キャンプではハンモックが一番心地よい場所

ハンモックにのって本を読んだり、昼寝したり、空を眺めたり、ハンモックは我が家のテントサイトでも、一番人気の場所です。特に、木陰でゆらゆら揺れながら過ごす時間は最高ですね。

今回は、我が家のハンモックの設営方法について紹介します。

ハンモック01

まずはハンモック選びから

ハンモックには、メキシカン、ブラジリアンなどいろいろな種類がありますが、形状では一枚生地で出来たものと、網目で出来たものに分けられます。

僕が使用しているのは一枚生地でできたものですが、一枚生地の特長はハンモックの中が外から見られないので、プライベート感があることです。

生地はパラシュート生地で作られています。パラシュート生地はとても薄い上に強度があり、収納するとコンパクトになります。

下の写真が僕の使用しているハンモックです。この通り、かなり小さいですね。広げるとハンモックの横に小さなポケットがついているのですが、このポケットにハンモック全体を収納する仕掛けになっています。

ハンモック05

このパラシュート生地のハンモック(2人用)は、なんとアマゾンで2000円ほどで購入しました。パラシュート生地のハンモックは安価な上に収納するとコンパクトで邪魔にならないので、キャンプで使うことを考えると僕の一押しです。

下の画像は同じパラシュート生地のハンモック3人用(耐荷重300kg)です。僕が購入した時よりも、今ではパラシュート生地のハンモックが一般的になって価格も下がっているようですね。

ハンモックのの素材や色にはバリエーションは数多くあって、下の様なカラフルな綿布でも2人用で2000円前程度で購入可能です。

サイズに迷ったら2人用以上のサイズがおすすめ

他にもいろんな種類のハンモックが売られているので、気に入ったもの探すといいと思います。ただ、サイズで迷ったら少し大きな2人用以上のハンモックがいいと思います。

1人用よりも2人用のハンモックに一人で寝たほうがゆったりできるし、子供がいれば定員にお構いなく何人も一緒に乗ろうとすると思うので(笑)。

ハンモックスタンドを自作すれば安あがり

ハンモックを購入したら、次はハンモックスタンドを用意しましょう。ハンモックスタンドは、ハンモックメーカからいくつか販売されています。

下のバイヤーのスタンドは折りたためるのが長所ですが、非常に高価です。

コールマン製ノハンモックスタンドは素材がアルミです。これも1万円超えてしまいます。

ハンモック自体が安価に手に入るだけに、メーカー製のハンモックスタンドが高価に感じてしまうかもしれません。そうなのです。ハンモックを導入する際の問題は、ハンモックスタンドが高いことなのです。

そこで僕は建材で使われる、ツーパイフォー(2×4)材を使って自作しました。次に作り方を簡単に説明しますね。

ハンモック02

2×4材とは、こんな木です。ホームセンターで1本400円くらいで売られていると思います。

この木を、長さ165cmくらいに短く切り、さらに縦に2つに切ると2本の脚ができます。これを自分で切るのは大変ですので、ホームセンターのカットサービスでお願いしましょう。

次にアイボルトとナットを用意します。アイボルトは、ボルトの輪にハンモックの端をひっかけるのに使います。アイボルトを購入する時は、ボルト部分が脚2本分の厚みにナット分の厚みを加えた長さ(10cmくらい)分が必要になりますので、お店でよく確認してください。

先ほど、作った2本の脚を重ねてアイボルトを通す穴を開けます。僕は木工用の電気ドリルを持っていたので、サイズに合った刃を購入して自分で開けましたが、これもホームセンターによっては穴あけ加工もやってくれることがあるので、出来ればお願いするといいと思います。

ハンモック03

自作のハンモックスタンドを作るにあたって、注意点が一つあります。

このスタンドは、折りたたみ式ではないので165cmの長さの脚を収納するスペースが、マイカーの荷室に必要になります。僕はホンダのステップワゴンに乗っていますが、3列目のシートを収納した状態で後のトランクからハンモックスタンドを突っ込むと2列目のシートの下にぎりぎり収まるくらいの長さになります。

製作前に、車の収納スペースについても考えておきましょうね。

ハンモック用のロープとペグは丈夫なものを選ぶ

次にロープですが、これはテントやタープで使うものでは強度不足ですので,ホームセンターで、8mm程度のやや太めのナイロンロープを探します。この時、強度はよく確認してください。

ロープの両端をペグダウンすることになりますが、ロープの長さをあとで調整できるようにする為に僕は張り綱結びというロープワークを使っています。

ここでは方法について説明しませんが、検索するといくらでもヒットしますので参考にしてみてください。

ロープもそうですが、ペグにも大きな負担がかかります。僕はホームセンターにあったロープ止め用のペグが丈夫そうに見えたので使っていますが、もしテント用のペグを使うならば鍛造ペグしかないでしょう。エリッゼステークの38cmクラスをおすすめします。

設営後、はじめに乗るときはペグが抜けないか注意しながら乗ってください。写真の場所は砂地でしたので、ある時ペグがスポッと抜けて僕は、尻を強打してしまいました。(笑)

ハンモック07

ハンモックスタンドにはロープをこの様にかけています。一見外れそうですが、ハンモックに人がのるとテンションがかかって外れません。

ハンモック04

木への固定はハンモック専用ベルトを使うと安全

さて、このハンモックスタンドを2セット作れば、ハンモックが完成ですが、キャンプ場にもし木があれば片側は木を使ったほうが安定性がかなり向上します。

ナイロンロープで木に固定する場合、ナイロンは摩擦に弱いので、ハンモックの揺れ等でロープがこすれて切れないように気を付けましょう。ハンモック専用ベルトが1000円程度と安価で売られているので、このベルトを使ったほうが安全だし木にも優しいです。

ベルトは木にグルグル巻くだけです。これだけでズレることはありません。

ハンモック06

そして、ハンモック側のカラビナをひっかければセット完了です。

ハンモック09

あとは乗るだけです。

ファミリーキャンプでのハンモックはおすすめのアイテムです。子ども達の人気の場所になるし、大人も食後にゆったりと昼寝できますよ。

ぜひ、ハンモックを楽しんでください。

ハンモック08

それでは、このへんで。

 

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