こんにちは、ochanです。
今回はDODのフカヅメカンガルーテントの基本スペックと、実際にキャンプでDODのフカヅメカンガルーテントを同じくDODのソロソウルウォウウォウにインストールしたので、この2つのテントの相性について詳しくご紹介します。
ソロソウルウォウウォウで使えるカンガルーテントとして「ワラビーテント」という商品が以前からDODにはありましたが、吊り下げ式なのが個人的には好みではなく、代わりに使える自立式テントを探していました。
ところがかなり小型の自立式インナーテントをウォウウォウに入れても、テントがポールと干渉してしまいうまくいかなかったのですよね。
そんな中、満を持して登場したフカヅメカンガルーテントSSですが、このテントはソロソウルウォウウォウにジャストフィットするのです!
最初にこのフカヅメカンガルーテントの長所をあげてみます。
- 後面の傾斜が緩いためシェルターの傾斜壁にフィットする
- コットン生地採用で吸湿性・肌ざわりヨシ
- 前後の出入り口が大きくとられている
- 出入り口はフルクローズ、フルメッシュ、フルオープン可能
- 小物入れがとても使い易い
- 天井フックが2か所あり
- 電源挿入用のファスナー付き
このように長所が多くあり、カンガルーテントをお探しの方はかなり興味がひかれる商品だと僕は思います。
この記事がソロソウルウォウウォウユーザーやフカヅメカンガルーテントの購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
それでは、さっそく説明にまいりましょう。
最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
フカヅメカンガルーテントとはどんなテント?
まずはこの個性的なカンガルーテントについてお話します。
フカヅメカンガルーテントのサイズは2種類
フカヅメカンガルーテントにはソロ用のフカヅメカンガルテントSSと、二人用のフカヅメカンガルテントSの2サイズがあります。
今回、ソロソウルウォウウォウに入れたのはフカヅメカンガルーテントSSの方です。(Sサイズだと置き方に制約ができますので注意。)
一人が寝るだけならSSでも十分なスペースがありますよ。
フカヅメカンガルーテントSSの主なスペック
基本スペックは以下の通りです。
ボトムの耐水圧5000mmはDODでは標準的な数値。かなり頑張っていると思います。
組立サイズ | (約)W215×D95×H116cm |
収納サイズ | (約)W43×D15×H15cm |
重量(付属品含む) | (約)2.4kg |
定員 | 大人1人 |
材質 |
壁面:コットン フロア:210Dポリエステル (PUコーティング) ポール:アルミ合金 |
最低耐水圧 | 5000mm※フロアのみ |
セット内容 | テント生地
ポール(黒) ポール(シルバー) ペグ×6本 ロープ×2本 ポール用収納袋 ペグ用収納袋 タイベルト キャリーバッグ |
価格 | 14,300円 |
フカヅメカンガルテーテントの細部を観察する
それでは細部を見ていきましょう。
全体を眺める
まずは正面から
生地は厚めのコットン素材で、吸湿性、肌触りともにとても良好です。
一見して通気性を上げるためドア面積が最大となるよう作られているのがわかりますね。
開放したドアはくるくる丸めて下で止めるタイプです。
ドアはフルオープン、フルメッシュ、フルクローズが可能です。
今度は後ろ側から見たところ。
正面と同じように大きなドアがついています。
こちらもドアはフルオープン、フルメッシュ、フルクローズが可能です。
夏は前後ドアをフルメッシュ、冬はフルクローズにすれば快適です。
フロアシートはPU(ポリウレタン)加工されたポリエステル生地。
最低耐水圧が5000mmなので、雨の日でも安心して使えそうです。
次はサイドから見たところ。
この角度から見ると魚座フレームになっているのがよくわかりますね。
またこのテントの名称にもなっているフカヅメ構造なのがよくわかります。
後程ソロソウルウォウウォウに入れた写真をお見せしますが、このフカヅメ構造によってシェルターやアウターテントの壁面に寄せて設置することができるわけです。
フカヅメカンガルーテントの細部を観察する
続いてテント細部を見ていきましょう。
まずはテント内部から。
下の写真は天井の小型ポケットです。
左右2か所についています。
写真ではスマホを入れていますが、サイズが小さいので車のキーやメガネなどを入れておくのに使うといいと思います。
寝たままで手が届く位置にあり、とても使い易いポケットです。
続いて天井にあるランタンフックです。
これも対象位置に左右2か所ついています。
サイド面の立ち上げ部分には大きめのポケットがあります。
このポケットもテント左右のどちら側にもついています。
続いて外側をみていきましょう。
テントは吊り下げ式になっていて、とても立てやすい仕様になっています。
フックの取り付け、取り外しもスムーズにできます。
魚座フレームで、かつ前後のフレーム形状が違うのでフレームをハトメに取り付ける場合は迷いやすいと思います。
そこでフカヅメカンガルーテントにはフレーム先端を差し込むハトメ穴を間違わないよう工夫されています。
下の写真の様にフレーム先端の色(シルバー)とハトメの穴の色(シルバー)を合わせて差し込むだけでOKなのです。
もう一本はフレーム(黒)をハトメ穴(黒)に差し込みます。
テント正面の右下にはDODマークがあるのですが、その下に電源コードをテント内に引き込むためのファスナーがついています。
DODソロソウルウォウウォウに入れて相性を検証
それではいよいよ、同じDODのソロソウルウォウウォウにフカヅメカンガルーテントSSを入れていきます。
ウォウウォウサイド面にフカヅメカンガルーテントSSを入れる
まずサイド面側にフカヅメカンガルーテントSSを入れた場合ですが、下の写真の様にポールとサイド幕の間にすっぽりと入ってしまいます。
初めてフカヅメをここに入れた時、あまりにピッタリとハマるので感動したくらいです。
外にまわってテント側面を見てみると、フレーム形状がうっすらと幕に浮かんでいるのがわかりますが、これはほとんど気にならない程度です。
フカヅメのすぐ近くにウォウウォウのポールがあるのがわかると思いますが、この位置関係がとても絶妙に考えられていて使用上は全く問題ありません。
もちろん、フカヅメカンガルーテントS(大きい方)ではこの配置は無理ですのでご注意くださいませ。
ウォウウォウの後ろ面にフカヅメカンガルーテントSSを入れる
お次はソロソウルウォウウォウの後ろ面にフカヅメカンガルーテントを入れる場合です。
下の写真のようにポールとポールの間に入ります。
ウォウウォウのポールはフカヅメのおよそテント中央あたりにおりています。
これも絶妙な位置関係になっていますね。
ほんとよくできてるなぁ(笑)
フカヅメカンガルーテントまとめ
以上、DODのフカヅメカンガルーテントSSの基本仕様と、同社のソロソウルウォウウォウとの相性についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。
僕はもう何度もこのフカヅメカンガルーテントSSを使っていますが、正直言うと今まで使ってきたテントの中で一番寝心地が良いです。
その理由はよくわかりませんが、完全に一人用に作られたテントのサイズ感。程よい天井高さ。
厚手の良質なコットン生地が故の遮光性能や肌触り、そして吸湿性も影響しているのではないでしょうか。
唯一このテントを買うことをためらう点があるとすれば、少しお高めの価格設定だと思います。
僕はこの価格に見合った価値はフカヅメにあると思っています。
もしソロキャンプを頻繁にされる方なら、ソロソウルウォウウォウ以外にも幅広くカンガルーテントとして使えるのでぜひ一張り持っておいて損はないですよ。
もし欲張るなら、もっと価格を抑えた製品が出ると良いと思いますけどね。
なかなかフカヅメに変わるテントが現状は無いのですよね。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを。