これが最後の戦い
前回の記事「頑張ったけどヒイラギしか釣れなかった福井新港の夕まづめ」の続きです。
福井県福井市鮎川町にある鮎川園地キャンプ場でのキャンプ四日目 2017年8月14日(月)の朝になりました。
朝6:00に起床。今日も朝は曇りです。連日、朝はきまって天気があまり良くない様です。そんなふうに思って海を見ていると、雨がパラパラと降ってきました。
そろそろ夏休みのソロキャンプもクライマックス。だから、なんとか魚を釣らないと思っています。そのためにキャンプ場の目の前の磯を渡り、先端で釣りをすることを昨日から考えていました。先端に行けば、何か釣れそうな気がするのです。
しならく待っていると、雨が止みました。さて、釣り具をもって出発です。
目の前の磯で最後まで頑張るが魚はつれず(泣)
いやぁー、今回は頑張りましたよ。昨日、釣具屋さんで青イソメを一杯分買って持っていったのですが、最後は全部なくなってしまいました。だけど、釣れるのはフグとベラばかり。(泣)
でも数だけは、いっぱい釣れましたね。一度、かなり大きな引きがあった時は、おおっ!と思いましたが、釣り上げると大きなベラでした。もう、釣り竿も折れちゃうし今回は完敗です。
そんなわけで、疲れ切ってテントに逃げ帰ってきました。この辺の磯を歩くのは山登りをしているのと同じ様な感じで、パパーマンは足がもう持たないのですよね。もう岩場を歩いて戻ってくると、最後はヒザがこらえきれないくらいフラフラになりました。
あーぁ、買って来た出刃包丁を結局使えませんでした。(笑)
4日目になると、テーブルの上もだいぶ散らかってきます。
朝ご飯は甘えびです。筋肉が疲れた時は、良質のタンパク質を補給しなければいけません。この季節は、漁の時期ではないので冷凍ものですけど。
越前がにミュージアムが面白い
お魚の方はあきらめて、今日も観光をすることに。
以前から気になっていた越前がにミュージアムを訪れました。ここはちょうど1年前にリニューアルされたのですよね。
越前がにミュージアムまでは、キャンプ場から南に向かって車を走らせれば30分くらいで着きます。
「道の駅越前」の広い駐車場に車を停めました。ミュージアムはちょうど道の駅の道を挟んだ向い側にあります。
越前がにミュージアムの入場料は大人1名 500円でした。さっそく、チケットを買って入館。
越前ガニ漁の歴史や、カニの展示、ズワイガニの解説、カニ芝居など、子供から大人まで楽しめる展示でした。パパーマンは、世界のカニの標本展示が面白かったですね。
ズワイガニですが、越前漁港で獲れたズワイガニは越前ガニ、鳥取で獲れたズワイガニは松葉ガニと呼ばれています。水揚げされる場所によって違う名前で呼ばれている様で、どちらも同じズワイガニなのです。
松葉ガニについては、実は松葉ガニという名前のカニが別にいるようですが、この本家の松葉ガニはあまり知られていないようですね。ちょっとかわいそうです。
カニが道路を横断するので、車を運転するときはカニに気をつけろ!という展示は、どこかの国の話みたいですが、パパーマンは、昔オートバイで旅をしていたとき、小さな島の道路でこれと同じような場面に遭遇したことがあります。
夕方、小さな島の外周道路のコーナーを抜けると、道路幅いっぱいに小さなカニがずっと広がっていて道が真っ赤になっていました。スピードを出していなかったのでその前で停止できましたが、カニが群がる赤い道路の光景に感動したのを覚えています。
越前がにミュージアムを出たあとは、道の駅のレストランでエビフライ定食をいただきました。
今日は、結構楽しめましたね。道の駅は入浴もできるしプールもあるので、ファミリーならミュージアムと合わせて一日中遊べそうなスポットです。キャンプをしていて雨が降ったら、このへんで遊ぶのも良いかと思います。
さて、そろそろ買い出しをしてキャンプ場に戻ります。
今回は、このへんで。
続きは次回「今年29泊目のキャンプ 鮎川園地キャンプ場最後の夜」の記事をどうぞ。