ユニセラTGで焼く焼き鳥の魅力
このところのochanは、キャンプに行けばかならずといっていいほどユニフレームのユニセラTGで焼き鳥をつくっています。
なんと言っても炭火でつくる焼き鳥はやはり最高の味なのです。
これは炭の煙でいぶされて燻製の様に焼き鳥の香りが良くなるのでしょうね。これはCB缶を燃料とするイワタニの炉端大将なんかでは出せない味です。
ところで、ochanの持っているユンセラTGは旧型です。今はユニセラTG-Ⅲという水で丸洗いできる仕様に改良されていますが、使い勝手については同じなので今回はユニセラTG/TG-Ⅲで火をおこす方法について紹介します。
ユニフレーム ユニセラTGの構成
下の写真はユニセラのケースです。新型のユニセラTG-Ⅲはケースが付属していないようですが、旧式はじめからついていました。
つかい終わった後のユニセラは油でベトベトになることもあるので、このケースはやはり必要だと思います。
分解したところです。これだけのパーツを組み立てていきます。
ユニセラを組み立てたらこんな感じになります。
焼き網は裏表を使い分けることによって炭からの距離を変えることが出来ます。2段階に火加減を選ぶことができるというわけです。単純ですが、よく考えられていますね。
ユニセラで火をおこす手順
さて、火おこしの手順ですが、まず炭をロストルの網の上に置いていきます。このときにユニセラの容量を考えながら投入する炭の量を調節してください。
着火剤は、よくホームセンターや100均などで売られているブロック型のこのタイプが一番使いやすいし経済的だと思います。
炭の種類にもよりますが、普通は2ブロックほど使えば十分着火出来ると思いますよ。
炭の下に着火剤をおきライターで火をつけます。できればライターはチャッカマンタイプが安全だし使いやすいですね。また着火剤は安全のため、かならず網の上においてから火をつけましょうね。
着火剤の上に炭をかぶせる様につみ重ねていきます。風のとおり道を残すように、炭の上には少し空間をつくっておくのがコツですよ。完全にふたをしてしまうと、風が通らず火が消えてしまいます。
炭おこしが終わるのタイミングはいつ?
さて下の写真では日が沈んであたりが暗くなりましたが、この方が火の状態を見やすいです。下の写真の様に、炭のまわりから炎が出なくなれば炭おこしは完了です。
一方、昼は炎が見にくいですので、炭のまわりがすべて白くなっていればOKと判断するといいと思います。
炎がまだ出ているうちにBBQを始めると、網の上まで火が上がることもあるので材料が黒こげになったりします。
ですので、炭の火おこしが完了するまでタイミングをまちましょう。
もし待っている間の火を有効に使いたければ、お湯をわかしたりご飯を炊いたりすることもできますよ。
ユニセラは、空気の通り道がうまくできているので少し時間はかかりますが、火おこし器を使わなくても大丈夫です。実際にパパーマンはユニセラを使う時には火おこし器を使っていませんよ。
ただ、どうしても時間を短縮したいのであれば、火おこし器は有効な道具だと思います。炭おこしが終わったら、あとはユニセラで材料を焼くだけですね。もしBBQをやったことがなければ、はじめは焼き鳥がおすすめです。
余談ですが、ユニフレームのHPに紹介されているように灰受けの上に着火剤をおいて、炭をおこす方法を僕も試したことがあります。結果は、うまく炭に火がつきませんでした。
これは灰受けの上に着火剤を置くと、炭と着火剤が離れてしまうことと、屋外は風があるので風によって着火剤の火が真上には上がらず、ますます炭に着火剤の火が炭にとどきにくくなることが原因だと思います。
ですので、この方法で炭に火をつけるのは、条件がそろわなければ難しいと思います。
-2016.3.30追記-
これについては、続編があります。
ユニフレーム「森の着火剤」を使ってユニセラで炭をおこしてみるの記事をどうぞ
-追記終わり-
ユニフレームには焼き鳥専用の台という商品がありますが、焼き鳥なら付属の網でも十分ですよ。これから、河原やデイキャンプでBBQが楽しいシーズンになりますので屋外で、おいしい炭焼きをつくりましょう。