2018年10月6日(土)7日(日)の一泊二日で愛知県犬山市にある桃太郎公園 栗栖園地キャンプ場でソロキャンプをしてきました。今回で今年31泊目のキャンプになります。
目次
台風25号接近中のキャンプ場でパンダTCタープを張る
10月6日の16時頃キャンプ場に到着。この日、到着が遅かったのはキャンプに行くかどうかずっと迷っていたからです。というのも台風25号のやってくるタイミングとジャストだったからなんです。
ただタイミングはあっていたけど、台風の進路が日本海側にずっとそれたおかげで朝から岐阜では雨が降ったりやんだりといった程度でした。出発するまで大雨にはなりませんでしたね。
だけど台風が本当に怖いのは、雨よりも強風の方です。こちらも予報を調べましたが、なんとか大丈夫そうな風速。というわけで日の暮れる前にキャンプ場に到着しようと家を出発したのです。
パパーマンが栗栖園地キャンプ場に到着した頃、すでに15張りくらいのテントが張られていました。
今日は三連休の初日です。なんとか今夜の台風さえやり過ごせば、連休後半は天気が回復するわけなので、そのせいもあってか思ったよりも泊まりのキャンパーさんが多かったように感じました。
さて今回のキャンプでは、これまで使って来たテンマクデザインのパンダTCに買ったばかりのパンダTCタープをさっそく連結して使うつもりなんです。
このパンダTCタープはWILD-1オンラインストアで9/23(日)18:00に発売開始されて、すぐにカートの中身が注文できる状態になった瞬間にポチッったものです。(笑) というわけで、前回の平湯キャンプ場からスマホで注文していたものなんです。
そこまでしてパンダTCタープを入手したにも関わらず、先週は台風24号が週末に接近したためキャンプができなくて残念だったのです。((+_+)) そこで一週お休みして、今回のキャンプで待望のパンダTCタープを初めて張ることになりました。
というわけで、今回の記事は台風接近中の栗栖園地キャン場でパンダTCタープを初張りしたお話です。
強風でも張りやすいのがワンポールテントのメリット
まずはいつもの様にパンダTCの設営からです。今回は風向きを第一優先に考えて、出来るだけタープに真横から風が当たら無いような向きにテントを設営することを考えました。
パンダTCのテント単体の場合はどこから風を受けてもかなり耐えられるのですが、やっぱり大きな面積のタープが真横から風を受けると、強度的に厳しい条件になりますからね。そこで考えた挙句、テントの後ろ側から風を受けるような向きに設置することにしました。
ワンポールテントはしっかりペグダウンをしてからポールを立ち上げる設営手順なので、ドーム型テントの様に設営中に強風でテントが飛ばされてしまうような心配がなく、こういったときに安心して張れるのが良いですね。
パンダTC用のポールはスチール製に変更した
パンダTC用のポールですが、今回はパンダTCタープをテントに連結するので付属しているアルミ製のポールではなく、別売りのスチール製ポール(PANDA TC STEELPOLE)を使用しました。税抜きで定価2,800円は少しお高い価格設定だと思いましたが、スチールポールに変えると安心感がぐっと増すので、仕方ないところです。
欲を言えば、はじめから付属ポールはアルミでは無くスチールポールでよかったのでは?と思います。(;^ω^) アルミポールはスチールポールよりも確かに軽いのですが、軽量コンパクトなテントが欲しい方はきっと重い素材を採用しているパンダTCなんて、わざわざ選ばないはずですから。
スチールポールを使って立ち上げ、ガイロープまでペグダウンすればパンダTCの完成です。ここまでの作業は慣れて来たこともあって、難なく出来ました。
タープ設営は強風のために手間取った
ここからが、いよいよパンダTCタープの設営開始です。初めて張るのに強風のコンディション。いつもと違って真面目に少し緊張していました。(@_@;)
パンダTCタープの収納袋の中にはタープ本体の他に2本のスチール製ポール、そして下の写真の二股になっているガイロープが2本と金属製カラビナが入っていました。
