前回の記事「粕川オートキャンプ場の朝は秋刀魚とサギと雨雲ではじまる」の続きです。

岐阜県揖斐郡揖斐川町にある粕川オートキャンプ場 2018年9月9日(日)のまだまだ朝。

次回は川の方を向けてテントを張りたい

今回のキャンプではパンダTCに組み合わせるタープにムササビウイングを選んだのですが、このムササビとパンダを合体させると、粕川のオートキャンプブース(駐車場のあるサイト)の場所では、テントの正面を川に向かって張る(この写真から90℃回転させる)のがサイトのサイズの制約より難しそうです。

やはりテントの前に座った時に隣のサイトを向くのではなく、気分的に川の方を眺めているのが理想だと思うのですよね。

昨年の台風によるキャンプ場の被害の補修が終わり、今年6月30日にキャンプ場が再開されると下の写真の手前に見える歩行者用道路の幅が大きくなっていて、これによってテントを張ることの出来る有効面積が減ったのです。昨年まではきっと問題なくムササビウイングを使っても川の方を向けてテントを張れていたはずです。たしかに昔も一応は歩道があったのですが、今のように境界線はハッキリとしていなかったのですよね。

そんな一見テント設営の邪魔にも思えるこの歩道ですが、裏側の大きな道路は車が通行するので、歩行者の安全のためにもこちらの歩行者用道路の必要性はよくわかります。特に小さな子供が車道の方に飛び出してくると危ないですからね。

というわけで、この歩行者用道路に干渉しないように、なんとか川の方をテントの正面にできないかと思案中。ムササビウイングは端っこが細くなっていて全長が意外と長いわけで、それなら手持ちのコットンソロレクタなら大丈夫かなと思ってみたり。

なんて、こういうことを考えている時ってとても楽しいですよね。(^^ゞ

粕川54_ムササビとパンダ

アキアカネの旅

タープの下にいたら、トンボのシルエットに気がつきました。回り込んで正体を確かめるとアキアカネでした。

このアキアカネは夏になると高地に移動してしまうのですが、最近涼しくなったので、また生まれ故郷に戻ってきたのかもしれませんね。

このアキアカネですが、じっとタープにとまって動かず。うーん、今日はお疲れみたいです。

・・・あと、まだタープが濡れてるみたい。

粕川54_アキアカネ

あいかわらず、いつもの山の方には白い雲が出ています。でも少し光が差しこんでいるところもあります。

粕川54_いつもの山.

天気が良くなればいいけど。

粕川54_空

パンダTCとムササビウイングを接続しているけど

パンダTCとムササビウイングの接続方法ですが、

粕川54_ムササビウイング合体

こんなふうにカラビナひとつでつないでいます。ピルツ7の時も、ムササビウイングと接続する時は同じ方法でつないでいたのですよね。

ところが最近になってテンマクデザインのHPに「パンダTCとタープの正しい接続方法について」というページが出来ました。(現在、このページは削除されています。)

この説明によれば、今回パパーマンが用いた方法は「絶対にやってはいけない接続方法」に該当します。(笑)

(そこはわかっててやっているわけなんですが。)

みなさん、もし接続する時は十分お気をつけくださいね。m(__)m

粕川54_ムササビウイング接合部

一応大丈夫だったか念入りに確認しておきましたが、輪っかの部分に幸いダメージはありませんでした。

ところで、これは後から写真を見ていて気がついたことなんですけど、パンダTCって前後どちらでも同じデザインなので、使うときに向きは気にしなくていいと思っていたのですが、輪っかには前後がある様です。上の写真からすると、今回のテントの前後方向は逆だったみたいですね。

粕川54_パンダTC輪っか

付属のハーフインナーについて

パンダTC付属のハーフインナーについて気になったことを書いておきます。

まずハーフインナーのサイズのことですが、パパーマン愛用の高反発マットレス100cm×200cm×3cm(厚さ)を置くと下の写真の様になります。ハーフインナーの公称サイズは115cm×250cmということですが、幅については何故か100cmのマットレスがぴったり入ったという感じでした。

ここは購入前に心配していたところですが、とにかくインナーの中にマットレスが収まってくれたのでホッとしました。(笑)15cmがどこにいってしまったのかは今のところ大いなる謎ですが、いずれ検証してみようと思っています。

長さ方向の寸法はマットレスを置いても足元と枕元に少しずつ余裕がありました。枕元にスペースが出来ればランタン等の小物を置くことが出来るのでありがたいですね。

粕川54_高反発マット

付属のハーフインナーの話をもう一つ。今回はテント設営前に雨が降っていたので地面がはじめからウェットだったせいもあり、今回はインナー床の一部が少し濡れていたのに気がつきました。というのもハーフインナーはボトムの耐水圧が1500mmと低めの設定なのですよね。

パンダTCにはフットプリントのメーカー設定が無いので、今のところ他メーカーのシートを流用しないと駄目みたいです。使えそうなフットプリントについては、これから研究しようと思います。(2019.5現在 テンマクデザインから専用のフットプリントが出ています。)

さて、そろそろ撤収の時間です。

粕川54_パンダTC

テントを折りたたんでいるタイミングでポツポツと雨が降ってきました。 おぉ、ぎりぎりセーフです。

なんとか今日は乾燥撤収が出来て良かったー。(^^ゞ

この日はいつもよりはやく、9時ころにキャンプ場を出てヒマラヤスポーツに向かいました。( `ー´)ノ

粕川54_パンダパンダ

今回のキャンプ日記も最後までお読みいただきありがとうございました。

パンダTCの初張りキャンプでしたが、パンダTCは今回使ってみてなかなかいいテントじゃないかと思いました。真冬も使っていきたいと思っていますが、どうなるかちょっと楽しみです。何か工夫が必要かもしれませんね。

今月は「PANDA TC TARP」 が発売予定になっていて、こちらもどんな製品になるか興味津々です。写真で見ると足元の方までタープが囲ってくれるようなので、冬の冷たい風対策として特に有効ではないかと期待しています。

それでは、今回はこのへんで。

明日もキャンプに行きたいっ!

→初めの記事「テンマクデザインのパンダTC初張りキャンプヘGO!!」に戻る。

 

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