
こんにちは、ochanです。
今回は僕がこれまで約2.5カ月の間、毎週末ソロキャンプで使い込んだONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルをご紹介します。
このテーブルは黒い耐熱塗装が施された「耐熱テーブル」と呼ばれるものです。
耐熱テーブルは加熱された鍋やケトルをそのまま置いても大丈夫なので、焚き火やコンロなどの火の側で調理をする時に便利に使えます。
今回ご紹介するアイアンメッシュテーブルは、国内ブランドのクイックキャンプ(QUICKCAMP)が尾上製作所(ONOE) とコラボレーションして作った耐熱テーブル。
尾上製作所の定番モデル「マルチスタンド」を、QUICKCAMPが寸法やデザインをアレンジして別注したものです。
コラボするのがどちらも日本企業だけあって価格は中華製品よりも少し高いのですが、使ってみると品質がとても良く「やっぱり日本製はイイよなぁー。」としみじみ思いました。
というわけで、今回はキャンプで使う耐熱テーブルの購入を検討されている方のために、ONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルを選んだ理由や仕様、使ってみた感想についてお話ししていきます。
それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
耐熱テーブルを購入した理由
キャンプで調理する時にあると便利なのが、熱くなった鍋をそのまま置けるテーブル。
僕はこの役割りとして以前からユニフレームの焚き火テーブルや、フィールドラックにステンレス天板を載せて使っていたのですが、最近は直火で調理をする機会が増えこれらステンレス製のテーブルが使いにくくなったのです。
というのも天板がエンボス加工されたステンレステーブルは、黒いススが底にべっとりとついた鍋を載せるとエンボスの凹みにススが入りこんでしまって、あとからゴシゴシ拭いてもなかなかススが落ちてくれないからです。
これ、見た目に結構きたないと感じる汚れなのですよね。
これが黒く塗装された耐熱テーブルならキッチンペーパーで軽くふき取るだけでスス汚れが目立たなくなるので、直火料理で使うには好都合。
まぁ、スス汚れがキレイに落ちるわけではないのですけどね(#^.^#)
結局のところ、耐熱テーブルを購入した理由は直火を使って調理をするキャンプスタイルに変わったことだったのです。
裏を返せば、僕的には焚き火で調理をしようと思ったら欠かせないアイテムが耐熱テーブルというわけです。
ONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルの特長
数ある耐熱テーブルの中でも、このONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルを選んだわけをお話します。
実績のある尾上製作所が手掛けている
現在は耐熱テーブルも海外ブランドの製品の割合が高くなってきています。
僕はこのアイアンメッシュテーブルを購入する前に、一度中華製の耐熱テーブルを購入してひどい不良品をつかんだことがあり、とても弱ってしまった経験があります。
Amazonで購入したので最後は代金が戻ってはきましたが、大きなテーブルなので粗大ごみとして捨てるのも一苦労でした。
この手のテーブルは脚が折り畳み式で、使用時に脚を展開すると軽くロックされるような仕組みになっているのですが、この動作を実現させようとするとある程度の加工精度が求められるのです。
ところがこの中華メーカーについては組み立て精度を確保する能力が不足していましたし、検品をしていないので脚の開閉時に途中で引っかかってしまい簡単には動作しなかったのです。
そればかりか脚をとめていた溶接に欠陥があり、最後は開閉動作中に出来の悪い溶接部が折れて脚が外れてしまいました。
後で調べてみるとAmazonのレビュー欄にも僕と似た様な不具合の書き込みが多数あったことから、かなり不具合率が高かい製品だったのだと思います。
以来、安い中華製の耐熱テーブルはもうコリゴリ。
今回のアイアンメッシュテーブルは、日本のアウトドアブランドのクイックキャンプと尾上製作所が手掛けたもので、手にしてみると先ほどの中華製品とは違い品質について文句のないレベルに仕上がっていました。
アイアンメッシュテーブルは尾上製作所のマルチスタンドSをベースに補強フレームとマルチハンガーを追加し、横幅を少しワイドにしたもの。
それだけでも信頼に足りる十分な実績があるというわけです。
ソロキャンプにちょうど良い天板サイズ
アイアンメッシュテーブルのサイズは幅50cm×奥行43cm。
幅に対して奥行きがあり、正方形に近いサイズです。
他テーブルではやはりベースにしている尾上製作所のマルチスタンドSが比較的近いですね。
