GOGlampingのコットテント用フライシートSKY EYE CT FLYの紹介
GOGlampingのSKYEYECT用フライシートを徹底レビュー!!

こんにちは、ochanです。

今回はGOGlampingの新型コットテント”SKY EYE CT"(SKY EYE CT 自立式 コットテント TC)用のフライシートSKY EYE CT FLYについてご紹介します。

もしSKY EYE CTの記事をまだお読みでない方がいらっしゃれば、先に下のリンク先にあるSKY EYE CTの紹介記事の方をお読みいただけると理解が深まると思いますので参考にしてください。

SKY EYE CTはコットの上に固定できるソロキャンプ用テント。

窓部分の面積が大きいので夏は風通しが良く、TC生地のためフルクローズにすれば冬でも結露をおさられ暖かく過ごせるため、カンガルーテントとしての素性のよいテントです。

先行して販売されているSKY EYEもそうですが、このSKY EYE CTもカンガルーテントとして使うユーザーに配慮してフライシート(SKY EYE CT FLY)が別売りとなっています。

今回ご紹介するSKY EYE CT FLYはアイデアがたくさん盛り込まれていて使っていて楽しいフライシートなのですよ。

このSKY EYE CT FLYには次のような特徴があります。

SKY EYE CT FLYの特徴
  • 天井部に空を見上げる大型のTPU窓あり。
  • テント前側のキャノピーにサイドウォールあり。
  • テント後ろ側はセンターファスナーにより荷物を置くことができる。
  • ローコットならテント本体を載せた状態でもスカートのペグダウンが可能
  • 巻き上げ可能な4シーズン対応スカート
  • 雨に強いポリエステル生地。

SKY EYE CTはこのフライシートを組み合わせることで雨の日にもソロテントとして単独で使うことができます。

既にSKY EYE CTをお持ちの方でこのテントをメインにしてキャンプを楽しみたいと考えられている方もいるかと思いますが、その場合には今回ご紹介するSKY EYE CT FLYも一緒にそろえるといいと思います。

今回はSKY EYE CT FLYの購入を考えられている方のために、この商品の主な特徴と仕様、そして実際にSKY EYE CT FLYを使って感じたことについてお話ししていきたいと思います。

サイドウォール立ち上げ時

それでは最後までごゆっくりとどうぞ。

SKY EYE CT FLYの3つの特長

それではまず初めに、このSKY EYE CT FLYの3つの特長を詳しくご紹介していきます。

テントにロマンを求めるユーザーもきっと満足すると思いますし、実用性も十分なフライシートです。

よくあるソロドームテントとの違いが伝わればと思います。

開放スタイル

星空を眺める大型TPU天井窓

SKY EYE CT FLYは天井が面積の大きなTPU窓になっています。

本体側(SKY EYE CT)の天井部にも大型の窓がありますので、フライシートを使っていてもこの窓をフルメッシュにしてやればテントの中に寝転んだ状態で空を見上げることができるというわけなのです。

GOGlampingで先行して販売されているSKY EYEのフライシートにはこのTPU窓が無かったのですが、きっとフライシートをつけた状態でも空を見たいというユーザーの声が多かったのでしょう。

SKY EYE CT FLYは星空を眺めながら眠りにつく自分の姿を想像してニヤニヤしてしまう、ロマン大好きキャンパー向けのフライシートですね。

TPU天井窓

サイドウォールつきキャノピー

SKY EYE CT FLYにはソロテントには珍しく、サイドウォールがキャノピーについています。

サイドウォール

正面から見るとこんな感じ。

このクローズ感、個人的にはとても落ち着くので気に入っています。

風の強い日には、このサイドウォールが風除けになり使い勝手が良いですよ。

サイドウォール付きソロテント

このサイドウォールによりテントの張り方のバリエーションが一気に増えますので、後ほど実例を紹介していきますね。

ローコット使用時にもペグダウン可能

下の写真はSKY EYE CTの下に2wayコットをローにして入れています。

この状態でもスカートを直接地面にペグダウンできるよう、SKY EYE CT FLYはスカートが他製品に比べ比較的長く作られています。

これなら冬キャンプでも隙間風が入ってこないので、コットの上にテントを置いて使えそうですね。

専用フライシート

SKY EYE CT FLYの仕様をチェック

次にSKY EYE CT FLYの仕様を見ていきましょう。

SKY EYE CTとSKY EYE

主な仕様

SKY EYE CT FLYの主な仕様について説明します。

素材 テント本体:190Tポリエステルタフタ

天井部:TPU(サーモプラスティックポリウレタン)

