モンシロチョウが同種のオスメスを見分けるのは本当に難しいか
2018年9月1日 いつもの公園を散歩中にモンシロチョウをみつけました。
モンシロチョウは誰もが知っている蝶々だと思いますが、見つけてもオスとメスの見分け方がなかなか難しくて、それには翅の表の模様の違いを見る必要があります。
ここで翅の表側と言いましたが、まず蝶の翅ってどっちが表でどっちが裏なのかをハッキリさせないといけませんね。(*^-^*)
モンシロチョウが草などにとまっているときは、下の写真の様な格好になっていると思いますが、今見えている翅が裏側なのです。なので、この姿では性別が不明ですね。
モンシロチョウの世界でもオスがメスに求愛をするはずですが、こんな姿で葉っぱにとまっている性別不明の仲間をオスのモンシロチョウが見つけた時に、オスかメスか分からないというのではどうしていいのか困るのじゃないかって思ってしまいませんか?
もしかしたら、しばらく一緒に遊んでいるうちにスキを見て表側の翅の模様を確認してたりして。(#^.^#)
おや、3匹のモンシロチョウが集まっていますよ。この状況では3匹とも翅の表側を見えないように隠しているので、それぞれ他の2匹が同性なのか異性なのか分かっていないかもしれません。
現在、そこのところをお互いに探りあい中ですかねー?
なんて、そういう場面があったら面白い気がしますが、
さすがにモンシロチョウ同士でオスメスの区別ができないなんてないはずですよね。(笑)
紫外線まで見える世界がある
昔、本で読んだことがあるのですが、モンシロチョウは人間の目では見えない紫外線まで見ることが出来るそうです。
紫外線まで見えるモンシロチョウの目には、オスとメスの翅の裏表なんか関係なく、そもそも色が全く違って見えるそうで、オスはメスより翅が濃い色に見えるようです。
モンシロチョウにだけ見えるその色を、「紫外線色」っていえばいいのでしょうか?(笑)
もしそうなら、モンシガイセンチョウっていうのどうですか!?
さて、じっと待っていたパパーマンの殺気をやっと感じたのか3匹が飛翔しました。
すると途中で一匹がいなくなり、残る二匹がランデブー状態になりました。
この図は、きっとメスをオスが追いかけているのだと思います。
なかなか良い雰囲気です。
今度は、2匹だけで同じ葉っぱにとまりました。
ということで、このままそっとしておきましょう。(#^.^#)
それでは、今回はこのへんで。