ONOE×QUICKCAMP アイアンメッシュテーブル |
幅50cm×奥行43cm×高さ27cm |
尾上製作所(ONOE) |
幅60×奥行50cm×高さ27cm |
尾上製作所(ONOE) マルチスタンドS |
幅45×奥行45cm×高さ27cm |
ヨーラー(YOLER) |
幅60×奥行43cm×高さ26cm |
ヨーラー(YOLER) |
幅43cm×奥行32cm×高さ26cm |
テーブルに十分な奥行きがあると、下の写真の様に奥側に小型のコンロやバーナーを置きさらに手前に作業スペースを確保できるので、ソロキャンプでは使い勝手が良いですよ。
Quickcampの銘板がカッコいい
ええ、タイトル通りです。
はい(笑)
テーブルの高さ
僕はソロキャンプの時はいつもコールマンのコンパクトフォールディングチェアに座っています。
このチェアで作業をするテーブルとしてはユニフレームの焚き火テーブル(高さ37cm)でもフィールドラック(高さ23cm)なく、このアイアンメッシュテーブル(高さ27cm)が一番しっくりくるのですよね。
アイアンメッシュテーブルの主な仕様
それでは、次にアイアンメッシュテーブルの製品仕様についてみていきましょう。
主な仕様
下の表に仕様をまとめました。
展開時サイズ | 幅50㎝×奥行43㎝×高さ27㎝ |
収納時サイズ | 幅50㎝×奥行43㎝×厚み6㎝ |
天板サイズ | 幅50㎝×奥行40㎝ |
重量 | 3.5㎏ |
耐荷重 | 20㎏ |
素材 | 鉄 |
生産国 | 中国 |
- 収納時の厚さが6cmと、脚をおりたたむことによってかなりコンパクトになります。
- 耐荷重が20kgなのでソロキャンプで使う道具であれば、あまり考えなくても問題なく載せられますね。
- 収納袋が付属していないのが唯一残念なところです。
天板へ補強を追加
アイアンメッシュテーブルの天板には補強が2本入っています。
この補強が無い耐熱テーブルは、使用時に荷重がかかると天板が大きく凹んだりすることがあります。
アイアンメッシュテーブルは元になっている尾上製作所のマルチスタンドのSサイズの補強が1本であるのに対し2本と、1本分増強されています。
ワイドになったマルチハンガー
アイアンメッシュテーブルのハンガーは幅方向いっぱいまで広げられ、固定化されています。
このマルチハンガーはシェラカップや、トング、蚊取り線香を吊るすなど便利に使えるもの。
個人的には、ハンガーが完全に固定されているところがシンプルで良い点だと思います。
アイアンメッシュテーブルを使って感じたこと
それでは、僕が実際にアイアンメッシュテーブルを使って感じたことをお話しします。
脚の開閉動作がなめらか
僕がこのアイアンメッシュテーブルを使ってみて一番感心したのが、脚の開閉動作がなめらかにできることでした。
ココ、当たり前の様ですがすごく大切なところですので詳しく説明します。
脚を開く時には、最後に少しでっぱっていて引っかかるロック部分を脚が超えなければならない構造になっています。
アイアンメッシュテーブルは脚を起こす自然な動作の中で、脚がロック部分をスルッとすべって超えることが出来ました。
これは閉じる場合も同じ感じでなめらかでした。
壊れてしまった中華製の耐熱テーブルは、今思えばこのロックの精度が悪かったのだと思います。
開閉のたびに脚の左右を両手で持ち、内側にグイッと力を入れて圧縮してやらないとロック部を超えられなかったのですから。
これは力の弱い女性だと難しい作業だと思います。
いやホント、このアイアンメッシュテーブルを手にする前までどの耐熱テーブルの開閉動作はそんなものかと思っていたので、初めて使った時に目からうろこが落ちましたよ。
安定感がある
これも使ってみないと分からないと思いますが、天板が安定しているし脚も安定しているのです。
使っていて何の不安も感じないところが流石だと思いました。
ONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルがおすすめ
以上、ONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルを選んだ理由と主な仕様、使ってみた感想についてお話してきました。
個人的には中国製の安価な耐熱テーブルを買うより、少し価格が高くても今回ご紹介したアイアンメッシュテーブルを選んだ方が品質が良いため、後悔も少なく幸せになれると思っています。
ですので、もしONOE×QUICKCAMPのアイアンメッシュテーブルのデザインが気に入ったなら、使ってみてとても良い製品だと思うのでおススメします。
それでは今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!