前室&後室の奥行 (約) 45CM 
収納サイズ (約) 42×14×14CM
総重量 1.3KG
耐水圧 3000mm
セット内容 フライシート本体×1

ペグ×5

自在金具付ロープ×4

収納袋×1

カラー ブラック
※TPUとは

テント天井部はTPUで作られています。

TPUとはウレタン樹脂とも言われているプラスチックの一種で、ゴムのようにしなやかな弾力性と硬質プラスチックのような強さを合わせ持っています。

引張強さ、引裂強さ等、機械的強度が高く耐摩耗性にも優れているため、スマホケースや食器にも使用されている素材です。

  • 収納袋
    収納袋の長さは42cm。写真上のテント本体と合わせてバイクでも積載できるサイズ感です。
    フライシート収納袋
  • ペグ他付属品
    ガイロープはキャノピー用2本と本体用2本の計4本で問題なく使えます。
    付属のペグはソロテント用の短いタイプ。
    先はとがっていないので、硬い地面では使えないと思います。
    これもいつものように非常用ペグと考え、別途ペグを用意した方が良いと思います。ペグ&ガイロープ
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  • 換気窓
    換気の窓は左右2か所についています。
    換気
  • 巻き上げ可能なスカート
    スカートはタッセルで巻き上げ可能。
    夏場はテント下から空気を取り込めるので温度上昇を緩和できます。
    4シーズン使えますね。
    スカート巻き上げ

SKY EYE CT FLYの使用感をレビュー

それではいよいよ、SKY EYE CT FLYを実際に使ってみて考えたこと、感じたことについてお話します。

フライシートの張り方バリエーション

SKY EYE CTは気候や使い方に合わせてフライシートの張り方を工夫することができます。

張り方をいろいろ試してみることができるのが、SKY EYE CT FLYを使っていて楽しいところ。

下の写真はサイドウォールを取り付けたところですが、点線の部分がファスナーになっていて取り外しも可能なのです。

点線のファスナーを外し、上に巻き上げてタッセルで固定することでサイドウォール無にもできるというわけです。

サイドウォールの開閉

こちらはファスナーを開けて跳ね上げたスタイル。

ここを切り離すと見た目のイメージもかなり変わってきますよね。

サイドウォール跳ね上げ

正面からみたところです。

正面より

次はサイドウォールのファスナーを閉じたまま跳ね上げたスタイルです。

キャノピーの角度次第ですが、ここまで上げると開放的な感じになりますね。

天候の良い日はこのようなスタイルもいいのではないでしょうか。

開放的なスタイル

正面から見たところ。

これなら一番奥にチェアを下げても、頭がキャノピーに触れることはありません。

正面より見る

SKY EYE CT FLYは雨漏りしないか?

SKY EYE CTはTC生地だし、天井部に窓がついているのでフライシートの耐水性がとても気になるところだと思います。

都合の良いことに??SKY EYE CT FLYを使って2度目のキャンプで雨にあいました。

結構濡れましたが、雨漏りはありませんでした。

その時の様子を少しお話します。

ボトムの部分で落ちてきた雨が地面で跳ね返ってインナーにかからないか気になりましたが、観察したところSKY EYE CT FLYの長いスカートによって雨がインナーテントを濡らすのを防ぐことができていました。

もちろんボトムからの雨の浸入については、SKY EYE CTをコットの上に載せてやれば完全に使い対策になると思いますが。

スカートに雨水

もうひとつ、天井のTPUの部分から雨が浸入しないか心配な方もいるのではないかと思います。

雨漏りを確認したところ、TPU部分についても問題ありませんでした。

SKY EYE CT FLYを雨天で使う

僕が手にしたSKY EYE CT FLYについては、防水性に関し全く問題がないという結果でした。

SKY EYE CT FLYのここがマイナスポイント

完成度の高い印象を受けたSKY EYE CT FLYですが、一つだけ使っていて気になったところがありましたのであげておきます。

サイドウォールを巻き上げて使用する時はタッセルで固定するのですが、このタッセルの外側のパーツがファスナーに近いところに取り付けられているためフライシートをフルクローズにしたりオープンにする時にファスナーを動かしているととても噛みやすいです。

このファスナーを操作する頻度はとても少ないのでそれほど気にする必要はないかもしれませんが、使っていて少しストレスに感じる部分ではあります。

ファスナーが噛みやすいパーツ

SKY EYE CT FLYまとめ

ここまでSKY EYE CT FLYの主な特徴と仕様、使ってみて感じたことについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。

SKY EYE CTをカンガルーテントとしてシェルターの中やオープンタープの下で使うのであればこのSKY EYE CT FLYを購入する必要はありません。

だけど、もしテント本体が気に入って単体でソロドームテントとしての使用も考えている方にはぜひお勧めしたいです。

TC生地のインナーテントは意外と使い心地が良いものです。

もしSKY EYE CTを使っていて気に入ったならば、このSKY EYE CT FLYをあとから追加してソロテントとして使うのも良いと僕は思います。

SKY EYE CT FLYまとめ

それでは今回はこのへんで。

みなさん、楽しいキャンプを。

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