2023年ゴールデンウィーク前半戦は鮎川園地へ 前編
嵐の夜を耐えたテント

こんにちは、ochanです。

今回は2023年のGW前半の海でのソロキャンプのお話しです。

行先は福井県の鮎川園地キャンプ場。

もうここ最近は毎年のように足を運んでいるとてもお気に入りのキャンプ場です。

やっぱり海は、そこに居るだけで心地良いのですよね。

一日中波の音を聴きながら、海を眺めているだけで充実した時間が過ぎていきますよ。

最近はそんな感じ方になってきたので、海に来たからと言って趣味の一つだった釣りもしなくなってしまいました。

というわけであまりレジャー的な要素のないお話になりますが、読んでいただけると幸いです。

それでは最後までごゆっくりとどうぞ。

荒れ狂う日本海のキャンプ場へGO!!

 2023年4月29日〜5月2日の3泊四日で福井県福井市鮎川町にある鮎川園地キャンプ場でソロキャンプをしてきました。

今回のソロキャンプで、今年に入ってちょうど13泊目のキャンプとなります。

この日、4月29日土曜日は夕方から雨が降るという天気予報だったので、まだ雨の降らないお昼のうちにキャンプ場に着いてテントを張り、GW初日の夜は雨キャンプを楽しもうと考えていました。

そして予定通りキャンプ場に昼に到着してテントを設営。

今回のテントは最近多用しているGOGlampingの山稜二又ティピーテントTC180に熱田野営具店のシルス170TCのセットです。

テントを設営しているとき、雨こそ降っていませんでしたが風速は5m/sを超えていて、最初にペグダウンをするティピー型テントじゃなければ、きっと立てられなかったと思います。

なにせ僕がテントをたて始める前から、お隣でヘキサタープを張ろうと必死になって頑張っている方がいたのですが、僕がテントを完成させてから1時間くらいタープと格闘の上、結局あきらめて帰って行かれましたから。

いや、この話はおじさんを馬鹿にしているわけではなく、あの環境でタープをたてられる人はとても稀有な方だと思います。

風を受けるとタープが信じられないほど重くなるので普通は無理なのですよ。

下の写真がこの日の僕のテントですが、左後ろに手練れのキャンパーが山岳用テントにタープをかぶせているのがわかると思います。

この時点で、みんなこれからやってくる嵐に備えているのです。

テント設営

僕は強風対策として、農業用のプラペグを使っています。

これなら砂地でも風でテントが煽られたときにペグが抜けることはありません。

プラペグ

何度来ても、ここの海が見えるサイトはいいねー。

ほんと波の音と、この景色に癒されますわ。

風の海岸

テントを張ったら、さっそくガスでお湯を沸かします。

湯沸かし

そしてコーヒーを飲みながら一休み。

コーヒー

落ち着いたら腹ごしらえ。

定番のスーパーのお総菜です。

お昼ご飯

この日は風があったのでヌカカは出没しないかなと思ったのですが、噛まれるといやなので念のために森林香を焚きました。

今年初のパワー森林香です。

パワー森林香

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テントの奥はポタ電につないだ黒豚ちゃんで守ります。

黒いブタ

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そろそろ日が暮れます。

まだ波は穏やかですが、夕方あたりから小雨になり風が強くなってきました。

日没

夜のキャンプ飯

ユニフレームのキャンプ羽釜で炊飯開始。

ところが風が強くて風防を使っても炎が流されてしまうし、最後はドロップダウンで火力が弱くなってしまい炊飯失敗。

羽釜

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ドロップダウンの方は、寒冷地用のCB缶に取り換えて解決しました。

寒冷地ガス

気を取り直して、芯が残るご飯に水を足してお粥にしました。

これはこれで美味しい。

おかゆ

地元のスーパーで買ってきたアジの刺身。

甘くてうまいです。

あじ

日付が変わったので、そろそろ寝床に入ります。

テント内

この日は念のために山稜の前幕を閉じて寝床に入りました。

インナーに入ってすぐに風が強くなり、テントを煽る音が大きくなってきました。

そして大雨の襲来。

雨粒が激しくテントを叩きます。

しばらくしてテントが潰れたのか、はたまたタープが倒壊したのか?

外でパニックになった外国人キャンパーの方達が騒がしくしていました。

(あとで天気予報を確認しましたが、この時の風速は10m/sを超えていました。)

僕も自分のテントが大丈夫か気になり外に出てみて確認しましたが、異常はありませんでした。

それから、ずっと朝まで暴風雨は収まらず。

未明にはテントの前室あたりが水没してしまいましたが、インナーの中には雨がしみこんでくることはありませんでした。

あらしのあとの朝

 2023年4月30日(日) 鮎川園地キャンプ場の朝。

朝になりましたがあまり寝ていないのでテントの中でうとうとしていたら、外が静かになっていることに気が付き外に出てみました。

この時には水たまりがだいぶひけて、小さくなっていました。

雨がやんだ

さずがに山稜は耐水ファスナーを装備しているだけあって、ファスナー部からの雨漏りはありませんでした。

耐水ジッパーは漏れなし

長時間の雨のせいで山稜のテント生地は撥水性が無くなっていましたが、それでもテント内への雨漏りは確認できませんでした。

なかなか優秀です。

朝の山稜

昨日点火した森林香は雨にやられてふやけちゃってました(笑)

濡れた線香

テントの下の方は砂が跳ねてべちょべちょ。

これはテントが乾燥するのを待つしかないですね。

砂を被ったテント

農業用のペグは雨と風にしっかりと耐えてくれました。

とても頼もしいやつです。

強風に耐えたペグ

これは安いので、海辺でキャンプをする方にはおすすめしておきます。

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朝御飯は昨日のお粥をお茶漬け乗りで。

朝のお茶漬け

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この辺りで獲れたホタルイカのボイルを酢味噌でいただき。

やっぱりうまいなぁ。

ホタルイカ

この風で海が荒れ狂っています。

磯にザブーンと波がぶつかる大きな音しか聞こえません。

荒波

温泉でととのいました

お昼は近くの温泉で入浴した後、キャンプ場から30分くらいのところにあるスーパーまで買出しに出かけました。

キャンプ場に戻ってきたころには、日が少し傾いていました。

今日こそ日本海に沈む赤い夕日を見たいものですね。

晴れ間

今回のお話はこの辺で。

この続きは「2023年ゴールデンウィーク前半戦は鮎川園地へ 後編」の記事をどうぞ。

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