今回はユニフレームのキャンプケトルの紹介をします。このキャンプケトルは今やユニフレームのロングセラー商品ですね。
このケトルには焚き火の炎にかけてお湯を沸かすような過酷な使い方をしても問題が起きないタフなイメージがありますが、実際にその通りで僕もずっとこのケトルを使っていますが全く問題なく使えています。
これはケトル全てがステンレスで出来ているので丈夫なのですが、このステンレスのボディが良いのです。買った時はピカピカ光っていたケトルに焚火の炎で次第にススがついてくると、愛着がどんどんわいてくるという不思議な魅力のあるキャプ道具なんです。
今回は、このキャンプケトルの作りこみを見ていただければと思います。
目次
この姿はまさしくキャンプ用だ!キャンプケトルとの出会い
このユニフレームのキャンプケトルを購入したのは、パパーマン家がまだキャンプを初めて間もない頃のことです。
岐阜で一番大きなアウトドア用品店でキャンプ道具を物色していると、金属色にピカピカ光る渋くて格好いいケトルを見つけたのです。
「おおっ、これ良さそうだぞっ。」
とミッチーに声をかけました。
その時、”キャンプ用ケトル”という言葉から想像される理想のケトル像が、このユニフレームのキャンプケトルだったのだと思います。
キャンプケトルのコーヒー道具としての実力をチェック
先ほどは、キャンプケトルの第一印象について書きましたが、このキャンプケトルは「やかん」としての機能はもとより、実はコーヒーをドリップする道具としても、よく出来ているのです。
それでは、キャンプケトルの細部をみていきましょう。
ケトルの注ぎ口には灰が入らないようにフタがある
下の写真はケトルの注ぎ口の部分ですがフタつきです。キャンプケトルは直火にかけても耐えられる仕様になっているのですが、フタはこの様な使い方をした時に舞い上がった灰が注ぎ口から入らない様にとの配慮からつけられているものです。
もしもこのキャンプケトル以外のケトルを購入して焚火で使おうと考えているなら、やはりフタがついているケトルを選ぶといいと思います。中にはフタが無いケトルもありますが、ケトルの中に灰が入ると水の味が渋くなったりしますのでご注意ください。
もちろんアウトドアでは普通に使っていてもゴミやほこり、それから虫等が注ぎ口から入ってくる可能性があるためこのフタの存在はありがたいですね。
注ぎ口の形状は三角形なので水量調整がしやすい
次はフタを開けたところです。
注ぎ口が三角形になっていますね。これで、ドリップするときのお湯の量の調整がうまくできるのです。
コーヒードリップに最適な注ぎ方が出来る
試しに水を流してみます。下の写真は少量だけ流したところです。
ドリップするなら、これくらいかな。もっと水量を絞ることもできますよ。
さらに傾けることで水量を増やせます。この様に、比較的自由に水量を調整できます。
蓋にあるポッチが蓋を落とさない
次は上蓋の一部の拡大です。よく見ると、ぽっちがありますね。珍しいものじゃないかもしれませんが、良く作りこまれているなと感心してしまいます。
お湯が少なくなると、下の写真くらいに傾けて使うことは良くありますよね。フタと、本体の間のスキマが小さいことに加えて先ほどのぽっちが効いていて、こんな具合にケトルを傾けてもフタがポロッと落ちたりしません。
キャンプケトルの所有感を感じる作りこみ
コーヒーをドリップする機能以外にも、使っているといいと感じるところがありますので紹介します。
まずほとんど目立たないけど、使っていると感じる主張の強いユニフレームのロゴマーク。(笑)デザインは控えめですが、文字自体は大きいのです。
手でつかむことを考えて持ちやすいハンドル形状をしています。
注ぎ口の内側はパンチングメッシュになっています。見えないところも手を抜いていないですね。
キャンプケトルは直火でガンガン使っても大丈夫
キャンプケトルは焚火で使うことを前提に設計されたタフなキャンプ道具です。もし焚き火をするキャンプスタイルなら、お湯を沸かすためにガンガンこのキャンプケトルを使い倒しましょう。ステンレス製の頑丈なボディは直火でも少しも傷みません。そればかりかススがついてくると一段とかっこよくなってきますよ。
下の写真はユニフレームの薪グリルラージと合わせて使っているところです。薪グリルもキャンプケトルも同じユニフレームの製品ですが、冬キャンプの焚き火でこの2つを組み合わせて使う場面は僕の場合とても多いです。
この2つの道具だけで、手軽にお湯を沸かすことが出来る優れたキャンプ道具だと思います。
冬の寒い夜に焚き火をしていて、沸騰しているキャンプケトルから白い水蒸気が風で横に流されるのに気づいた時に、使っていてよかったなと感じることがありますよ。
人気キャンプケトルだけに入手困難になっている
以上、ユニフレームの人気ケトル、キャンプケトルの紹介でした。
現在、このキャンプケトルは売れ切れ状態が続いていることから入手困難となっています。廃番ではないのにアマゾンで2万円近い値段がついていることもありますので、購入される際は、適正価格になっているか気を付けましょう。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん、楽しいキャンプを!
今回ご紹介したユニフレームのキャンプケトルは現在廃番になっています。