いやぁー、やはりタープをたてるのは大変な作業でした。パンダTCタープを張る時になって改めて風の本当の強さを感じました。
いったんタープが風を受けると、いくら両手で引っ張ってもビクともしません。もう人の力では圧倒的な風の力に太刀打ちできないのですよ。そこでポジションを調整しながら、ペグを一本ずつ打ち付けて位置決めしていきました。一度で位置が決まらないときはペグを2本使い、1本を打ってはタープ端の固定リングをかけなおして位置をずらし、はじめ打ち込んでいたペグを抜く作業を繰り返しました。
タープ中央のハトメの穴が役に立った
パンダTCタープのサイドの中央にハトメの穴があったので、持っていたフック付きのゴムロープをかけてやりました。こういった時に、少しでもタープにかかる力を分散できるのはいいですね。さっそくこのハトメが役に立ちました。
タープの反対側はこんな感じです。タープに使っているペグは、全てエリッぜステークの38cmを使用しています。タープのペグが1本でも抜けたら大変なことになるので、ここは長いペグを使って出来るだけ万全な仕事にしています。
パンダTCにムササビウイングなんかを連結したときと違い、タープのサイド面がほぼ閉じているので、横からの雨の吹き込み防止にはかなり効果が期待できる形状になっています。
もちろん、冬場の冷たい風も遮ってくれそうなので期待しています。
パンダTCタープの下は洞窟のようです
今度は前から見たところです。
パンダTCタープはほぼテントと同じシルエットで張ることになるので、前方以外は周りを囲まれるような感じになります。タープ下にいると洞窟の中にいるような安心感を感じます。
実はパパーマンがパンダTCを購入する決め手になったのが、このパンダTCタープを連結したときの姿が気に入ったからなんです。だからパンダTCタープの発売が決まっていなかったら、パンダTCを買うこともなかったでしょう。それまではキャンパルジャパンのヴィガスがソロテントでは最高だよなとか妄想していたのですから。(笑)
というのもパンダTCにムササビウイングを連結したとしても、きっと冬は横から冷たい風が吹き抜けて寒いし雨が降れば吹き込んで荷物が濡れてしまうはずです。でもこのパンダTCタープを使えば周りをタープとテントで囲まれるので状況が一変するのです。特に冬キャンプでのパンダTCの実用性が、このタープの登場でずっと高くなったと思ったものです。
後ろから見たところです。タープ内への風の吹き込みをもう少しやわらげるために、テントとタープの間の隙間を狭めることは出来るのですが、今回は勝手がわからなかったのでこのへんにしました。
問題はパンダTCとパンダTCタープの連結
さて、問題のパンダTCとパンダTCタープの連結部です。(笑) パンダTCの頂上についているリングは千切れるといけないので、この時は使っていません。その代わりタープの端っこをテントにかぶせる様にしてガイロープで固定しています。
タープを設営する際に何に時間がかかったかって、この連結部を固定する作業なんです。風が強かったのでこのかぶせる部分がテントの右に落ちたり、左に落ちたりして結構大変でした。一度ずれたら、直すためにタープのガイロープを一度ゆるめてやらないと駄目でしたので。(;^ω^)
でもきっと風のない日なら、あまり時間をかけずに出来る作業だとは思います。
ところで、この連結方法ですが、あとでテンマクデザインのHPのパンダTCのページを確認したら違っていました。(笑) なので、ここはもう少し研究しますね。(^^ゞ
ただテンマクデザインの推奨方法はテント上のリングにカラビナを一時ですが固定しているようなので、もしもの時(強風時など)はリングが千切れる可能性を否定できませんね。カラビナを外してしまえば問題ありませんが、それまでの間が少し心配かな。
なんて、強風時にテントとタープを連結していて思ったりしていました。(笑)
それでは、今回はこのへんで。
続きは次回「あらしのよるに」の記事をどうぞ。