ワープするホウジャク

2018年10月8日(月) 夕方に近所の公園を散歩中、ホウジャク(蜂雀)を見つけました。

下の写真のホウジャクですが、このブログでもこれまでにアザミの花の蜜を吸っている姿を紹介したことがあります。昼間に行動するスズメガの仲間です。ホウジャクは花の蜜を吸うために高速で翅を動かして、空中でホバリングする特技を持っています。

下の写真もホバリング中のもの。というかパパーマンのカメラの腕ではホバリングして静止している時しか、ホウジャクを写真に撮れません。(泣)

ホウジャクはホバリングしながら蝶の様に長い口で花の蜜を吸っている訳なのですが、蜜をもとめて花から花へと移動する時の速度が、電光石火のスピードなんです。この時もカメラで必死にホウジャクを追いかけていたのですが、瞬間的にファインダーから消えてしまうのですよね。

もちろん本当に消えてしまうことは無いのですが、この様子をSFで例えると「ワープ」といっていいです。(笑) そう、ホウジャクはワープするのですよ。

そのワープ=高速移動をするためには、やはり空気抵抗の少ない体が必要になると思うのですが、ホウジャクって見た目のとおり頭部(先端)が尖っていて、胴体はずんぐりとした流線形をしています。この形って最新鋭のステルス戦闘機のような雰囲気じゃありませんか。パパーマンはホウジャクの体に機能美を感じてしまいます。(*^-^*)

「えっ、なんっですって!」

「戦闘機よりもエビに似ているって?」(笑)

公園で写真48_ホシホウジャク01

アベリアの花に集まるホウジャク

ホウジャクが蜜を吸っているのは「アベリア」という低木に咲く花です。実は少し前から散歩中にこの植物が気になっていて名前を調べていたのですが、ネットで白い花の画像を片っ端から探しても見つからなかったのです。

ところが今回、「ホウジャク+白い花」で探すとやっとアベリアにたどりつきました。なるほど昆虫の名前とセットにすると、花の方も見つかりやすいのですね。新たな検索テクニックを発見しましたよ。( ˘ω˘ )

というわけで検索で見つかるくらいですからホウジャクってアベリアの花が好きなんだなと思ったのですが、実際に公園のアベリアのまわりには数十匹のホウジャクが集まっていました。

公園で写真48_ホシホウジャク03

アベリアの木は園芸品種としても流通している様ですが、この木を庭に植えておくと、きっとこの写真の様にホウジャクがワンサカやってくることでしょう。

ホウジャク好きな方は是非!

なーんて、そんな趣味の方は絶対少ないでしょうね。

公園で写真48_ホシホウジャク04

パパーマン家の庭にはクチナシを植えているのですが、このクチナシにオオスカシバという体色が緑色でホウジャクを一回り大きくしたようなスズメガがやってきます。よく幼虫に葉っぱを食べられています。(泣)

このオオスカシバもいわゆる「ガ」っぽくないガなのですが、飛んでいる姿はホウジャク以上に迫力満点です。だから子供がオオスカシバを見たら、大きなハチの様にも見えることもあって、きっとビビると思いますよ。(笑)

公園で写真48_ホシホウジャク02

本当はホウジャクにはいろんな種類があるのです。種類を見分けるためには翅の模様をよく見ないといけないのですが、翅が静止している写真は結局一枚も撮れませんでした。(;^ω^)

夕方だったこともあるのですがシャッタースピードが限界になりましたね。次回はこのホウジャクを真昼間に撮影して、種類を見分けてみたいものです。

公園で写真48_ホシホウジャク05

ホウジャクの過去記事です。

それでは、今回はこのへんで。

続きは次回をどうぞ。

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