前回の記事「雨キャンプへの備えはまずテントの設置場所選びから」の続きです。
岐阜県揖斐郡揖斐川町の粕川オートキャンプ場 2020年3月7日(土)ソロキャンプの夜。
テント設営が完了し、ランタンにも点灯して夜を迎える準備がすっかり出来たところで、しばらく幕内で休憩です。
いつものこのキャンプ場なら、夕暮れ時になると川沿いに焚き火の明かりがずらっと並んでいる光景を見ることが出来るのですが、今日は焚き火をしている人が少ないようで、明かりもポツポツしか見ることができません。
流石に夜半から雨が降ると分かっているので、焚火をすると後片付けが面倒ですから仕方のないところです。
外が真っ暗になってくると気温が急に下がり、徐々に粕川オートキャンプ場に特有の風も吹き始めました。
「おぉー、さむぅー。」
あまりに寒いので前室を完全に閉じ、テント内にこもることにしました。
目次
トランギアのケトルでお湯を沸かす
トランギヤのケトルでお湯を沸かし、リプトン紅茶を飲みます。
トランギアのケトルって、丸っこくていいデザインだなと思います。
サイズの大きなのはちょっと形が変わってくるので、僕はこの0.6Lが一番いい形だなと感じます。
ST-260も点灯。ガスランタンは幕内の暖房の足しにはなるかなと。
これでテーブルの上は十分な光量です。
トランギアのメスティン自動炊飯に再チャレンジ
さて、前回のソロキャンプに続いて、今回もトランギアのメスティンで自動炊飯をしたいと思います。
前回の自動炊飯の様子はこちらです。
前回は失敗に終わったのですが、今回の1つ目の改良点は米だけでなく水の計量をしっかりやることです。
シェラカップの目盛りで、1合のお米180ccに対して、水を200ccの割合でメスティンに入れてやります。
エスビットに市販の青い固形燃料を使う
エスビットに市販されている青い固形燃料(25g)を載せて着火しました。
固形燃料は一個20円くらいなので、これで炊飯が出来るのなら、かなり低コストですね。
お米を水につけること約30分。
それからメスティンで炊飯をはじめました。
しばらくすると湯気がフタのすきまから出てきましたが、これは先週の炊飯の時よりもたくさん出ている感じがします。
なんとなくですが、良い感じがします。
固形燃料の火が完全に消えてから、タオルにメスティンを包んで蒸らし工程に入ります。
この時、2つ目の改良点としてメスティンの天地をひっくり返してやりました。
20分くらい蒸らして、食べることに。
さてうまく炊飯が出来たかな?
今回はメチャ旨いご飯が完成
ご飯の見た目はとても良い感じです。さて味のほうはどうでしょうか。
と、一口食べてみて少し驚きました。
「これ、ホントうまい!」
こんな手軽なシステムで、これくらいうまくご飯が炊けたら合格ですね。
「メスティンやるなー。」
これからしばらく、メスティンで炊飯することになりそうです。
ソロキャンプの夜にポトフ
ポトフはフランスの家庭料理ですが、ソロキャンプでこれを作ってみるとどうなるでしょうか。
まずは具材としてソーセージは欠かせませんね。
ベーコンも大きめに刻んで入れます。これも出汁がよく出そうですね。
野菜ですが、ここは一通りスーパーでいろんな野菜を買ってしまうと食べきれなくなると思い、野菜炒め用のキャベツと玉ねぎのたくさん入ったカット野菜を使ってみました。
量的には、これでちょうど良かったようです。
コッヘルで煮込んでいきます。
コンソメと、多めの胡椒を入れてやりました。
野菜の甘い味とソーセージとベーコンの出汁がたっぷり出ていて美味しかったですね。
特にキャベツの甘みがよく効いていました。キャベツが美味しかったので、食べきれないかもしれませんがキャベツだけのカット野菜をもう一袋入れても良いかなと思いました。
強い雨が降ってきた
夕食が終わったら、突然強い雨が降ってきました。
お隣でテントを張らずに焚火を楽しんでいた男女二人が、この雨に慌てて片付けをしています。
しばらくテントを叩く大きな音を中でじっと聞いていましたが、気になったのでテントの前室を開け、それから外の雨の様子を見てました。
まだ時間があるので再びテントの中にこもり、少し前に買った本を読んだり音楽を聴いたり。
しばらくして寝床に入りましたが、それからまた一段と雨の勢いが強くなった気がしました。
きっと寝ている間にテントに浸水することは無いと思っていたので全然気になりませんでしたが、何故か今夜の雨音だけはうるさく感じ、おかげで寝つけず閉口しました。
それでは今回はこのへんで。
この続きは次回の記事をどうぞ。
おやすみなさい。