前回の記事「桃太郎公園 栗栖園地 荷物運びを手伝って欲しい時に」 の続きです。
9月10日(土)の夕方のお話です。
今日は本当に天気がいい日ですね。空には雲もほとんどなくて、青空がずっと広がっています。
その分だけ陽ざしはとても強いわけなのですが、一週間くらい前と比べるとやはり確実に気温が下がってきたのを肌で感じます。
桃太郎公園で聞こえてくる虫の鳴き声で、今一番目立つのはツクツクボウシです。このツクツクボウシが鳴きはじめると、みなさんは、もう秋がやってきた感じがするのではないでしょうか。
ツクツクボウシというセミはとても人の気配に敏感なので、小さいころにコイツを捕まえた時には友達に自慢ができました。あれは、なんでしょうね、人に気づくと急に独特の鳴きかたに変わりますよね。
それまで、「ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、ツクツク・・・」だったのが、危険を感じると逃げるモードの鳴き声になります。
「ツクツクシーホーヒー、シーホーヒー、シーホーヒーーー、ピッ!」
というような感じです。最後のピッ!でオシッコ発射(笑)と共に飛んでいきます。
こっちはツクツクボウシがどこにいるか探しているのに、先にツクツクボウシに気付かれると先の逃げるモードの鳴き声に変わるので、ここからは鳴き終わらないうちに見つけて捕まえないと駄目なんですよね。
そこでパパーマンはとても不思議に思っていることがあるのです。ツクツクボウシって見晴らしがそんなに良いとは思えない葉っぱが生い茂った木の上にいるのに、どうやって人が近づいたことに気づくのかって。
いくら複眼を持っていたとしても、葉っぱにかくれて人がいつも見えているとは思えないのですよ。「人の気配」っていうのを感じることの出来る知られていない器官があるのでしょうかね。
ところでパパーマンは岡山生まれなのですが、岡山ではツクツクボウシは夏の初めから鳴いていました。理由は何故だかわかりませんが、調べると岡山市と長崎市では、ツクツクボウシの鳴き始めるタイミングが他の県と違う様なのです。
だからツクツクボウシが鳴いているから秋の訪れを感じるようになったのは、実家を離れてからなのですよ。
桃太郎の旗をとりつける
さて桃太郎公園でキャンプをする時は、使用料500円を受付で払います。すると、こんな旗を渡してくれるのです。これが料金を払った印になるというシステムです。
ここのキャンプ場は平日は無料なのですが土日は500円かかります。まぁ、週に一回くらい料金を取らないと、ずっと住みついてしまう人も出るのでしょうね。
もうすぐ16時になりますが、ここで少し遅い昼ご飯をいただきます。本日は流水麺のざるそばです。今年の夏はキャンプ場でよく流水麺を食べました。
それでは、いただきます。
先ほどの桃太郎の旗の受付の場所ですが、キャンプ場の中にある池に沿って小道を歩いていきます。
するとこの様な看板があって、日中はおじさんが座っていますので受付をしてくれます。その際にあの桃太郎の旗がもらえますよ。
毒ヘビに注意!これは池の周りで見つけた看板です。草むらにはむやみに入らないほうがいいかもしれませんね。
赤い花なら曼珠沙華
毒といえば、こちらは池の近くで見つけた曼珠沙華(彼岸花)の花です。曼珠沙華は9月の中旬に咲く花ですね。子供の頃に、この花には毒があるといって脅かされた(実際に毒があります)ので、今でもこの花を見ると少し怖さを感じます。
奇麗な花には棘がある、赤い花には毒がある・・・子供の時の教訓は、大人になっても何かの例えとして通用するわけです。(謎)
さて、今回はこのへんで。
続きは次回「桃太郎公園 栗栖園地 キャンプ場から花火を見た」の記事をどうぞ。