TOKYO CRAFTSの新作火吹き棒「マグナブラスター」を紹介します
TOKYO CRAFTSのマグナブラスターを紹介します。

こんにちは、ochanです。

今回はTOKYO CRAFTSの火吹き棒「マグナブラスター」をご紹介します。

キャンプで焚き火ばかりやっている僕の「焚き火の三種の神器」といえは、焚き火台、火バサミと火吹き棒(ブラスター)です。

それぐらい焚き火をする上で今回のお題となる火吹き棒の役目は重大で、僕の場合は火吹き棒の使い勝手がよくないと焚き火遊びが愉しくならないほど。

逆に火をコントロールしてるぞ!って感じられる火吹き棒を使っていると気持ちが高揚するのですよ。

あの息を吹くと「ブォー」という音と同時に薪に着いた火がブルブルと風に煽られる感じがどうにもたまりません(笑)

さてそんな重要な道具である火吹き棒ですが、今回ご紹介するTOKYO CRAFTSのマグナブラスターには主に以下のような特長があります。

マグナブラスターの特長
  1. 周りの空気を一緒に取り込んで効率よく空気を送ることができる
  2. 逆流の心配がないので安全
  3. 軽量・コンパクトに収納できる
  4. アルミ素材にブラック塗装がカッコいい

この記事ではマグナブラスターにご興味のある方のために、この製品の特長、主な仕様、そして実際に僕の愛用している一般的なファイヤーブラスターと比べて感じたことについてお話します。

それでは最後までごゆっくりとどぞ。

この製品はTOKYO CRAFTSさんのご厚意により提供いただいたものです。

TOKYO CRAFTS

このページにはPRを含みます。

製品に対する感想はあくまで私個人の見解になります。

マグナブラスターの主な特長

まずマグナブラスターの特長からお話しします。

マグナブラスターを使う

周りの空気を一緒に取り込んで効率よく空気を送ることができる

これはマグナブラスターの一番の特長といっていいと思います。

日本では昔からカマドなど火を扱う場所で竹製の火吹き棒(ふいご)が使われてきました。

みなさんは、このフイゴのような空気の通り道が広いタイプの火吹き棒は口をつけずに少し離して吹くことで風の威力が増すのをご存じでしょうか。

風の通り方は下の図のようになります。

マグナブラスターの吐出量

ふいごの口の部分から4cmから5cmほど離した位置から口を細くして吹いてやると、周りの空気を巻きこんで風量が増すという現象がおきます。

昔の人は毎日のように火を扱っていたこともあるのだと思いますが、これは良いことを発見しましたね。

マグナブラスターもこの現象を利用しているわけです。

実際にブラスターから口を離して吹いた時と、ブラスターに口をつけて吹いた時の風量の違いはブラスターの出口側に手を当てただけでも直ぐにわかるくらいですよ。

一方、西洋式のブラスターと呼ばれる火吹き棒はそもそも口が細いのでこのような使い方はできません。

煙を吸い込む心配がない

ファイヤーブラスターを使うときはブラスターに口をつけて吹き、息を吸い込むときに口を離す動作になります。

この動作をずっと繰り返し続けていると、口の離し方が足りずにブラスター内を逆流してくる焚火の煙を吸い込んだりすることがあって、たまに「ゲホゲホ」と咳き込むこともあります。

マグナブラスターはブラスターに口をつけずに使用するので、ブラスターの中を逆流した煙を吸い込むことがないので良いですね。

軽量・コンパクトに収納できる

マグナブラスターは3ピースに分割することが出来ます。

下の写真のように、分割してしまえば長さはCB缶よりも更に短くなります。

マグナブラスターをCB缶サイズと比較

この分割された3ピースは太さの順に大・中・小のと重ねることで一体化できて、とてもコンパクトになります。

今までに3分割できるブラスターはありましたが、さらに重ね合わせることでこのサイズまで小さくなるブラスターは無かったと思います。

なんかすごいギミックですね。

重量も125gととても軽量なので、これなら徒歩キャンプでも使えそうですね。

マグナブラスターの収納姿

アルミ素材にブラック塗装がカッコいい

最後はやはり見た目です(笑)

