも素早く設営できることではないかと思います。
キャンプに頻繁に行くようになって、テントが簡単に早く張れるということは楽しいキャンプをする上でとても重要なポイントだと感じています。そこで今回はムーンライト5の設営の手順をみなさんと観察し、本当に簡単なのか検証したいと思います。
ムーンライト5型とオプション
まずは、僕が購入したアイテムから紹介します。写真の左から順番に、ムーンライト5本体、テントマット、グランドシートになります。
臨時収入があったので、はじめから一式揃えましたよ。(笑)
それでは、次はテントを組み立てていきます。
まずテントの収納袋の中をみていきましょう
ここから紹介するのは、一番初めにムーンライト5を立てたときの様子です。なのではじめにテントの中身に不足が無いか確認します。写真は袋の中を出したところです。
上からアイボリーのフライシート、青いテント本体、フレーム収納袋、そして小さいペグの収納袋の順です。
フレームと、ペグを取り出してみました。ペグは軽量なアルミ製ですね。ハンマーは入っていませんので、持ってない方は別に用意する必要があります。
ムーンライト5テント本体の組み立て
下の写真はムーンライト5の説明書です。僕は、1度だけモンベルショップで店員さんとこのテントを組み立てたことがあるので、ほとんど読まずに組み立てることができました。
手順はとても簡単なので、初心者の方でも使いやすいと思います。
1.テント本体を広げる
まずはテント本体を広げます。テント前後の出入り口には同じサイズの前室があり、対象になっています。つまり、前と後ろについては区別する必要がありません。出入り口の向きだけどうするか考えて、テントサイトに置きましょう。
ムーンライトシリーズは、僕が購入した5型からA型フレームが2本になります。フレームを直角に交差させて、テント本体の上に置きます。この状態では、まだテント高が低くてペチャンコに感じますが、フレームにテント本体を吊り下げていくことによって、しだいに形状がテントらしくなってきますのでご安心を。
2.テント本体のテッペンのフックをフレームに吊り下げる
2本あるフレームの内、下側になっているフレームにテント本体中央のフックを吊り下げます。ここは一番初めに吊り下げておかないと後からでは手が届かなくなりますので注意しましょう。
3.テント本体側のアルミプラグをフレームに差し込む
ムーンライト5の底面は一見すると4角形の様で、実は8角形なのです。テント本体側のアルミプラグ8本をA型フレームの足の先端に差し込みます。
8か所すべて差し込むと、この様な形状になります。フレームが、だいぶ起き上がってきましたね。
4.テント側面のプラスチック製フックをフレームにとめる
テント本体側の8か所にプラスチックのフックがついていますが、これをフレームにパチンとはめていきます。
8か所のフックをすべてはめると、こんな状態になります。もうすぐ完成間近ですよ。
5.ハンドループをとめる
ハンドループと呼ばれる、大きなゴムの輪を4か所フレームにひっかけるのですが、ここがムーンライト独特の手法になっています。ゴムの止め方をよく確認する必要がありますが、わかれば簡単です。
写真の様にハートマークの形状にとめればOKです。
6.テント本体が完成しました
ハンドループをひっかけると、ムーンライト5のテント本体の組み立てが完成です。A型フレームは、ゴムのテンションでパラパラと半分自然に展開されるし、スリーブにフレームを通すような手間は無く、あとは本体を順番に吊り下げていけば良いだけなのでここまで一人で設営してもとても簡単でした。
さてこのあとは 次回 「モンベル ムーンライト5のグラウンドシート テントマット設営まで」の記事に続きます。
それでは、今回はこのへんで。