ブラック塗装されたアルミ本体はシンプルでかっこいいですね。

ブラックキャンパーさんでなくても、このデザインは広く受け入れられると思います。

マグナブラスターのデザインが秀逸

新作マグナブラスターの仕様

では主な仕様です。

材質 本体:アルミニウム
収納ケース:ナイロン
サイズ 収納サイズ:20 x φ3.2cm
使用サイズ:50 x φ3.2cm
重量 125g
生産国 中国
梱包内容 本体(大)
本体(中)
本体(小)
収納ケース
取扱説明書

僕が常用しているファイヤーブラスターは長さが60cmですが、このマグナブラスターは長さが50cmと少し短めにできています。

それでもマグナブラスターの場合は口を直接ブラスターにつけない吹き方になるので、実寸法ほどの差は感じませんよ。

下の写真はマグナブラスターを付属の収納ケースに入れたところです。

マグナブラスターの収納ケース

マグナブラスターvsファイヤーブラスター

TOKYO CRAFTSのマグナブラスターについて皆さんが気になるポイントは、従来からキャンプ道具としては主流となっている西洋のブラスターとの使い勝手の違いではないでしょうか。

それでは和製のふいごをルーツとするマグナブラスターと、西洋式のファイヤーブラスターの使い勝手の差についてお話します。

マグナブラスターvsファイヤーブラスター

今回、マグナブラスターのようなふいご式のブラスターを初めて使ったので、はじめは口を離して吹くという動作に少し戸惑いましたが、焚火をしながらずっと吹いているとだんだんと使い方には慣れてきました。

そして作り手の思惑通り、口を離して吹いた方が風量がかなり増えるのを感じ、その利点についても「なるほどなぁ。」とすぐに理解できました。

ただファイヤーブラスターを長年ずっと使ってきた僕からすると、そんなマグナブラスターにも物足りないと感じるところが一つだけあります。

それは風を送りたいと思うところへピンポイントで強い風を送ることが難しく、比較的広い範囲に風を送っている感じになってしまうこと。

これはファイヤーブラスターに比べマグナブラスターの先端の口径が大きいことで、出ていく風が広がって集中しないのだと思います。

焚き火の火力をコントロールするという楽しみを感じることを重視する方なら少しストレスを感じるかもしれませんね。

それでももちろん焚き火の火力は十分回復しますので、実用的には問題ないレベルだと思いますが。

マグナブラスターの構造のまま、あと10cmくらい全長が長いともっと印象も違っていたかなと思ったりします。

TOKYO CRAFTSのマグナブラスターまとめ

というわけで、この製品の特長、主な仕様、そして実際にファイヤーブラスターと使い比べて感じたことについてお話してきましたが、皆さんいかがだったでしょうか。

品質管理がしっかりしている

ここがセールスポイントだと僕が思うところを最後に書いておきます。

マグナブラスターは3つのパーツを接続して使用するのですが、使っていてこの接続部分で外れることはもちろんありませんでしたし、ぐらついたりする感じも皆無でした。

なんというか組み立てた後の一体感が良いのですよね。

まるで一本で作られているかのよう。

スプリングバックを利用した接続部の構造がよく考えられている上に、精度よく作られているようです。

比較的安価なブラスターだと思いますが、手を抜かずに品質管理がしっかりされている感じを受けました。

マグナブラスターの接続部分

TOKYO CRAFTSのアイデア商品

現在、TOKYO CRAFTSの新商品がかなり早いペースでリリースされ続けている感じがしますが、どれもアイデアとロマンが詰まっていて魅力的な道具ばかりだなあと僕は常々思ってみています。

今回のマグナブラスターもその例にもれず実用性とデザインのバランスの高さはもちろん、それに加えて古くからあるフイゴのアイデアを取り入れたスパイスの効いた逸品だと思いますね。

マグナブラスターとマクライト

というわけで、マグナブラスターのお話はそろそろ終わりにします。

最後になりますが装備を軽量・コンパクトにしたいと考えられている方、そして焚き火台マクライトでTOKYO CRAFTSのことが好きになった方なら、このマグナブラスターはとてもおすすめですよ。

それでは今回はこのへんで。

みなさん楽しいキャンプを!

公式オンラインストアからも購入いただけます。

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